インタビュー

「DAEMON X MACHINA」が目指す“誰もがヒーローになれる気持ちよさ”。プロデューサー佃健一郎氏インタビュー

9月13日 発売予定

価格:7,800円(税別)

 マーベラスが9月13日に発売を予定しているNintendo Switch用メカアクション「DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)」。E3 2019では発売日決定とともに新トレーラーが公開され、発表後のアップデートでは対戦モードの実装が発表されるなど、発売に向けて着々と準備が進められている。

 E3 2019の会場では、本作でプロデューサーを務める佃健一郎氏にインタビューできた。本稿ではその模様をお伝えする。

「DAEMON X MACHINA」プロデューサーの佃健一郎氏

――開発の進捗はいかがでしょうか。

佃氏:もうほぼ終わりに近づいています。今は最後の細かい調整や発売後のアップデートやDLCなどいろいろなものに取り掛かっているところです。

――体験版のフィードバックから得た修正から、「よりゲームを遊びやすくしたい」という方針を感じました。

佃氏:もともとメカゲームを作っているつもりはなくて、あくまでより楽しいアクションゲームをより多くの人に触ってもらおうというのが主旨です。

 地上と空中を自由に移動できるゲームを作ろうとした時に、アーセナルのような外部装甲を着て戦う設定は、アイアンマンなど、みんなが好きなこともありますし、様々な人にわかりやすいと思いました。

 実際にプレイしてみると、自分もヒーローのような戦い方ができるし、どんどん強くなる。その気持ちよさが「DAEMON X MACHINA」ならではの面白さではないかと思います。

――本作はアーセナルを脱いで戦うこともできるようですが、どのように戦うのでしょうか。

佃氏:アーセナルで戦うことが戦い方の基本にはなりますが、人の状態だと地面に罠を仕掛けられたりします。特に協力プレイのとき、罠を仕掛けて敵をおびき寄せれば、そこで攻撃を一気に叩き込めます。戦略的にあえて人の状態になる、というような使い方になりますね。

――主人公自身の強化は戦術にどのような影響を与えますか。

佃氏:アウター自身の能力アップと、アーセナルのステータスを伸ばす効果があります。たとえば瞬間移動のようなアクションが可能になったりしますし、太刀による近接攻撃のコンボがより多く繋がるようになります。

――アーセナルはプレイ中にモードを変化させられますよね。

佃氏:攻撃力が上昇するアサルトモード、移動速度が上がるウィングモード、全方位にバリアを張るシールドモードがあります。初心者の方はこれらを使い分けるだけでも、だいぶ攻略が楽になると思います。

 またミラージュモード、というものもあります。ミラージュモードでは、自分の分身を作り出して、自動で敵を攻撃してくれます。4人協力プレイ時に、全員でミラージュモードを発動すれば、合計8体で敵を攻撃できます。これはかなり強力です。今挙げた4つのモードは、「フェムト」という特別なゲージを使います。

――本作では敵が落とした装備を入手できるということで、より強い武器を探していくような遊び方できるのでしょうか。

佃氏:それはその通りなのですが、オーダーの目的のほとんどはそうではありません。たとえば「拠点を防衛せよ」というオーダーの時に、違う場所で武器を集めていたらクリアできません。ですから物欲に負けたら、意外にオーダーを失敗してしまいます(笑)。

――装備はどれくらい出てくるのでしょうか。

佃氏:結構あります。数字で言うのは難しいですが。いろいろな性能を持った武器を揃えることで、自由な戦い方ができるようにしています。場面ごとに装備を切り替えることもできるので、好きな戦い方を編み出していってほしいですね。

――人によってまったく違う戦い方になりそうですよね。

佃氏:自分はだいたい近接装備を付けています。太刀をぶんぶん振り回して、コンボでザコ敵を倒して。

 戦略で言ったら、自分の場合、ボス戦は最初にすべてのザコ敵を倒すんですよ。そうするとその場に弾が落ちます。今度はボスを違う場所に誘導して戦って、弾が切れてきたら、最初の場所に戻って弾を拾いながら戦うと。そこはプレーヤーによって変わると思います。

――本作は、どんな方に遊んでほしいですか。

佃氏:アクションゲームが苦手な方や、初心者の方でも、自動射撃のようなサポート機能をたくさん入れています。それと今回、ストーリーやキャラクターをとても丁寧に作っています。アクション以外の部分でも楽しめるものを用意しているので、まずは手にとっていただけたらなと思います。

――ストーリーモードの想定プレイ時間はどれくらいですか?

佃氏:ストーリーモードを何も考えずにやったら、20~40時間以上はかかるのではないでしょうか。

 さきほど「フェムト」のお話をしましたが、フェムトはノルウェー語で15を意味します。本作は月が落下した世界ですが、この15という数字は月の満ち欠けの日数と関係しています。そういった設定も楽しんでいただけたら嬉しいです。

――それ以外のゲームモードはいかがでしょうか。

佃氏:最大4人の協力プレイと、それと発表したばかりですが対戦モードが発売後のアップデートで入ります。これは1on1、2on2の対戦です。

 ただ、人と対戦したら大体のものは面白いですからね。本作は1人用モードでシナリオや装備集めが楽しめるようになっているので、まずはそちらを見ていただきたいなと。その後に協力戦や対戦をプレイすると、もっと奥深いものが待っています。

 協力戦で言えば、プレイ途中で出会うNPCを連れて行くことができます。ですからソロの人も安心してプレイしていただけます。

――非常に楽しみです。

佃氏:「DAEMON X MACHINA」は発売日が決まって、予約も開始されております。ぜひみなさんで楽しんでいただければと思います。

――ありがとうございました。