【特集】

【年始特集】2024年こそ行きたい! 京都の“任天堂スポット巡り”攻略ガイド

ニンテンドーミュージアムやNintendo KYOTO、本社まで! 想定旅行プランと共に紹介

 2023年は「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」に始まり、「ピクミン4」や「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」と、任天堂ファン大忙しの年となった。だが、2024年は任天堂初の公式資料館「ニンテンドーミュージアム」が2024年3月末に完成予定。さらに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「スーパーニンテンドーワールド」では新エリア「ドンキーコング・カントリー」が2024年春に開業するなど、引き続き大忙しの時期が続くことになる。

 そこで本稿では、今年2024年に行ってみたい“京都の任天堂スポット”をまとめて紹介。先述の「ニンテンドーミュージアム」やオープンしたばかりのオフィシャルショップ「Nintendo KYOTO」、任天堂旧本社を活用したホテル「丸福樓」、任天堂本社の魅力やアクセス方法をまとめていくほか、一日で巡るツアーを想定したスケジュールも紹介していく。今年“任天堂旅行”を計画している方は、ぜひ参考にしていただきたい。

ミュージアムに旧本社社屋のホテルまで! 京都の“任天堂スポット”を紹介

 任天堂は日本屈指の観光名所である京都府にて創業。そのため、京都には任天堂ファン注目の“任天堂スポット”が点在している。まずはそのスポットの場所や魅力を紹介していこう。

ニンテンドーミュージアム(2024年3月末までに完成予定)

場所:京都府宇治市小倉町神楽田56(旧:任天堂宇治小倉工場)
営業時間:未定

 任天堂初となる公式資料館の存在が発表されたのは2021年6月。当初は「任天堂資料館」と呼ばれていたが、2023年9月の配信番組「Nintendo Direct 2023.9.14」にて正式名称が「ニンテンドーミュージアム」となることが発表された。

 ニンテンドーミュージアムは、かつての任天堂・宇治小倉工場をリノベーションし、同社がこれまでに発売したものを展示・体験できる資料館施設へと進化。2023年10月には、任天堂公式インスタグラムにてミュージアムのロゴが掲げられた建物も公開され、着々と完成へ近づいている。

 現在公開されているのは、正式名称とロゴ、そして建物屋上に「ハテナブロック」の絵が描かれているということだけ。2024年のゲーマー最注目の施設で、3月末までの完成に向けて新たな情報に期待したい。

【ニンテンドーミュージアム】

□「任天堂宇治小倉工場用地の利用について」のページ

Nintendo KYOTO(2023年10月17日 オープン)

場所:京都府京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町35 京都高島屋S.C.[T8] 7階
営業時間:10時~20時

 任天堂は「スーパーマリオ」や「ゼルダの伝説」、「どうぶつの森」、「ピクミン」、「スプラトゥーン」といった各コンテンツののオフィシャルグッズを幅広く展開している。そのグッズを見て・触れて・購入できるオフィシャルショップが2023年10月にオープンしたばかりの「Nintendo KYOTO」だ。

 東京・大阪に続く3店舗目として、ドット状の模様が印象的な店内にはグッズを多数展示しており、「Nintendo KYOTO」のロゴが入った限定グッズも販売している。さらに、店舗が入居する京都高島屋S.C.の専門店ゾーン「T8」1階には土管から顔を出すマリオの超大型スタチュー、屋上にはゴールポールにぶら下がるマリオのスタチューが設置されているなど、建物全体を巻き込んだスタチューの展示が見どころだ。

【Nintendo KYOTO】

□「Nintendo TOKYO/OSAKA/KYOTO」のページ

ホテル「丸福樓」(2022年4月1日 オープン)

場所:京都府京都市下京区正面通加茂川西入鍵屋町342番地
チェックイン:15時以降
チェックアウト:12時まで

 2022年に開業したばかりのホテル「丸福樓」は、1930年に竣工した任天堂の旧本社社屋を宿泊施設へと改装。「ファミリーコンピュータ」などのゲーム機を手掛ける前の“任天堂の原点”に触れることができる唯一無二の場所だ。料金は変動制で、素泊まりからオールインクルーシブプランまで用意されており、大人2名で42,000円(2024年1月の最安値)から。

 館内には、任天堂創業家である山内家の居住部屋を改装した「ジャパニーズスイート」のほか、応接間を改装した「ゲストラウンジ」を用意。さらに、山内家による任天堂の歴史を体現したライブラリー「dNa」もあり、任天堂ファンやゲーマーであれば一度は泊まってみたいホテルだ。

 また、JR京都駅まで徒歩で約15分と近いほか、京都駅からユニバーサル・スタジオ・ジャパンまではJRで1時間ほど。一日目の行程を終えて、二日目に「スーパー・ニンテンドー・ワールド」へ行く場合にも「丸福樓」はオススメのホテルだ。なお館内の見学のみなどはできず、宿泊者のみ入館できるため注意が必要となっている。

【ホテル「丸福樓」】

□ホテル「丸福樓」のページ

任天堂本社(2000年竣工)

場所:京都府京都市上鳥羽鉾立町11番地1

 任天堂本社と言えば、すぐに“白色で真四角の建物”を思い浮かべるゲーマー・任天堂ファンの方もいるだろう。一方で何知らない人が見ると、シンプルすぎる見た目に「これがゲーム会社の建物?」と疑念を浮かべる人も多そうだ。

 実際、任天堂本社は正四角形の真っ白な建物で、囲碁の目状に規則正しく窓が並んでいるシンプルな構造となっている。2000年以降の任天堂タイトルはここで開発されており、“これぞゲーマーの聖地”といえる場所だ。さらに、本社周辺には同じような見た目で2014年に竣工した「任天堂本社 開発棟」のほか、新たに「本社第二開発棟」の建設が進められている。

 もちろん関係者以外は立ち入り禁止のため、外から記念撮影するだけとなるが、任天堂ファンであれば一度は拝んでおきたいスポットだ。

任天堂本社 開発棟
本社第二開発棟(現在建設中)
本社と本社開発棟の位置関係。さらに“公募土地”と書かれている場所を任天堂が取得し、第二開発棟の建設が進められている。

ミュージアムからホテルまで一日で巡る! 京都・任天堂の聖地巡礼ツアー

 続いては、先ほど紹介した任天堂スポット4カ所を一日で巡る“聖地巡礼ツアー”のアクセス方法とスケジュールを紹介していく。なおニンテンドーミュージアムについては、営業時間やチケットなどの詳細が発表されていないため、オープン時には最新情報に対応した“最新版”へと更新予定だ。

 Nintendo KYOTOとホテル「丸福樓」は京都駅の北側となる京都市下京区、任天堂本社は京都駅の南側となる京都市南区にあり、JR京都駅からそれぞれ電車やバスで約10~15分ほどと近い距離に位置している。だがニンテンドーミュージアムは、任天堂本社よりさらに南となる宇治市にあり、京都駅から約30分ほどと若干離れている。

京都周辺の任天度スポット。赤いピンの上からNintendo KYOTO、丸福樓、任天堂本社、ニンテンドーミュージアムだ

 そのため聖地巡礼ツアーを行なう場合は、ニンテンドーミュージアムを第一目的地にするといいだろう。ミュージアムへのアクセスには「近鉄京都線」がオススメ。京都駅から「近鉄京都線」の準急または普通列車に乗車し、25分ほど電車に揺られたあと小倉駅にて下車する。小倉駅から5分ほど歩くとニンテンドーミュージアムに到着だ。

 「ニンテンドーミュージアム」の展示規模は未知数だが、“展示と体験を行なう観光施設”とされているため2時間以上は滞在することとなるだろう。時間に余裕をもってスケジュールと組みたいところだ。

小倉駅の構内。画像手前側「橿原神宮前方面」のホームに到着するため、そのまま改札を出て5分ほど歩くとニンテンドーミュージアムへ辿り着く

 ニンテンドーミュージアムのあとは、任天堂本社がオススメ。先ほどの近鉄京都線・小倉駅から京都市内へ戻り、電車で20分ほどの「十条駅」が任天堂本社の最寄り駅だ。改札を出て「油小路通」方面に向かって歩くと、まずは任天堂本社の開発棟が現われる。広大な敷地の中に“真っ白で真四角の建物”があり、建物には任天堂のロゴが掲げられている。

 そこからさらに5分ほど歩き、「久世橋通新町」交差点の前にあるのが任天堂の本社社屋だ。ゲーマーが日ごろからお世話になっているNintendo Switchや各タイトルが、ここから世界に向けて展開されていると思うと、感慨深い気持ちになるかもしれない。

近鉄京都線・十条駅(画像左上)と任天堂本社開発棟、任天堂本社の周辺マップ。改札を出て「油小路通」に向かうと本社開発棟が見えてくる

 次に向かう場所は、2023年11月にオープンしたばかりの「Nintendo KYOTO」だ。任天堂本社から「烏丸通」へ向かい、歩いて7~8分ほどのところに京都市営地下鉄・烏丸線の「十条駅」がある。そこから地下鉄に約9分乗ると「四条駅」へたどり着く。10分ほど歩くとNintendo KYOTOが入居する「京都高島屋S.C.」に到着だ。

 Nintendo KYOTOが入居するのは、京都高島屋S.C.の専門店ゾーン「T8」の7階。土日祝日などの混雑が予想される日は、整理券の配布が行なわれる場合もあるため、最新情報を「Nintendo TOKYO/OSAKA/KYOTO」公式SNSにて確認しておこう。

京都市営地下鉄・烏丸線「十条駅」からNintendo KYOTOまでは10分ほど歩く

 この3カ所を回るだけでも結構な距離を歩き、時間も良い頃合いとなるので、京都周辺に在住の方は帰宅する時間帯だ。だが、宿泊予約を済ませている方は最後の目的地「丸福樓」へと向かおう。京都高島屋S.C.近くのバス停「四条河原町」にて4番または17番、205番のバスに乗り、15分ほどの距離にある「河原町正面」にて下車。徒歩5分ほどで最終目的地となるホテル「丸福樓」へ到着だ。

 これにて一日で巡る“京都・任天堂スポットツアー”は終了。京都近辺に在住の方は一日で回って自宅へ帰ることもできるほか、遠方から来た方はホテル「丸福樓」へ宿泊し、任天堂の歴史に触れながら宿泊することができる。2日目は京都の名所を回ったり、大阪に出てUSJの「スーパー・ニンテンドー・ワールド」へ行くこともできるだろう。

 ニンテンドーミュージアムの開館時間を10時とした場合、想定されるスケジュールは以下の通り。もちろん、それぞれの混雑具合や交通状況などで前後する場合もあるが、比較的余裕をもって各スポットを巡ることが可能だ。任天堂ファンはもちろん、ゲーマーや家族と一緒に楽しめる行程となっている。

京都・任天堂スポットツアー
目的地到着時間出発時間乗車区間料金(2023年12月現在)
京都駅---9時20分頃 出発------
ニンテンドーミュージアム10時頃 到着13時頃 出発京都駅~近鉄京都線・小倉駅大人360円、小児180円
休憩(1時間)
任天堂本社14時30分頃 到着15時10分頃 出発近鉄京都線・小倉駅~十条駅大人300円、小児150円
Nintendo KYOTO15時50分頃 到着17時頃 出発京都市営地下鉄・十条駅~四条駅大人260円、小児130円
丸福樓17時30分頃 到着---京都市営バス・四条河原町~河原町正面大人230円、小児120円

京都・大阪には任天堂スポットがいっぱい! 2024年は“任天堂旅行”へ行ってみよう

 ここまで京都4カ所に点在する“任天堂スポット”へのアクセス方法やスケジュールをまとめた「攻略ガイド」をお届けしてきた。京都は、任天堂の本社以外にも2020年以降にできた任天堂関連の施設が多くあり、任天堂ファンやゲーマーであれば訪れておきたい“聖地”といえる場所だ。一日で京都の任天堂スポットを全部巡ってみたり、「丸福樓」に泊まって二日目はUSJに行ってみたりと、期待を膨らませることができる。

 さらに大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンには、スーパー・ニンテンドー・ワールドの拡張エリア「ドンキーコング・カントリー」も開業予定。ニンテンドーミュージアムと合わせて、2024年は任天堂関連のスポットへ行く絶好の機会となっている。ぜひ、本稿を参考にしながら任天堂ファンやゲーマーの皆さんに“任天堂旅行”を楽しんでほしい。

2024年春に開業するUSJの「ドンキーコング・カントリー」も行っておきたいスポットの1つ。