【特別企画】
【年末特別企画】GAME Watch編集部員・ライター陣が選ぶ2018年オススメゲーム!
今年のトップオススメゲームは? プレイして残念だったタイトルも選出
2018年12月31日 12:00
- 12月31日 発表
今年も数多くのゲームが発売され、ヒットしたタイトルもあれば、注目をあまり集めなかったけれどキラリと光るタイトルがあったりなかったり。そんな年の瀬。この1年もGAME Watchでは数多くのタイトルを紹介してきました。
そう、この「平成最後」のお正月に向け、編集部員、ライター陣が今年プレイしたタイトルで、気になったものを3タイトル(くらい)選んでもらい、同時にコメントをもらいました。読者の方には気になったコメントがあれば、ぜひ年末年始にゲームを手にとって頂き、プレイして頂きたいと思います。
ちなみに昨年1番票を集めたのは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」だったのですが、今年の「オススメタイトル」として1番票を集めたのは「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」! 任天堂さん恐るべし!! というか、さすがと言うべきか!
2018年オススメタイトルはこれだ!
今回、編集部員・ライター陣に選んで頂いたのは、プラットフォーム、メジャー/インディーによらず全てのゲームが対象となります。楽しかったもの、気になったタイトルを挙げてもらい、ぜひとも多くの方に遊んで欲しいなというものを、オススメコメントと共に挙げてもらいました。
選んで頂いたタイトルを集計し多い順にご紹介していきます。
【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】
・任天堂
・Nintendo Switch
・https://www.smashbros.com/ja_JP/
「待望のSwitch版「スマブラ」。発売発表からPVでの演出、過去に削除されたファイターの復活、各所試遊台での大盛況、発売後のお祭り騒ぎ等々、ゲーム業界において、今年最後にして最高の盛り上がり見せたこのタイトルは、まさに小さな子供から大人までを興奮させるソフトとなった。簡単な操作で子供達と一緒に楽しめるアクションゲームであり、他メーカーのキャラクターのゲスト出演で懐かしい気持ちにさせる要素も盛り込み、シリーズ最高傑作になりうるボリュームで、ユーザーを楽しませることに全力を尽くしたことが伝わってくる仕上がりだ。友人たちと適当にコントローラーを操作するだけで、ただただ楽しいゲームは久しぶりである」
「難しいだなんだ言われながらやっぱり楽しいスマブラは、冬休み期間を全投入でプレイしても後悔しない傑作だと信じてやまない! 初心者が入りづらい? スマッシュ操作が特殊? 大丈夫、ソロモードを10時間くらいやったら慣れるから!」
「皆でワイワイ大乱闘を楽しんでも、1on1のガチ対戦に挑んでもよし。シリーズ伝統の楽しさをしっかりと継承できているゲーム。1人用モードも充実しており、特にアドベンチャーモードでは試行錯誤しながらクリアを目指す楽しみがある」
「まだ全キャラ出せていないが、任天堂の新旧キャラクター、そしてゲストとして他社からの人気キャラクターが文字通り入り乱れてのバトルロイヤルはクロスオーバー醍醐味の最たるものと言えよう。テーブルモードで8人対戦すると、わけがわからないうちに落下してしまっているので、TVモードでのプレイをオススメしたい」
「年間を通して話題を作り続け、発売されたゲームそのものも、その高まった期待に負けないものとなっていて、今年の他のタイトルを圧倒している。充実度や収録キャラクター数が話題となってきたが、実際のプレイにおけるキャラクター性能のバランスも今作はとても優れている印象で、基本的にどのキャラも強い。プレーヤーの腕次第なバランスが好印象」
【レッド・デッド・リデンプション II】
・Rockstar Games
・PS4/Xbox One
・https://www.rockstargames.com/reddeadredemption2/jp
「この10年待ちに待った、現時点で21世紀最高のゲーム。1番素晴らしいのはストーリー。前作の前日譚で、誰が生き残り、誰が死ぬのか、どういう結末を迎えるのかすべてわかっていながら、どう魅せていくのかという難問にチャレンジし、見事に乗り切った。これからじっくり前作をプレイし直すのが楽しみだし、前作では出なかったPC版のリリースも楽しみ」
「ゲームが重い、ストーリーが重い、期待度も重かった! ロックスター・ゲームスの5年ぶりの新作は、僕が相当楽しみにしていたが、1作目の素晴らしさを超えられるか心配していたところも正直にあった。が、さすがにロックスターはその期待に応えてくれた。ここまでのスケールのゲームはあまりないし、じっくり長くプレイしてもいいし、少しだけ短い時間だけプレイしても必ず新しい発見が出てくる。『レッド・デッド・リデンプション』は、前世代機の1番好きなゲームだったが、この“前”続編があるからこそ、『レッド・デッド・リデンプション』への想いも強くなってきた気もする」
「今年1番の期待作だったが、こちらの期待を上回る内容に大満足! メインストーリーは控えめに言って最高だったし、登場キャラも魅力的だし、コレクション要素やサブミッションどれをとっても面白かった。オンラインもめっさ楽しいので、エンディングを見たみなさんは是非!」
「オープンワールドの魅力が存分に詰まっているし、むせかえるような西部の雰囲気が伝わってくる演出がすごい。まさに体験できない世界を体験できるという点で、今年楽しめた1本だった。あと、ダニエル・ラノワも参加している音楽が素晴らしい。早くサントラ出ないかなぁ」
【JUDGE EYES(ジャッジ アイズ):死神の遺言】
・セガゲームス
・PS4
・http://ryu-ga-gotoku.com/judgeeyes/
「2018年の最後にとんでもない作品が来ちゃいましたよ。発表をされたときの衝撃もさることながら、蓋を開けてみると、これ大丈夫か? と思わせるほど木村拓哉にいろいろやらせちゃっている。ネットだとネタの部分だけが取り上げられているが、もちろん本編ではキムタクのカッコ良さを十二分に堪能できる。「龍が如く」の正当進化系で、ゲームとしての面白さは折り紙つき」
「初報を聞いたときの感想は、「桐生一馬は出ないのか……」だったが、体験版をプレイすると、「龍が如く」シリーズにはないギミックが続々と登場。あっという間に「JUDGE EYES」の世界に引き込まれた。丁寧に作り込まれたストーリーやキャストも魅力」
「別名「キムタクが如く」と呼ばれるほどの話題を振りまいたタイトル。ライトな「龍が如く」というか、とても遊びやすいゲームだと思う。おなじみのチンピラとのバトルだけでなく、謎解きシーンもあったりして、純粋に楽しいと思えたゲームだった。キムタクもいい演技してると思うんだけどなあ」
【シャドウ オブ ザ トゥームレイダー】
・スクウェア・エニックス
・PS4 Xbox One/Windows/
・http://www.tombraider.jp/
「アクションゲーム、遺跡探索の楽しさを再認識させてくれるゲーム。インカの謎にグッと迫っていく。今作では他の世界から隔絶した街もあり、住人との関わり合い、遺跡との関わり合いなどテーマも深くなっている。「ああやっぱり『トゥーム』は面白いなあ」と再認識させてくれる。難易度はちょっと高めだが、走り、飛び、道を見つけて進み、謎を解いたときの楽しさがたまらない」
「若き日のララ・クロフトの冒険譚を綴る新シリーズの最終章。「さすがトゥームレイダーシリーズ」といった出来栄えで、まるで洋画のようなストーリー構成や、流れるようにアクションシーンへと移行するわかりやすいゲームらしさも兼ね備え、これまでのシリーズをプレイしなかったプレーヤーでもすぐに楽しむことができる。アクションはそれほど難しくなく、オープンワールドゲームながら、ひとりで楽しむにはちょうどいい世界の広さ。新たな遺跡、新たなアイテム発見の喜びをじっくり味わいたい人にはオススメの1本だ」
「自分にとって、「トゥームレイダー」シリーズの初プレイタイトル。アクションゲームとばかり思い込んでいたが、実際はアクション“RPG”であることが割と衝撃だった。プレイしてみてイメージががらりと変わり、豊富なアクションは操作も丁寧で、遊びやすくお宝探索も楽しい」
【ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル】
・カプコン
・PS4/Xbox One/Nintendo Switch/Windows
・http://www.capcom.co.jp/sf30ac/
「世界中のゲーマーを熱狂させた『ストリートファイター』シリーズの集大成。『ストII』に関しては、『ハイパー』」ではなく、あえて『IIX』を収録してくれたことを深甚に思う。オンライン対戦が可能なのも◎。かつてはゲームセンターに出向き、かつ対戦相手に恵まれなければ楽しめなかったものが、今や自宅に居ながらにして世界中のプレーヤーと対戦できるのだ。格ゲー世代のプレーヤーは、買って損なしの1本」
「『ストリートファイター』シリーズの過去作が1本で楽しめるお買い得タイトル。初代『ストリートファイター』にはじまり、『II』、『ZERO』、『III』の各タイトルが楽しめる。一部主要タイトルはオンライン対戦も可能となっていて、時間と相手がいればいつまでも遊べてしまう中毒性が魅力」
「“ストリートファイター30th”と銘打って発表されたタイトル。ファンから湧き上がった多数の熱い要望から発売が一時的に未定になり、発売中止にならないかヒヤヒヤしたが、無事に発売にこぎ着け、ネット対戦が日々盛り上がっている。ゲーム内のメニューから、12タイトルをほぼシームレスに切り替え行き来できる本作は、ゲーセンで筐体を渡り歩くような快適さをコンシューマー機で実現した。これまで私が触ったマルチタイトルを収録した製品中では、最も快適なUIの1つである。現行の全ての据え置き機で発売されたことも評価したい。欲を言えば、ネット対戦をクロスプラットフォームを実現して欲しかった。この製品に一言。『ストリートファイター最高!』」
【モンスターハンター:ワールド】
・カプコン
・PS4/Windows
・http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/world/
「広大な世界、誰もが楽しめる狩りと冒険。こんなモンハンを待っていた! 操作性やシステムは一新され、素材を拾うモーションや回復モーションなどの煩わしい要素は廃止。また、素材が揃えば自動的に消費アイテムが調合される点や、いつでも協力プレイを要請できる救難信号システムなど、とにかく初心者への配慮を感じた。おかげで数えきれないほどの新規ファンが参入し、『世界中のハンターたち』と一緒に冒険できるようになった! 来年の大型追加コンテンツ『アイスボーン』にも大いに期待している!」
「言わずと知れた『モンスターハンター』シリーズの最新作。待望の新モンスターが登場しただけでなく広大なマップや新操作など新たなシステムが多数導入され、これまでのシリーズにはない狩りが体験できる。登場モンスター数がやや少なめだと感じるが、これについては今後のアップデートにも期待したい」
「今年はPCの評価等で何度も本作をプレイすることになった。『ファイナルファンタジーXIV』とのコラボ報酬として実装された操虫棍の竜騎士装備がかっこよかったので、華麗な竜騎士目指して操虫棍を練習しているが、何しろアクションが苦手なので前途は多難。拡張パック『アイスボーン』も発表され、来年も息長く遊べそうだ」
【アズールレーン】
・Yostar
・Android/iOS
・https://www.azurlane.jp/
「図鑑コンプを気にしなければ、無課金でも十分楽しめる半自動シューティング。細かいところを改善すれば最強のソシャゲになれる可能性を秘めている良作。萌え要素が気にならない人、萌え物大好きな人におススメ」
「今年も、変わらず面白く遊ばせてもらいました。相手の放つ弾の間を狙って抜け、敵と重なりゼロ距離魚雷をぶっ放し、一撃で倒す爽快感を知ってしまうとヤミツキに。なかなか良く出来たアクションシューティングだと思うので、そのあたりのジャンルが好きな人はぜひ。前半はレベル上げで何とかなるものの、後半ステージは装備や編成を考えないとクリアできないといった、課金だけでどうにかなるものではない部分も好印象でした。1年遊んでも飽きなかった、オススメタイトルです」
【カプコン ベルトアクション コレクション】
・カプコン
・PS4/Xbox One/Nintendo Switch/Windows
・http://www.capcom.co.jp/cbac/
「青春時代にプレイしまくっていた『天地を喰らうII』を収録しているだけで、三国志大好きな筆者にとっては名作決定(笑)。特筆すべきは3人プレイモードを搭載している点だ。当時どこのゲームセンターでも2人プレイは遊べたが、3人プレイには特殊な筐体や2台つなげた筐体が必要だったため、3人プレイとなるとゲームセンター側の理解が必要だった。本作はオンラインプレイに対応しているため、友達のいない人(←失礼)でもベルトアクションの醍醐味である協力プレイを体験できるのもグッド」
「1990年代に稼働して、アーケードから移植されなかった『バトルサーキット』と『パワードギア』が2018年の現在に移植されると誰が予想できた!? カプコンの名作ベルトスクロールアクションが7タイトルも収録! 群がる敵を殴って蹴散らす爽快感は今遊んでも色褪せていなかった。両機種で購入してしまうほどリリースされたことに感激。当時プレイしていた層なら間違いなくお宝といえる1本!!」
【D×2 真・女神転生リベレーション】
・セガゲームス
・Android/iOS
・https://d2-megaten-l.sega.jp/
「サービス開始から1日も欠かさず遊んでおり、間違いなく今年1番プレイしていたゲーム。シリーズ史上最高の美麗3Dモデリングの悪魔たちは、メガテンファンなら見ているだけでテンションが上がる。シリーズを踏襲した、緊張感のあるプレスターンバトルも面白く、スマホアプリになっても紛れもなく『真・女神転生』そのもの。メガテンファンのみならず『ペルソナ』ファンにも遊んでもらいたい作品だ」
「とにかく個性的な悪魔がズラリと揃っていて、それぞれを育て、パーティ編成やスキルをはじめとした各種組み合わせを考え、構成して戦いに臨んでいく。トライアンドエラーで一歩一歩階段を上っていくのは、まさに往年のゲーム道そのもの! よく『ガチャが渋い』といった声も聞かれ、それもまた事実だが、悪魔の個性を掴んで挑めば、強大な敵ですら倒すこともできる。その楽しさを知って欲しい」
【Detroit: Become Human】
・ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・PS4
・https://www.jp.playstation.com/games/detroit-become-human/
「ゲームとして細部のツメが甘いところがあるが、物語が最初から最後まで深く心の深いところに食い込み、クリア後無意識に2周目が始まっていたタイトル。3人のアンドロイドが、まったく別々の思惑で人間とアンドロイドが共生する世界に生き、最悪のタイミングで交錯する。自分が自分に向き合うというおもしろさ、どちらの想いが強いのか、本物なのか、そこで迫られる究極の選択。インタラクティブエンターテインメントの醍醐味がここに」
「アンドロイドと人間との葛藤を描く本作。自分の選択によってストーリーが変わっていくゲームは数多くあるが、自分のたどってきたストーリーの分岐がクリア後にわかるようになっているなど、やりこみ要素があり、何度でも楽しめるゲームだ」
【伝説対決 -Arena of Valor-】
・DeNA
・Android/iOS
・https://www.arenaofvalor.jp/
「中国で大人気のモバイル用MOBA『王者栄耀』が遂に日本上陸!……とはいえ『Arena of Valor』は一足はやくNintendo Switch版で配信が始まっていたりはするのだが、より携帯性に優れたモバイル版の配信はアツい。数あるMOBAのなかでもシンプルかつテンポの早いゲーム展開は、やめどきを失う面白さと言える」
「モバイルゲームをあれこれつまみ食いしてたどり着いた、今1番プレイしていて楽しいタイトル。MOBAジャンルをかじった程度でも『なんとなく遊べる』カジュアルさと、モバイルに最適化された操作が敷居を下げており嬉しい」
【バトルフィールド V】
・Electronic Arts
・PS4/Xbox One/Windows
・https://www.ea.com/ja-jp/games/battlefield/battlefield-5
「ついに『バトルフィールド』シリーズが第2次世界大戦を舞台に帰ってきてくれた。もうそれだけでシリーズファンとしては最高なのだが、そういった思い入れを抜きにしても最大32人vs32人というスケールの大きなフィールドで、分隊を組んで、クラスごとの役割分担をして勝利を勝ち取る。勝利した瞬間の快感は代えがたいものがある。また発表されている範囲でも新モードのなどの追加が予定されており、2019年もじっくりと遊べそうな作品だ」
「マルチプレイモードもいいが、なによりソロプレイモードのストーリーがとにかく良い。胸を鷲掴みにされるような物語がプレーヤーを引きつける。戦争賛美ではないと公式も謳っているが、本当にいい意味で戦争の辛さも教えてくれる。日本の歴史では習わないようなことも出てくるので、こんなことが他の国ではあったのかと改めて知ることができるのも魅力。久しぶりにゲームで泣いた」
【ヒットマン 2】
・ワーナー ゲーム
・PS4/Xbox One/Windows
・https://warnerbros.co.jp/game/hitman2/
「やりこみ要素が半端ではない。『一体いくつ暗殺方法があるんですかね?』というくらい今回もとにかく多い。でもそこがいい。同じステージを何度プレイしても飽きない。新しくできたオンラインモードは、他のプレーヤー達が上手すぎて歯も立たないけれど、いつか勝てるようになりたいというのが今の所の目標」
「大好きなゲーム『ヒットマン』の追加シナリオという感じの作品だが、システムはブラッシュアップされており、『ヒットマン』のステージも今後新システムに対応してくれるという。自分で暗殺への道筋を探し出しやり遂げたことでの達成感は大きい。個人的に足りないと思ったのが日本語吹き替え音声がなかったこと。『ヒットマン』では声優達の熱演が良かっただけに、今後の作品にはぜひ入れて欲しい」
【Marvel's Spider-Man】
・ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・PS4
・https://www.jp.playstation.com/games/marvels-spider-man/
「システム全体はよくあるものなのに、究極にアップデートされた疾走感、操作の気持ち良さで何もかもを突破している快作! 触った瞬間、『これは!』とのけぞるほど驚かされた」
「スパイダーマンのクリエーターStan Leeもこの秋に亡くなったからかどうか、最近さらにこのゲームに親しみを感じている。僕にはこのゲームの素晴らしいところがストーリーだった。毎月のように新しいコミックスの映画が公開されているかのような、今のマーベル黄金時代では、近年3回も映画がリメイクされちゃっているスパイダーマンの物語に対して、少し飽きたかな、と思っていた僕は、このくらいの新鮮感が豊富なストーリーを期待していなかった。ゲームプレイも楽しかったが、スパイダーマンのベテランでも楽しめる物語のニューバージョンが最高だった」
まだまだオススメしたいタイトル!
以下、各1票のタイトルを掲載していく。
【アーケードアーカイブス 快傑ヤンチャ丸】
・ハムスター
・PS4/Nintendo Switch
・http://www.hamster.co.jp/arcadearchives/knr_ninja.htm
「元々はアイレムが1986年に発売したアーケードゲーム。剣を振り回して敵を倒したときの爽快感、個性的なキャラクター、ノリノリのBGMは今なお色あせず、1度のミスが即命取りになる手強さと楽しさは、30年以上経っても変わらないことにあらためて気づかせてくれました。どういうわけか、今までにファミコン以外に移植されたことがなかった(しかも、ファミコンはアレンジ要素が多く忠実移植とは言えない)本作ですが、まさか再現度が極めて高い移植版が2018年になって遊べるようなるとは……感激しました!」
【IdentityV 第五人格】
・NetEase
・Android/iOS
・https://www.identityv.jp/
「グラフィックやストーリー構成、キャラクター造形、操作性など、スマートフォンに向けたトータルの作りの上手さに感心させられる。もとのアイデアがいいだけに単純におもしろい」
【アケアカNEO ティンクルスタースプライツ】
・ハムスター
・PS4/Xbox One/Nintendo Switch
・http://www.hamster.co.jp/arcadearchives/twinkle.htm
「過去にも何度か移植されたことがあるアーケードゲームですがすが、Nintendo Switchのように携帯できるハードで登場したことによって、より手軽に遊べるようになったのが嬉しいですね。キャラクター選択画面で隠しコマンドを入力すれば、ちゃんと隠しキャラクターが使えることも確認できました。これで通信対戦もできたら言うことなしだったのですが、Joy-Conが2個あれば2人対戦がちゃんとできるので問題なしです」
【アサシン クリード オデッセイ】
・ユービーアイソフト
・PS4/Xbox One/Windows
・https://assassinscreed.ubisoft.com/game/ja-jp/home
「古代ギリシアを舞台にしたアサクリ最新作。今作では初めて男性と女性から主人公を選ぶことができるようになった。基本的なストーリーラインは同じだが、どちらを選ぶかで、ストーリーの印象はたぶんものすごく変わるのではないだろうか。いろいろ突っ込みどころがあるのも、アサクリらしくてとてもイイ」
【ASTRO BOT:RESCUE MISSION】
・ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・PS4
・https://www.jp.playstation.com/games/astro-bot/
「『VRというデバイスでアクションゲームがどう進化できるのか』を見事に示したタイトル。ベースはオーソドックスなジャンプアクションながらも、VRならではの全てが3D立体で見えること、その世界を自分が頭を近づけてアップで見たり、向きを変えて覗き込むこともできることが、ゲームとしてのギミックを何倍にも増やしていて、ゲーム体験そのものを新しい領域にしている。PS VRをお持ちなら必携レベル」
【アスファルト9:Legends】
・ゲームロフト
・Android/iOS
・https://asphaltlegends.com/?lang=jp
「賛否両論あるところだろうが、ハンドルもアクセルも操作しない『TOUCH DRIVE』モードがスマートフォンならではの遊びやすさと楽しさを追求していて素晴らしい。画面の美しさも魅力」
【オーバークック2】
・Team17
・PS4/Xbox One/Nintendo Switch/Windows
・http://www.pckt.co.jp/overcooked2/
「PC版だけでなく、Nintendo Switchやプレイステーション 4版が出ていて、私はPS4版で遊んでいる。コントローラー操作が面白くて、プレイステーション版で発売された『俺の料理』を思い出させる楽しさがある。キュウリやレタス、トマト、タマネギを必死に刻んでサラダや、トマト&オニオンスープを作って楽しんでいる」
【OCTOPATH TRAVELER(オクトパス トラベラー)】
・スクウェア・エニックス
・Nintendo Switch
・https://www.jp.square-enix.com/octopathtraveler/
「『現在の技術で、往年の2Dドット絵RPGを作ったらどうなるか』のまさに理想型。初心者からベテランプレーヤーまで誰でもプレイできるシンプルな操作性が特徴となっており、RPGの魅力を本当に楽しめる作品と言えるのではないだろうか」
【SNKヒロインズ Tag Team Frenzy】
・SNK
・PS4/Nintendo Switch
・http://game.snk-corp.co.jp/official/snkheroines/
「かつてカプコンと並ぶ格ゲーメーカーの雄として一世を風靡したSNK。そのヒロインたちが一堂に会して戦いをくり広げるなんて、あまりにも素晴らし過ぎるじゃないか!! 女子プロレスを思わせる2on2でのタッグマッチ、複雑なコマンド入力を必要としない必殺技、体力が尽きても試合が終わらないドリームフィニッシュ制度、カスタマイズを含むコスチュームチェンジなどなど、初心者にも楽しんでもらおうとする心意気も十分! 平成の世を締めくくるにふさわしい1本とまで言うと、ほめ過ぎだろうか?」
【キャンディークラッシュフレンズ】
・king
・Android/iOS
・http://jp.king.com/games/candyfriends.html
「Kingのマッチ3パズルゲーム。シリーズ史上初めて3Dで、レベルクリア時に登場キャラクターたちが披露してくれるダンスがかわいい。少しの隙間時間でも楽しめるので、ほぼ毎日遊んでいる」
【共闘ことばRPG コトダマン】
・セガゲームス
・Android/iOS
・https://kotodaman.sega.jp/
「『もじぴったん』みたいなゲームかと思ったら、ステージごとに敵もいるし、ボスもいる。言葉で戦う斬新なゲームだった。同じ文字でも属性や技がキャラクターごとに違うので、戦略をいくつも練ることができるし、キャラクターを集めて育てるのも楽しい。また言葉の種類も豊富で、こんな言葉あるのかと初めて知ったり、思いがけない地名が出てきたりと、新しい発見が多いのも楽しい。とにかく言葉に興味が持てるゲームなので、小学生とかにやってもらいたいし、世の中の親子に一緒に遊んでもらいたいゲーム」
【きららファンタジア】
・アニプレックス
・Android/iOS
・https://kirarafantasia.com/
「芳文社の発売するマンガ雑誌『まんがタイムきらら』シリーズに掲載されている作品のキャラクターたちが多数登場し、冒険するRPG。好きな作品が1タイトルでも参戦しているのであれば、プレイ必須でしょう。セリフが録り下ろしなので、しばらくアニメから遠ざかっている作品でも新規の声を聞くことができるのが嬉しいです。いつもならガチャ惜しみするところを、“自分が好きなあの作品のあのキャラがほしいから……”という理由で、何も考えずに課金できるのも良いところ(?)でした」
【Graveyard Keeper】
・Lazy Bear Games
・Windows
・https://www.graveyardkeeper.com/
「異世界転生墓守不条理理不尽人肉売買錬金術ゾンビランド。墓守になってゾンビィを使役するんじゃい! 魔女裁判が盛んだった時代がモデルのファンタジックな異世界が舞台の、ちょっとダークな『牧場物語』。死体に薬品を注入してゾンビを強化したり、死体の“クオリティ”によって墓の質が上下したり、大きな素材をドリブルして運んだりと豊富なコンテンツが楽しい。1日が10分そこそこでサイクルする(しかも無理に睡眠しなくていい)ため、ゲームスピードも適度に早くて○。出会うキャラクターたちのストーリーもなかなかに深く味がある。日本語訳もしっかりされているので是非」
【Kenshi】
・Lo-Fi Games
・Windows
・https://lofigames.com/ja/
「今年最高にハマった成長率ナンバーワンのすごい奴。長いアーリーアクセスを経てついに12月6日にリリースされた、“ただこの世界に生きるなんでもない1人の人間”になって過酷な世界を生き抜くRPG。粗めのポリゴンもなんのその、2000年代のMMOを思わせる挙動や最序盤は草食動物も強敵になるシビアな戦闘システムに惚れ込んだ。銅鉱石を掘って稼ぐ『Koufu』にはじまり、やがてはいっぱしの『Kenshi』になったり自分の街を作って『Joushu』になることも可能な夢の広がるゲーム。自分のキャラクターに起きた紆余曲折がすべて個人のストーリーとして活きることも魅力のひとつだと思う。たとえば鍛え上げた腕を食人種族にもがれたり、10年の奴隷生活を過ごしたり……とか」
【コール オブ デューティ ブラックオプス 4】
・Activision
・PS4/Xbox One/Windows
・https://www.callofduty.com/ja/blackops4
「『CoD』にバトロワ系のルール『ブラックアウト』が追加された。人気の『PUBG』や爆発的にプレーヤーが増えた『フォートナイト』と、どのように差別化を計るのか非常に興味があった。またパッドFPS勢としては、コンシューマー機で実績のある『CoD』シリーズの操作性に大きな期待をしていた。結果は期待以上で、『CoD』の雰囲気を保ったまま、カジュアルに遊べる バトロワになっていた。マッチングも読み込みも早く、所持弾薬を通常のアイテム庫と別で管理することで、前半戦は隠密行動より散策やバトルを中心に行動したくなる。マップも過去作のマルチに登場したマップのオマージュが随所にあり、既視感が安心感を生み大胆になれる。筆者は『BO4』発売共に睡眠時間を削る日々である」
【サガ スカーレットグレイス 緋色の野望】
・スクウェア・エニックス
・PS4/Nintendo Switch/Windows/Android/iOS
・http://www.jp.square-enix.com/saga_sg_hiiro/
「河津秋敏氏の意欲作『サガ スカーレットグレイス』の完全版とも呼べる移植作品。マップ移動と会話、戦闘のみに特化したRPGという独自のゲームシステムにもかかわらず、ちゃんと手応えのあるバランスを成立させているのはさすがの職人技。オリジナルよりもロード時間が短縮され、ゲーム全体がテンポアップしているのも好印象。筆者が薦めたいのはNintendo Switch版。スマホ版のUIを『携帯端末向け』設定として導入し、携帯モードではなんとJoy-Conを使わずにタッチ操作だけでプレイも可能となった。同設定は文字サイズも大きくなり、中年ゲーマーの眼にも優しい仕様」
【THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR】
・Netmarble
・Android/iOS
・https://kofallstar.netmarble.jp/Default_p.aspx
「なんだかんだでローンチされてからほぼ毎日プレイしている。魅力的で多数のキャラクターが登場する『KOF』というIPには惹きつけるものがあり、そんな魅力的なキャラクター達をじっくり育成する楽しみがある。また簡単な操作で爽快感があるバトルができるプレイフィールの良さも良かったし、片手間にプレイするときはオートバトルやスキップなどで効率よく進められるのも良ポイント」
【Thief Simulator】
・PlayWay S.A.
・Windows
・https://store.steampowered.com/app/704850/Thief_Simulator/
「突撃となりの高級住宅街。標的となった家をうろつき、家人を監視し、ピッキングとスニーキング技術を駆使してあらゆる家具をかっさらう“盗人”シミュレーター。いやインモラルでしょ! と思うけど、だからこそゲームで楽しむんじゃないか! ってね。鍵開けといっても針金とピックを使うもの、南京錠、近代的なロック、果ては金庫にスマホのロックとあって、それぞれの行動がリアルタイムかつ発する音で住人に見つかる可能性もあるというのがリアル(?)。場所によっては昼に忍び込んで住人をやりすごし、夜に空き巣を働くというミッションもある」
【シェンムーI&II】
・セガゲームス
・PS4
・https://shenmue1-2.sega.jp/
「1998年11月27日に発売され20周年を迎えたドリームキャスト。私の中で、ドリキャスと言えば、やっぱり『シェンムー』。今回PS4版として『I』と『II』が一緒に楽しめて懐かしさが倍増した」
【Stardew Valley】
・ConcernedApe
・PS4/Nintendo Switch/Windows
・http://www.o-amuzio.co.jp/games/stardewvalley/
「今年プレイしたゲームには、『四季の変化』をモチーフとした素晴らしいゲームが2タイトルあった。それは、イギリスの四季を美しく再現した『Forza Horizon 4』とNintendo Switch版『Stardew Valley』だったが、やっぱ脱サラシミュレーションの『スタバ』がTop3へランクインする。あんなに可愛いグラフィックスなのに、主人公への成り切り感が強く、他のゲームが驚く展開や悲劇で感動を引き出そうとしていることに対して、このゲームがハッピーで感動させられた。そして『スタバ』のプレイで僕にとってのNintendo Switchの意味合いも変わってきて、おかげで今ほぼ毎日手にしている」
【StoneHearth】
・Radiant Entertainment
・Windows
・https://www.stonehearth.net/
「7月に正式リリースされたボクセルタイプのシム。リリース当初遊んでいて、久しぶりに遊んでみたら住民に個性が追加されていたり要所要所が遊びやすく変更されていてうれしかった。ボクセルであることを活かして地形の変更で住民の動く範囲を広げたり、洞穴を掘って住居にしたり、そもそも住居を自分でデザインできたりと遊びの幅がだだっ広いので時間ぶっ飛びゲー。住居デザインは大半が範囲指定でパパっと作れてしまうので『Minecraft』とかで華麗な建築に挫折したマンもすんなり楽しめる」
【SEGA AGES 2500シリーズ Vol.28 テトリスコレクション】
・セガゲームス
・PS2
・http://ages.sega.jp/vol28/home.html
「アーケードでリリースされた当時、カウンターストップ(カンスト)までやり込んだ元祖『テトリス』ですが、ふとしたことから今年に入り引っ張り出してきてしまい、時間さえあればカンスト目指してプレイしていました。作品にはいくつかのモードも収録されていますが、遊ぶのは元祖版のみ。納得いかない終わり方をすると、イライラしながらもついつい続けてしまう中毒性の高さから、仕事との相性は最悪でした(笑)」
【戦場のヴァルキュリア4】
・セガゲームス
・PS4/Nintendo Switch
・http://portal.valkyria.jp/vc4/
「ナンバリングタイトルとして7年ぶりとなる本作。据置機としても初代以来の登場となったので、とても楽しみにしていた。新たに擲弾兵が登場し、遠くの敵でもひとまとめに倒せるなど、戦略の幅も広がった。ストーリーもこれまで通りの厚みを持っており、のめり込みつつプレイすることができたと思う」
【相鉄線で行こう】
・アートディンク
・Android/iOS
・https://www.atrain.jp/sotetsu/
「アートディンクから1985年にリリースされた鉄道経営シム『A列車で行こう』初代作品がスマホアプリで復活の報を聞き早速DLしたら、この忙しい年末に時間を忘れるほどハマった。鉄道を敷くと街ができて、その運賃のみで収入を得ながら、マップ南端に待機する特別列車を、北端のゴール駅まで走らせるという初代『A列車』を踏襲したシンプルなゲームデザインにグッときた初老ゲーマーは少なくないはず。リアルタイムに動く列車の制御が難しいのも当時の感覚のままだ。本作は、『はじめてのA列車で行こう』の“コラボ体験版”的な位置づけで、列車や地理が相鉄関連の仕様で、A列車が事業用車の『モヤ700系』、特別列車が最新の『20000系』というのも面白く、本編にも入れてほしい」
【ソーセージレジェンド】
・ミルク
・Android/iOS
・http://milkcorp.com/app/sausagelegend/
「伝説のソーセージ格ゲーがついにオンライン対戦対応に! という読者の9割が意味不明のはずの本作をあえて激推し。ぶるんぶるんする肉棒をぶつけ合う対戦は、卑猥さと不条理さと絶妙な駆け引きが混在する奇跡の体験になっている。ゲームとして面白いのが本当にずるい1作」
【ダークソウル リマスタード】
・フロム・ソフトウェア
・3DS
・https://www.darksouls.jp/remastered/
「PS3での発売以来、様々なメディアで語りつくされてきた作品だけに今さら説明の必要もないかとおもうが、シリーズ屈指のバランスを誇る初代『ダークソウル』がPS4でプレイできる意味は(筆者にとっては)大きかった。なにせ、PS4で全ての『ダークソウル』シリーズがプレイできるようになったのだから。この6年間で何度も周回し、勝手知ったるフィールドや敵。それでも、『何度も死ねる』この悦び……! 今後も、世界中のファンを唸らせるフロムソフトウェアの新作(や、旧作および某メカアクションゲームのリマスターなど?)に、期待している!」
【タッチ・ザ・マッピー 復活のニャームコ団】
・Cosmo Machia
・Android/iOS
・http://www.cosmomachia.co.jp/business/business06.html
「正確には、昨年の12月20日に最終アップデートが実施された作品ですが、昨年度の本企画の締め切りまでに間に合わなかったのであらためてご紹介したい1本です。本作はナムコ往年の名作『マッピー』をモチーフにした、ステージ内にあるすべてのアイテムを取るとクリアとなるアクションパズルゲームで、アイテムの配置やギミックがち密に計算されたステージデザインがとにかく絶妙。アップデートによってステージ数がさらに増え、タイムアタックに挑戦できるモードが新たに追加されたのも嬉しいですね」
【テトリス エフェクト】
・エンハンス
・PS4
・https://www.tetriseffect.game/ja/
「実は『テトリス エフェクト』の最も重要な要素の1つであるVRモードを体験していないわけだが、それでなくてもやはりこのシンクロ感はスゴイ。水口哲也氏の真骨頂と言ったところだが、延々とプレイしていると、なんとなく、宗教的な行為に思えてくるほどボーッとしてきてゲームに取り込まれていく。やはりこの感覚はオンリーワンな気がする」
【テクテクテクテク】
・ドワンゴ
・Android/iOS
・https://www.teku4.jp/
「常識を覆す、その場所に“行かなくても”塗れる『となり塗り』、通過するだけで後で塗れる『予約塗り』など革新的なシステムを採用した驚きの位置情報ゲーム。メインシステムは昔ながらのJRPG要素が強いのでゲームが久々という人も入りやすい。残念要素も多いけど今後の改善次第でさらに化ける可能性もあり。仲間と遊ぶ要素が強化されたら違う意味で危険」
【Dead Cells】
・Motion Twin
・PS4/Xbox One/Nintendo Switch
・https://dead-cells.com/
「今年1番やり込んだアクションゲームが、インディー生まれの2Dアクションということに改めて驚く。探索系2Dアクション+ローグライクという独自のシステムと、ヒリヒリするような序盤の難易度に最初は手を焼くも、プレイを重ねるたびに武器や盾が少しずつ増えていき、並行してプレーヤー自身の腕も上がっていくという、ゲームデザインが秀逸。半端なレトロを気取らず、現代の超緻密なドット絵で仕上げたグラフィックスにも好感が持てる。60時間近く遊んでまだクリアできていないので、来年も引き続きがんばります」
【Nintendo Labo】
・任天堂
・Nintendo Switch
・https://www.nintendo.co.jp/labo/
「ただの段ボールがNintendo Switchとの連携でギターになったり、車になったり……というコンセプトだけでもSF感があって好き。子供向けと思いきや、大人だけでもついつい熱中して工作をしてしまい、売り文句通り『つくる、あそぶ、わかる』 を体験して、自分だけの遊びを発見できるゲームだ。純粋なデジタルゲームとは一味違った面白さが、Nintendo Switchというハードにマッチしているのもポイント」
【House Flipper】
・Empyrean
・Windows
・http://www.houseflippergame.com/
「チムチムニーチムチムニー、わたしは嵐の掃除屋さん。ゴミと汚れとゴミとゴミとG(ガラスに変更可能)がうごめくマジ汚いお家を掃除して塗り替えて壁を壊して劇的ビフォーアフターするゲーム。人によっては悲劇的ビフォーアフター。その気になれば車のショールームも作れちゃう。家具を運び入れたり、壁をローラーで塗りつぶしたり、タイルを貼り付けたりして理想の家を作る作業が楽しい。いちいち作業に時間がかかるというのもリアル寄りかつゲーム性を損なわず楽しい。自分の事務所を購入した豪邸にしたり、好きな家具で飾り付けたり、武器を飾ってサバイバリストチックにするのも一興」
【PUBG MOBILE】
・PUBG
・Android/iOS
・https://pubgmobile.jp/
「どこでもバトルロイヤルを楽しめるというのが本作の1番の魅力だが、PC版よりオートエイムの存在もあってか撃ち合いより戦略が重視される印象がある。綿密に作戦を立ててから行動するタイプなので、モバイル版の方が楽しめた」
【Far Cry 5】
・ユービーアイソフト
・PS4/Xbox One/Windows
・http://ubisoft.co.jp/farcry5/
「『カルト教団に占拠された街』という設定が、ナンバリング5タイトル目にも関わらずパンチが効いていてUBIらしい。進行度に合わせた難易度は、プレイイングの上達と噛み合って良いバランスになっていると思う。衝撃のラストが待っているのでぜひ手に取ってほしい。2月の『Far Cry New Dawn』も楽しみ!」
【ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online】
・任天堂
・Nintendo Switch
・https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/fc/
「ファミコンタイトルが多数収録されているバラエティ感あふれるサービス。過去の名作を楽しめるおじさんキラーと言えるタイトルだが、2人同時プレイが可能なゲームも多数収録されていて、親子、友人などと遊ぶと盛り上がること必至だ」
【Firewall Zero Hour】
・ソニー・インタラクティブエンターテインメント
・PS4
・https://www.jp.playstation.com/games/firewall-zero-hour-ps4/
「VRでオンラインFPSという、誰もが夢みるもののこれまであまり実現されていなかったという、そのものがついに登場したというゲーム。VRならではの“その世界にいる”ように思える中で、ボイスチャットで連携を取りつつ、チームプレイで戦うその体験はまさに特殊部隊さながら。PS VRシューティングコントローラーを使う事でより臨場感が上がり、射撃感も高まるところも良し」
【フォートナイト バトルロイヤル】
・Epic Games
・PS4/Xbox One/Nintendo Switch/Windows
・https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home
「今年4月から日本語版のサービスが開始され、そこからの盛り上がりは怒濤の勢いでした。いわゆるバトルロイヤルものの中でも、キャッチーなグラフィックスに、テクニックの奥行きがあるクラフト。クラフトの速さはその人の腕前も見やすい要素で、ゲーム配信も盛り上がりを見せたのが印象的」
【Forza Horizon 4】
・Microsoft
・Xbox One/Windows
・https://www.xbox.com/ja-JP/games/forza-horizon-4
「何も考えずにただ走るだけで楽しいというオープンワールドレースゲームのお手本のようなゲーム。かれこれ50時間以上走り込んだが、全然遊び尽くせない。ドライブの楽しさ、クルマを操る快感、カーカルチャーに属するゲームコミュニティのあたたかさ。今後も引き続きマイペースで楽しもうと思う」
【BLACK BIRD】
・Onion Games
・Nintendo Switch/Windows
・http://oniongames.jp/blackbird/
「『Onion Games』のドット絵シューティング。死んだ少女の魂が黒い鳥となって自分を見殺しにした街の人間に襲い掛かる。可愛いがどこか不気味な雰囲気のドット絵と、ノスタルジックな音楽がシンクロして、ミュージカルかオペラのような雰囲気を醸すスルメゲー」
【BlueStacks】
・BlueStacks
・Windows
・https://www.bluestacks.com/ja/index.html
「ゲームではないのでここに入れるべきか悩んだが、現実的にゲームプラットフォームとしての魅力を無視することができず、入れてみた。対応するAndroid OSのバージョンとともに、互換性も向上、キーマッピングなど機能的な洗練も進んできた。無料であることに驚かされるレベルで、これによってAndroid用ゲームの遊び方が完全に変わってしまった」
【ブロスタ(Brawl Stars)】
・Supercell
・Android/iOS
・https://blog.brawlstars.com/
「見下ろし視点のシューティングをベースに、キャラクターを選んで様々なルールで勝利を争うSupercellの対戦タイトル。3vs3のチーム戦が基本ルールなので、味方との連携がバシッと決まって試合に勝てると最高に気持ちいい。1試合あたりの時間も短いので、モバイルでサクッとアツい対戦を楽しめる」
【MU LEGEND】
・Webzen
・Windows
・http://mulegend.webzen.jp/main
「敵をクリックして攻撃しつつ、スキルを使ってド派手なエフェクトとともに敵を倒していくという、ハクスラというジャンルが持つ根源的な気持ちよさに改めて感じさせてくれた作品。そんなレガシーなスタイルを受け継ぎつつも、攻撃やトラップを避ける立ち回りなどが求められる部分は今風の進化を遂げていた。まさに最新のクリックゲーという印象で、油断するといつまでもプレイしてしまいそうな魔力を持った作品」
【リーグ・オブ・レジェンド】
・ライアットゲームズ
・Windows
・https://jp.leagueoflegends.com/ja/
「選択できる操作キャラクターの多さ、視界の無い部分が半分以上を占めるマップ構造、装備選択を含めたキャラクタービルドなど、勝つために覚えなければならないセオリーが正直メチャクチャ多いのだが、その複雑さから生まれる深い戦略性が凄まじい中毒性を生む。敷居は確かに高いが、1度ハマると永久に試合を回し続けることになり、2度と沼から抜け出せない。振り返ると今年は日本代表チームが世界大会で活躍したり、全国高校eスポーツ選手権の競技タイトルになったり、何かと『リーグ・オブ・レジェンド』が話題に登ることが多い嬉しい1年でもあった」
【レッド・デッド・オンライン】
・Rockstar Games
・PS4/Xbox One
・https://www.rockstargames.com/reddeadredemption2/jp
「やっぱりオンラインゲームはいいなあと思う。詳細な西部劇世界、イカれた登場人物達が織りなすドラマと、オフラインの楽しさを引き継ぎながら仲間達とこの世界で生きる楽しさはやはり大きい。システムではまだフォローしてないのに、馬車を盗んで獲物を積んでみたり、ランクが低くて防寒着がないのに雪山に向かったり、船もないのに離れ小島に行ったりと、仲間に提案して、皆で無謀な挑戦をするのが楽しい。PKとの関わり合いも本作なりのこだわりを感じる。まだまだ荒削りだが、独自の答えを探そうという気合いが感じられる」
【ロマンシング サガ リ・ユニバース】
・スクウェア・エニックス/アカツキ
・Android/iOS
・https://www.jp.square-enix.com/saga_reuniverse/
「待ちに待った『ロマンシング サガ』シリーズの完全新作。BGMや戦闘も『ロマサガ』感に溢れている。スマホゲームに多く見られる、オートプレイ機能でサクサク進むという流れに逆行した、歯ごたえのある戦闘。この簡単にはクリアできない疲労感こそ、『ロマサガ』なのだ」
残念だったタイトル
これ以降は「残念だったなぁ」と感じたタイトルを挙げてもらった。こちらは選出されたからダメなのではなく、期待感の表れと感じていただきたい。「好きな題材だし、もう少し良くなったらなぁ」と感じるタイトルと出逢うこともあるだろう。
人によっては違う意見を持たれる方もいらっしゃると思う。そういった点も含めて、お読み頂ければと思う。
【Fallout 76】
・Bethesda Softworks
・PS4/Xbox One/Windows
・https://fallout.bethesda.net/
「先に断っておくと、『Fallout 76』はシリーズ作品の魅力でもある独特な世界観とテイストがあり、延々とプレイし続けてしまう魅力がる。ピーク時の面白さは他のタイトルを上回るものがあるし、アパラチアの世界に何が起きたのかを読み取れる遺物の数々にハッとさせられる瞬間も多い。ただ、それらを邪魔するエラーやバグが数多くあり、忍耐を問われるものになっている。それはオンラインタイトルであるからこそシリーズ作以上に。それでも、アップデートで少しずつ前進しているのは感じられるので、今後に期待したい」
「『このゲームがMMOで遊べたら最高だよね!』と世界が言い続けて20年余り。それでうまくいった例を1つとして知らないが、AAAタイトルの代名詞である『Fallout』も同じ轍を踏んでしまった。バグの多さ、動作の重さ、貧弱なストーリー、初めてのお使い×100、色々指摘したいことはあるが、1番の問題点はファンが望んでいる“Fallout Online”から著しく内容にズレがあるという所だと思う。一端すべてを止めてでも“新生”すべきだと思う」
「途中停止、サーバーへの接続不良、進行不能バグ。冒険そのものはこんなに楽しいのになぜだこの不具合ラッシュは! もったいなさすぎるこのスタートも織り込み済みとは言え、ゲームが止まっちゃうのだけはいただけない。でも、アップデートには期待してますからね!」
「実は『悪かったゲームTop 3』を書くのが自分にとっては、相当難しいものだ。なぜかというと、僕はじっくりレビューを読んで、僕が好きそうなゲームを選んでプレイするタイプだから、もともとハズレが少ないからだ。好きなシリーズで非常に楽しみにしていた『Fallout 76』だが、残念なことに、あまりにも評判が悪すぎて最終的に買うのをやめたんだ。ロックスターのゲームと同レベルの扱いだった『Fallout』だったのに、今回スルーすることになって相当のガッカリ感がある。ポジティブな解釈に切り替えると、おかげさまで『レッド・デッド・リデンプション II』に潰せる時間をたっぷりもらった」
【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】
・任天堂
・Nintendo Switch
・https://www.smashbros.com/ja_JP/
「今年最大のビッグタイトル。前作から4年、とにかく待ちに待った待望の新作。文句なくめちゃくちゃ面白い。ただ1つ残念な点は、散々言われていることかもしれないが、キャラクターの解放にやたらと時間がかかるその1点のみ。すぐにオンライン対戦に乗り込みたい身としては、使いたいキャラクターを出すまでがなかなかにもどかしかった。amiiboでも解放できるという選択があってもよかったかもしれない」
「ゲーム自体はとても面白いのですが、基本操作を調べる際にヘルプやボタンオプションメニューを開く必要があるのが面倒な印象です。また、アドベンチャーモードで使用するファイターの変更方法がわかりにくく、編成画面で『あいうえお』の入力方法が何度調べても全然わからなかったのもがっかりしました。プラットフォームが変わってボタン配置も変わった以上、基本操作がすぐわかるクイックガイド機能が欲しかったですね。以前に『大乱闘スマッシュブラザーズX』を長時間遊んだ私でも、基本操作の段階で見事につまずきました……」
「対戦は楽しいのだが、キャラクターが増えた分使えるようにするのも大変。チュートリアルも充実しているとは言い難く、初心者にとっては優しくないゲームだ」
【ファイヤープロレスリング ワールド(FIRE PRO WRESTLING WORLD)】
・スパイク・チュンソフト
・PS4/Windows
・https://www.spike-chunsoft.co.jp/fireproworld/
「PCエンジンの初代作品からPS2の『リターンズ』まで遊びつくした世代であるだけに、12年ぶりの『ファイプロ』復活には胸躍らせたが……発売当時はセーブデータのクラッシュが発生したり、ウリであるはずの『エディットレスラー交換』の機能に問題が生じるなど、残念な状態が続いていた。アップデートでこれらの問題はかなり解消されたが、オンライン機能のさらなる改善を待つユーザーは未だに多い。松本朋幸監督の謝罪会見の言葉を信じ、来年こそはファンの期待に応える今まで以上の『ファイプロ』へと生まれ変わってくれることを心から願っている」
「スパイク・チュンソフト発売の『ファイヤープロレスリング』シリーズが、コンシューマー機に帰ってきた。プロレス冬の時代を乗り越え、今や社会現象となるほど大人気となった新日本プロレスリングの選手が実名で登場するファイティングロード(ストーリーモード)を引っさげて復活することに驚いた。また、グラフィックスは昔のスタイルを残した2D、ロックアップシステムをそのままに、レスラーエディット機能の大幅に強化し、発売発表時点では、オールドファンも納得のボリュームであった。しかし、各所にバグ発見され、キャラクターメイクもまともに遊べず、オンラインプレイ周りは、ラグが酷過ぎてまともに遊ぶことができず、仕上がりに関しては誉められるモノではなかった。根強いファンや今の新日本ファンに失望を与えた罪は重い」
このほかのタイトル
以下、各1票のタイトルを掲載していく。
【アスファルト9:Legends】
「おもしろいし、画面も綺麗、『TOUCH DRIVE』モードの気軽さなど見どころは多いのだが、一般的なスマートフォンで遊ぶとかなり重く感じることがある。この作品で遊ぶと、自分が愛用するスマートフォンが残念に思えてしまうという意味で、ここに挙げた」
【ウイニングハンド】
「カードの強さで戦うカードゲーム要素に加え、手札で作ったポーカーの役の強さに応じて様々な召喚獣が呼び出せるという斬新なゲームシステムが面白かった。しかしゲームが成熟するにつれ、期間限定で入手できる強力な召喚獣を持っているか否かが勝敗に直結するという対戦ゲームとして致命的な状態に陥ってしまっており、12月にはサービス終了となってしまった。システムは面白かったし、思い入れもあるだけに非常に残念」
【Woodpunk】
「スチームパンクならぬ“ウッド”パンク。腕を切り落とされた天才発明家が機械の腕と近接武器&銃で復讐&無双するゲーム。お供のロボが作ってくれる武器はどれもこれも特徴的で、敵を突き刺して投げ飛ばす槍にブッ叩くハンマー、貫通するビームを撃つ銃と色とりどり。敵を薙ぎ払う爽快感は最高のひと言。……とでも思ったか!各ステージ、各ラウンドごとに使う初期武器はランダム、ロボが出す武器もランダム、気に入った武器を使い回すことは許されない。しかも出現する武器には確率が設定されていて、必ずしも強い武器が出るわけではない(むしろ使いにくい武器がぽこじゃか出てくる)。技術ツリーの進行で多少使いやすくはなるが、お願いだから武器を持ち越させて……」
【螢幕判官 Behind The Screen】
「台湾産のサスペンスパズルアクションという、白井健三選手の体操演技くらい捻りの効いた奇妙な1作。父殺しの犯人として報道された男の人生を幼少期から振り返っていく内容は、現実の過酷さに妄想が加わる形で台湾ドラッギーな不思議世界が展開される。……が、ラストが伏線回収不足で残尿感満載なのも事実。もうちょっとでポストUndertale級の傑作になれたかもなのに。ということで、開発元18Light Gameの次回作に期待です!」
【Getting Over It】
「とにかく作り手の悪意がここまで表に出た(と思わせる作りの)ゲームは初めてかも。ユーザーにとって不親切な操作性の悪さ、オートセーブを逆手に取った練習潰しなど、そういう意味ではこれも常識を覆すゲームだった。プレイの様子を配信できる今の時代だからこそ盛り上がったタイトルともいえる。ワーストというよりトラウマ枠」
【ゴッドイーター3】
「進化という点に重点を置いているとのことだったが、グラフィックスやカメラワーク、操作性など、あまりそれを感じなかったところが残念」
【ザ クワイエット マン(THE QUIET MAN)】
「『音や言葉を排する』というコンセプトのもと、SEやBGM、ボイスの音がない作品で、発売後にそれらが入った無料アップデート版が配信されるというおもしろさに惹かれて遊んでみた。1周目はかなり時間が長く感じたが、2周目をプレイした時に、より楽しめた気がした。ただ、残念だったのは、イメージとして映画のようなビジュアルでストーリーを楽しむ感じなのかなと思っていたのに、バトルシーンがちょっと多ったこと。バグもあり、ストーリーを想像する以前に、バトルに必死になってしまった」
【三極ジャスティス】
「プレーヤーが3つの勢力の中から1つの勢力に属し、リアルタイムに陣地を奪い合うというベースのゲームシステムは良かった。一方で時間が拘束されるのが重すぎるのと、他のプレーヤーとの協力に重きを置いているので、1人のプレーヤーとして大活躍するというような気持ちよさがあまり感じられなかったのが残念。サービスが終了してしまうのだが、コンセプトや世界観、ストーリーは素晴らしかったので惜しいタイトルだった」
【進撃の巨人】
「人気アニメのアーケードゲーム化、それも専用筐体を使用した大掛かりなガンシューティングゲームになるということで、私的にはとても楽しみにしていたのですが、11月に開発中止が発表されたのが残念でした。長らく厳しい市場環境が続く、アーケードゲーム市場を活性化させてほしいという意味でも期待していたのですが……。(参考サイト)」
【真・三國無双8】
「世界を代表するガッカリゲームが『Fallout 76』だとすれば、日本を代表するガッカリゲームは『真・三國無双8』だと思う。広大なオープンワールド、膨大なキャラクター、長大な『三國志』ストーリー、それらがゲームコンテンツとしてまったく噛み合っていない。『無双』シリーズは、何をコアバリューとしているゲームなのか、相手は『God of War』なのか、『レッド・デッド・リデンプション II』なのか、このままではアジアの支持すら失いかねないと思う」
【ストリートファイターV アーケードエディション】
「『ストリートファイターV』のシーズン3となるアーケードエディション。『ストリートファイター』シリーズで、これほどリュウが愛されていないシリーズは無いというほどの冷遇っぷりで、正直言って開発の意図が良くわからない。『ストリートファイター』シリーズで、1番の有名キャラクターで、スタンダードと言われたキャラクターが、最弱に近い調整をされていることに腹が立つ。『『ストリートファイター』を始めるならリュウを選べばいい』と言った決まり文句も使えない。さらに、全キャラクターに追加されたVトリガーIIであるが、そもそも2シーズンをかけて、研究されつくされたVトリガーIを捨ててVトリガーIIを研究する必要があることもユーザーのことを考えていない。VトリガーIとIIをどちらも同時に使えるような調整はできなかったのだろうか。過去作である『ウル4』では、ウルコンダブルというシステムで運用できたのだから」
【絶体絶命都市4】
「極限状態におかれた人間ドラマを体験しつつストーリーが展開されていくが、突拍子もない展開になってしまった部分が見受けられた。また、今どきのオープンワールド志向に真っ向から反してエリアが制限されたり、何度も同じエリアを通過する俗にいう使いまわし等、行動制限が多すぎた。なによりも生理現象(飢え・渇き・排泄)のステータスがあるにもかかわらず、プレイに何の支障にもならなかったのがリアリティを阻害してしまって感情移入がしにくくなってしまった。シリーズ恒例の変な選択肢を選んでも本筋に変化がないのも残念。しかし様々な経緯を乗り越えてリリースされた事自体は評価できると思う」
【ソウルキャリバー6】
「2012年以来、6年ぶりのナンバリングタイトルの復活。登場キャラクターやシステムが『4』以前のものに戻り、コンボやボタン同時押し技の根本的な見直しや新たな攻防システムの追加など、これまでに培ったシリーズのいい部分を残しつつ、格闘ゲームの苦手なゲーマーでも覚えやすいルールへと生まれ変わっている。惜しいのは、キャラクターや武器、カスタマイズパーツが、現状では大きく不足していること。DLCとして配信されることが確定しているだけに、早く『すべて揃った状態の『ソウルキャリバー6』』を、この目で確かめたいところだ」
【ダークソウル リマスタード】
「日本のゲームメディアで『悪かったゲームTop 3』に日本のゲームを入れてもいい? 日本人の読者の反感を買ってしまうんじゃない? シリーズはもちろんリスペクトしているし、Nintendo Switchにもこのようなゲームもどんどん出てくることも素晴らしいと思うんだけど、やっぱりこのゲームは僕には厳しすぎた。ごめんなさい。イギリスに強制送還させられるようにお願いいたします」
【ディシディア ファイナルファンタジー エヌティー】
「初代『ディシディア』が世に出たのは、今より10年前の2008年。当初はスクウェア・エニックスが初の格ゲーを作るというので、ずいぶんと期待したものだったが、いざプレイしてみると、対戦格闘ではなく皆でわいわいと盛り上がるようなパーティーゲームだった。回避行動のスキをキャンセルして回避行動を出せるうえ、回避を咎める手段も時間制限による決着もないため、永遠に逃げ続けることが可能。本作もずいぶんと進化しているが、やはりまだパーティゲームの域を出てないように思う」
【D×2 真・女神転生リベレーション】
「自動戦闘によるレベリングは本当に最高だった。GalaxyS8の有機ELが焼きついたけど、そのくらい面白かった。システム改修やストーリーの追加も頻繁にやってくれたので、メガテンの世界を知らなくても十分楽しめた。でもやっぱりガチャの排出率がひどすぎるのでもう限界」
【TETRIS EFFECT(テトリス・エフェクト)】
「『Rez Infinite』にハマったので、こちらもヒットするかなと思ったのですが、残念ながら合いませんでした。サウンドやグラフィックス、没入感などはさすがなのですが、どうやら自分は単にアーケード版の『テトリス』をVRで遊びたかっただけのようでした。『テトリス』は自分のリズムを持っているので、BGMに邪魔されてしまうように感じたのが惜しいところです。テトリミノごとに固有のカラーが付いていなかったのも、個人的にはプレイしづらかった部分でした」
【Detroit: Become Human】
「クアンティック・ドリームの最新作のアドベンチャーであり、グラフィックス、ストーリー、キャラクター性、全てが最高の、多くの人にオススメしたいタイトルだが、SFファンとして、やはりこのあまりにレガシーなロボット像は、苦言を呈したい。『人間に似た機械』が、何故あまりに人間的な思考をしなくてはならないのか、何故ロボットを非常に単純な『かわいそうな人』としてしか描かけないのか。そういうメロドラマから離れることこそSFは価値があると思う。『ゲームとしてそんな複雑さは関係ない』という意見はもっともだが、テクノロジーやストーリーテリングの上で、本作は最先端のゲームなのに、そのテーマの根幹であるロボットの描き方に関して、全く革新性がなかったのはとても残念だと感じた」
【Total War Arena】
「個人的にはとても期待していただけに、始まる前に終わってしまい残念。モチーフも、グラフィックスも、マップの作り込みも、決して悪くなかったと思うが、5年以上掛けて練り込んでいった『World of Tanks』のメカニクスをいきなりどっさり入れ込んだためか、おもしろさを感じる前に、面倒くささが先にたってしまった印象。日本陣営の実装を見たかった……」
【NEWガンダムブレイカー】
「近年、メカアクションゲームが希少ジャンルと化している。特に本作は『ユーザーが製作側に求めていたこと』が悪い意味ですれ違った事例となってしまった。前作まで好評だったシステムのほとんどが廃止され、メカアクションのキモである『自分の機体を構築する喜び』が、奇しくも新システムのリアルタイムカスタマイズによって否定されてしまった……。それでも、自分を含めメカアクションゲームファンはガンブレシリーズの復活を願っている。不評なシステムを見直して、再び『自分の機体』で爽快に戦う喜びをファンに与えてくれると信じている」
【Nintendo Switch Online】
「なんか、Nintendo Switch Onlineはちょっと物足りない。利用料金は安いからそんなに気にしていないが、もっといいものを期待しすぎていたかもしれない。現状プレイできるファミコンソフトが数少ないし、なくてもいいものが多い。今までのVirtual Consoleは豪華で基準が高くなったかもしれない」
【ヒットマン 2】
「ナンバリング2作目からいきなり飛び込んだ自分に非があるのは承知の上で、操作方法とミッションを与えられて後は自由! という『ザ・洋ゲー』に久々にぶち当たったタイトル。探索行動やNPCの会話に何の意味があるのか、そもそもメニュー画面が差す単語に説明が無いなど、ゲームの設計を理解するのに結構時間がかかるのと、ところどころ、立ち入り禁止区域で守衛に日本語が当たっていないなどでわかりにくい地雷を踏んだりしてプレイのテンポが悪くなるのが残念だった」
【ファイアーエムブレムヒーローズ】
「任天堂のタイトルということで期待もこめてプレイした1年半。今なおストーリの追加やシステム周りのアップデートは積極的だし、チャレンジングな新イベントなどが多いのに対して、ガチャ周りだけは保守的でほとんど変化が起こらないため、そろそろ我慢の“限界突破”」
【ファイナルファンタジーXV: Windows Edition】
「なにが残念って、PS4版とクロスプレイできないことが本当に残念。どうせなら、頑張って育てたPS4版のキャラクターデータをそのまま持ってきて遊びたかった」
【ファミリーコンピュータ Nintedo Swich Online】
「月額課金でたくさんのファミコンソフトが手軽に遊べ、RF端子でテレビに接続していた時代とは比較にならないほどのきれいな画面で楽しめるのも嬉しい反面、基本操作以外のマニュアルがまったくないのが不親切過ぎます。元のソフトに同梱されていた、取扱説明書のスキャン画像や、あるいは再編集したオンラインマニュアルをなぜ用意してくれないのでしょうか? これではオリジナル版を遊んだことがないプレーヤーに対し、せっかくのゲームの魅力が十分に伝わらないように思います」
【ファンタシースターオンライン2 クラウド】
「Nintendo Switchでクラウドゲームが遊べるとワクワクしたが、なかなかプレーヤーが満足するパフォーマンスを出すことができず残念」
【FAITH】
「グラフィックスは美しく、操作感も良好で爽快なアクションが楽しめる本作。2勢力の対立をテーマとしているので対人コンテンツが豊富なのは非常にいいのだが、狩場でのフリーPKをオプションで回避できる設定になっているのが残念だった。狩場で遭遇したら有無を言わせずPK、仲間を呼んできてPKK、そこからの泥沼の勢力戦へ……というものを期待していたので、今どきのMMOとしてはあって当然の機能なのはわかっているのだが、対人タイトルとしてPKオフはナシにしてほしかった……」
【フォートナイト】
「文句なしで本年度、人気No.1のバトルロイヤルゲーム。シューティングと建築(クリエイト)要素を駆使してバトルロイヤルシューティングを楽しむ。とくに建築とバトルを切り替えながら楽しむ斬新なシステムは、『見て楽しむゲーム』としても優秀で、プレーヤーのWEB配信を見るだけでも楽しく、eスポーツタイトルとしてみても素晴らしい。しかし、カートゥーン調のグラフィックスを採用していながら、『シューティング』の部分で一般的な銃を使って人間を撃つという部分が、一部の保護者から敬遠されてしまい、子供がゲームをプレイすることを許可されず、若いユーザーを失望させてしまった。ゲーム的に完成度が高かっただけに残念でならない」
【フラッシュバック】
「Delphine Softwareの名作アクションアドベンチャーのリメイク移植版。難易度選択やミスしたときの巻き戻しプレイの導入、オリジナルと切り替え可能なアレンジサウンドなど、リメイクとしての完成度は十分で、すでに何周もしているのだが、筆者が購入したNintendo Switch版はバグが発生しているのか、ラストの脱出シーンで爆弾のタイマーが動かず、毎回のんびり歩いて脱出していて、緊張感がゼロ。アップデートで対応してほしいとずっと思っているものの、未だその気配ナシ」
【プレイステーション クラシック】
「タイトルではなくゲーム機なのだが、ここに挙げたくなるようなちょっと残念な仕様の数々。画質設定なし、再開ポイント(中断セーブ)が1タイトルにつき1個、コントローラーの入力遅延、描画のフレーム落ち……。収録ラインナップに『パラッパラッパー』や『ビブリボン』などリズムゲームの名作が収録されていない理由もわかった気がする。本体やコントローラーがよくできていて、公式が発売する価値も高いぶん、中身もしっかりと作り込んでもらいたかった」
【Hole.io】
「落とし穴を操作して人だろうが建物だろうが、街に存在するものすべてを呑み込んでいく、というシンプルさが楽しく、中毒性も高い。バージョンアップを重ねゲームモードやマップの種類が増えたのはいいが、自分でマップが選べなかったりするところなどが惜しい。もうひとつ、何が原因かはいまひとつ不明だが、『ROG Phone』だとプレイ不可能なほどに画面が乱れてしまうことがある。詰めの甘いところが残念」
【MOTHERGUNSHIP】
「“銃を”、“自由に”、“作って”、“無双する”だとォ~~ッ? そんなの面白いに決まってる! と思ってトレーラーを見た瞬間ウィッシュリストに投げ込み、リリースとともに飛びついたら、持ち込めるパーツが制限されていたり道中で購入するのみだったり、自由に無双できるわけではなかったというもどかしさ溢れる作品。道中で買えるパーツもランダム性が強く、うーんこの」
【MU LEGEND】
「期待値も高く、操作性もよく、ストーリーもとてもおもしろい。ただ、最初のスタートダッシュからの失速感が否めないのが残念。最初のスピード感からすると、カンスト後に一気に失速してしまった印象。エンドコンテンツからポツポツと人が減り、ギルド内でパーティを組むこともできないくらいになり、自分自身もドロップアウトしてしまった」
【モンスターハンター:ワールド】
「そこまで玄人ではないので、という前置きをしておいて……ハンマーを極めてから弓へ、といった遊び方を変えるためではなく、クリアできない(主に時間切れ)ために武器種を変えざるを得ず、それによって防具やら派生が振り出しに戻ったところで一気に作業感が増したのが残念だった」
【龍が如くONLINE】
「個人的に『龍が如く』シリーズで楽しんでいたのが戦闘(アクション)と探索だったので、モバイルということもありそこを削いでいる印象だったので残念だった。ストーリー重視派にとってはこちらでも重厚なストーリーが展開されているので良いタイトルだと思う」
【レッド・デッド・リデンプション II】
「賛否渦巻く本作に関して、筆者としては『非』側の評が強め。あれやこれやと徹底的に作り込まれている要素に、ちょっとついて行くことができなかった。ストーリー設定も、前作が娯楽重視のマカロニ・ウエスタンならば、本作は開拓者精神をあふれる正統派の西部劇といったところだろう。日本人には前者のほうが向いているのかもと思った」
【World of Tanks】
「バージョン1.0がリリースされたが、重戦車同士の打ち合いがメインの戦場が増え、他の戦車(特に軽戦車)が勝敗に関われない展開が増えた印象が強い。また、強すぎる課金戦車がバランスを崩しているというプレーヤーの声も目立ち始めた。今後のアップデートでまたバランスも変化すると思うのでそちらに期待したい」