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いよいよその全貌が! 「METAL STRUCTURE 解体匠機 νガンダム」

圧倒される緻密さ、大型アイテムの迫力、これぞ究極のνガンダム

12月発売予定

価格:102,300円(税込)

 「METAL STRUCTURE 解体匠機 νガンダム」はおもちゃショーで公開され、ガンダムファンの目を釘付けにした商品である。今回、第59回 全日本模型ホビーショーでこれまでを上回る規模での出展が行なわれた。本商品は12月発売予定で、価格は102,300円(税込)。

 おもちゃショー、そしてTAMASHII NATIONS TOKYOに続いての出展であるが、これまでのものは光造形の試作品だったものだが、今回は製品と同じ部品を使った工場の試作品だという。製品に近いものだが、実際に販売される商品は、ここからさらに作り込まれるという。

各部を見るだけでその情報量に圧倒される
今回の展示テーマは可動。本商品のポテンシャルが紹介された

 今回の展示のテーマは“可動”。全高約37cmの巨大アイテムであるが、ポーズをとらせることも可能ということで、今回は武器を構えたポーズや、手足を大きく動かした各部を展示している。

 もう1つが装甲の展開である。コクピットハッチだけでなく、足、腰、肩など各部が展開し内部フレームが見えている。内部フレームは金属の焼き入れを思わせる塗装がされており、メカニカル感を強めている。

 「METAL STRUCTURE 解体匠機 νガンダム」の装甲の展開はあくまで冷却とメンテナンスのためで、サイコフレームはコクピット周辺という解釈だ。この冷却/メンテナンスでの装甲展開のギミックが、後の「ユニコーンガンダム」でのサイコフレームを露出させる“変身”に繋がったという考えのもとで設計が行なわれているという。

 戦闘中の可動を考えたハッチと、純粋にメンテナンス用の可動用にも展開解釈をわけており、そういった各部の機能も考えて楽しんで欲しい、というのが企画者の想いだという。

装甲、メンテナンスハッチの展開。その解釈が楽しい

 もう1つ、「フィンファンネルセット」の商品化が正式決定した。こちらはちゃんと台座にくっつく追加台座が用意され、しかも複数連結させることで「ダブルフィンファンネル」にもできるとのこと。こちらの今後の発表も期待したい。「ガンダムアイテム」の歴史に名を残す、超弩級アイテムである。

商品化が決定したフィンファンネル。こちらも凄まじいクオリティだ