【特別企画】

2019年最高のロボットフィギュアを手に入れろ!

エヴァ、ダイアクロン、マクロス……完成品だからこそ楽しいアイテム達

 2019年を締めくくるホビー企画「2019年最高のホビーアイテムを手に入れろ!」。本稿では、ロボットをモチーフとしたアクションフィギュアを中心に紹介していきたい。

 プラモデルとは一味違う完成品アクションフィギュア。価格は高めだが、塗装が施されており、ハイクオリティな商品を手にすることができる。関節などに金属パーツを使っていて、凝ったギミックが楽しめるだけでなく、耐久性も考慮されている。

 「ガンダム」関連のアイテムとはまた違ったデザインや世界観の魅力を持った製品の数々。精密なディテールや可動、合体変形などのギミックを楽しめるものを揃えてみた。

ヒロイックなアクションが似合う!「METAL BUILD エヴァンゲリオン2号機」

・BANDAI SPIRITS
・11月30日発売
・価格:24,200円(税込)
・「METAL BUILD エヴァンゲリオン2号機」のページ
https://tamashii.jp/special/metalbuild/evangelion/02/

 「超合金」シリーズの手触りと、作品に合わせたデザインアレンジを加えたBANDAI SPIRITS至高のトイブランド「METAL BUILD 」にて、「エヴァンゲリオン初号機」に続いて「エヴァンゲリオン2号機」が登場する。

 劇中での派手な登場は、初号機とはまた違ったヒロイックな魅力を持ち合わせていて、赤のボディがそれを引き立たせている。アクションフィギュアとしての価値も高く、このアイテムでももちろんその動きをアピール。走る、跳ぶ、蹴るといった格闘アクションの他、パレットライフルやサンダースピア、2種のプログレッシブナイフといった武装を絡めたポージングも楽しくなるだろう。

 初号機と同様、事前人気が高く、予約なしでの入手は困難となりそうだが、品薄に振り回されず、適正価格での購入を検討してほしい。

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ファン待望のVF-1Sは、劇場版カラーでロールアウト! 「DX超合金 劇場版VF-1S バルキリー(一条輝機)」

・BANDAI SPIRITS
・11月23日発売
・価格:19,800円(税込)
・「DX超合金 劇場版VF-1S バルキリー(一条輝機)」のページ
https://tamashii.jp/special/macross/vf-1s/

 「DX超合金」ブランドでの「VF-1J バルキリー(一条輝機)」の衝撃の発売から1年、「VF-1A」マックス機に続き、ファン待望の機体「VF-1S」が同ブランドから発売となる。しかも今回は劇場版機体の製品化であり、差し色に赤を用いて、TV版とは本体のマーキングを一新している。

 このアイテムの魅力はなんといってもそのボリュームと、それに負けない造形のシャープさ、そして完全変形だ。ファイター時で約30cmという大きさとそのシャープなエッジを備えたディテールは、実物を手にすれば実感できるはず。同じ「マクロス」シリーズを展開している「HI-METAL R」シリーズと比較するとその大きさは倍近くあり、その魅力は対照的だ。

対照的な魅力を備えたアイテムである。もちろんVF-1シリーズの「ファイター」、「ガウォーク」、「バトロイド」への完全変形も実現している。その変形のプロセスはBANDAI SPIRITSがVF-1J版のものを動画で公開している。

 付属品を必要最小限にして価格を抑えており、対応の「ミサイルセット」や「スーパーパーツセット」が現在プレミアムバンダイにて受注中だ。購入検討をしている人はそちらもチェックしてみよう。

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ドリルのマシンは漢のロマン! 「ダイアクロン DA-47 トライヴァース トライディガー」

・タカラトミー
・2020年1月下旬発売予定
・価格:13,200円(税込)
・「ダイアクロン DA-47 トライヴァース トライディガー」のページ
https://www.takaratomy.co.jp/products/diaclone/product_details/trivers-tridigger.html

 タカラトミーがオリジナルで展開しているハイターゲットトイ「ダイアクロン」の、「トライヴァース」の第3弾となる機体がこの「トライディガー」だ。

 予測不能なワルダー軍団の攻撃に対して新たに開発された戦闘システムであり、「トライ」の名の通り3機編成タイプのシステムを搭載しているという設定があり、コクピットのある「ボレットコア」を中心に、「トップマシン」と「ボトムマシン」による合体・変形を実現している。走行機動と接近格闘機動特化の「トライダッシャー」、飛行戦闘機動特化の「トライジェッター」に続き、この「トライディガー」は破壊戦闘機動特化の機体で、重機のようなカラーリングやドリルを装備したデザインが男子の心を熱くさせる。

 「ダイアクロン」シリーズの中ではミドルサイズのアイテムであり、同シリーズの売りである合体変形が可能なプレイバリューの高さを実現しつつ、手にしやすいサイズ・価格帯を設定しているのが特徴だ。

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アニメ版の愛らしさを備えた「トランスフォーマー マスターピース MP-45 バンブルVer.2.0」

・タカラトミー
・11月発売
・価格:13,000円(税別)
・「トランスフォーマー マスターピース MP-45 バンブルVer.2.0」のページ
https://tf.takaratomy.co.jp/products-lineup/tf_mp/mp-45

 来年放映35周年を迎える「トランスフォーマー」シリーズの最高峰のブランドとして展開中の「マスターピース」シリーズより、「バンブルVer.2.0」がタカラトミーよりリリースとなる。

 昔からの特にアニメを見て育った世代の「トランスフォーマー」ファンには馴染み深い名前とシルエットのバンブルは、実は「マスターピース」では2回目の発売となるものだ。変形後のビートルは、フォルクスワーゲン社公式ライセンスによる監修を受けていて、以前のバージョンが実車に近かったものが、この「Ver.2.0」はアニメ放映当時の「チョロQ」のデフォルメスタイルを踏襲した新規の設計で、以前のバンブルよりもさらにアニメ登場時の可愛さが含まれたシルエットに近づけている。

 ビークルモード時に乗せられる地球人の主人公スパイクのフィギュアやナンバープレート、表情違いの2つの顔パーツなど、プレイバリューを高めるが付属。35年前を思い出しながら楽しんでみたい。

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禍々しさも感じられる巨大な翼を得た“鉄(くろがね)の城”。「RIOBOT マジンガーZ」

・千値練
・12月発売予定
・価格:27,000円(税別)
・「RIOBOT マジンガーZ」のページ
http://sen-ti-nel.co.jp/product-about/1_RIOBOT/product-about1_036.html

 千値練が手がけるメカアクションフィギュアの「RIOBOT」より、「マジンガーZ」が発売となる。

 全身に独自のディテールが施され、力強くアレンジされたプロポーションの一方で、頭部はオリジナルに近いデザインを踏襲。カラーリングは黒とシルバーを基調としていて、精悍さを引き立てている。「RIOBOT」シリーズらしい可動ももちろん健在で、外連味たっぷりなポージングも可能だ。

 注目は「RIOBOT」オリジナルデザインの武装で、光子力研究所が開発したという設定の「ダイナミックスクランダー」が付属する。ジェットスクランダーとは趣がまったく異なる悪魔のような翼は、内側には胸部放熱板と同じ赤のクリアパーツをあしらい、光の当たり方で見栄えが変わる。4本のジェットエンジンには関節が仕込まれていて、付属の手首や「アイアンソード」、「アイアンカッター」などを取り付けることで、禍々しいシルエットも演出できる仕様だ。またダイナミックスクランダー装着時の設定として、頭部のホバーパイルダーを保護する西洋甲冑のような装甲パーツも付属している。

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