「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【連載第12回】「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【ゾディアックウェポンストーリー】

1人用コンテンツ

クエスト受注条件:古の武器・ゼニスを装備

泣こうがわめこうが出ない時には出ない(出る時は出る)

 とにかく、確実なドロップ条件としては「古の武器・ゼニスを装備してF.A.T.E.に参加した時」ということしかわかっていない以上、1つでも多くのF.A.T.E.に参加することが、イコールドロップ率の向上につながるはずだ。そこで、F.A.T.E.に参加する際のポイントなどを整理してみよう。

 アートマが出る地域は3つのパターンに分類できる。1つは初心者用低レベル帯エリア、2つめは蛮族デイリークエストのある高レベル帯エリア、そして3つめは高レベル帯と低レベル帯が隣接する複合エリアだ。

 低レベル帯エリアはF.A.T.E.の発生数頻度はそこそこ高いが、レベルシンクで使えるアクションがかなり制限されるため戦闘が単調になりがちだ。蛮族デイリーがある高レベル帯もF.A.T.E.の発生頻度は高い。またほとんどすべてのアクションが使えるので戦闘もそれなりに楽しめる。しかし、敵が強いので、人が少ない時間帯にはクリアできないことがある。複合エリアは、エリアの面積が広く移動に時間がかかる。デイリーなどがない地域は、F.A.T.E.の発生間隔が他のエリアに比べて遅い。

 人が多い時間帯だと、敵が弱い低レベルエリアではF.A.T.E.があっというまに終了してしまうことも多い。マップにマークを見つけて現地に向かっても、たどり着く前に終わってしまう。人が多い時間帯には手間のかかる高レベル帯、人が少なくなったら低レベル帯といった使い分けができれば、多少は楽になる。メインストーリーやサブクエストがらみのF.A.T.E.など発生頻度が特に高いF.A.T.E.に張り付くのも手だ。

 なにしろ皆百戦錬磨のF.A.T.E.ハンターなので、湧いた瞬間自動照準で攻撃を入れるマクロの1つも組んでおかなくては、タゲっている間に終了ということも十分あり得る。近くにいる敵を自動的にターゲットしてくれる「/tenemy」などのマクロを活用して、機先を制しよう。

 ちなみに、筆者の場合は12個揃うまでに約20日ほどかかった。正確には1個ダブらせてしまったので13個だが。基本的に1日1個、最長でも90分までと決めていた。1回目のF.A.T.E.で出ることもあれば、90分間が徒労に終わることもあったが、どっちにしても1日1個まで。実は当初は欲をかいて2個目にチャレンジしたこともあったのだが、1回も出なかったので途中から1個と決めたのだ。まったく出ない日もあったが、他のメンバーの話を聞く限り、順調だった方だと言える。

 たぶん多くの人がそうだと思うが、アートマ集めをしている間は、たいてい他にも何かしている“ながらプレイ”だった。PCで動画を見たり、時には仕事をしながらF.A.T.E.が発生したら現場に急行する。あまり長距離の移動はしない。マップが広い地域、例えば北部森林のような場所では、アルダースプリングスと決めたらその中で発生するF.A.T.E.だけで勝負する。

 しかしどういう工夫をしていても、10も20もF.A.T.E.を渡り歩いているとやっぱりだんだん飽きてくる。そういう時には、気分を変えてクリスタルタワーに登ってみたりラムウに会いに行ってみてはどうだろう。巨大なボスを盛大にたたきのめしてスカっとしたら、また新たな気持ちでF.A.T.E.を頑張れるはずだ。

 何時間やっても出ないという人は、ちゃんとゼニスを装備しているか、本当にアートマが出る地域なのか、今1度確認してみてはどうだろう。ゾディアックウェポンストーリーが始まった当初は、筆者も勘違いして、モードゥナのF.A.T.E.まで熱心にこなしては「出ないなあ……」と言ってたことがあるので、一応念押ししておく。

「ヤツはゾディアックの中でも最弱」。俺たちの戦いはこれからだ!

このワンカットを撮るために4時間以上……。やっと、来たああああああああああああ!!!!!!!

 アートマを集め終わったら、ハーストミルのジャルザーンに渡してゼニスをアートマに変えてもらおう。必死に集めたものなので、渡すのははっきりいって惜しい。だが渡さなければコルタナ・アートマはもらえないので、何のために集めたのか思い出して、念願の「古の武器・アートマ」をゲットだ。

 だがこれは「ゾディアックウェポンストーリー」の幕開けに過ぎない。アートマにするとアイテムレベルは100になるが、ステータスはゼニスと変わらない。ここから、アニムスを作るためのクエストの中で、少しずつステータスを成長させていかねばならないのだ。

 アニムス作りも相当に大変ではあるが、出口の見えないアートマ地獄を卒業した後には、決められた課題を淡々とこなすことなど楽勝に思えるから不思議だ。そんなわけで次回はナイト用のコルタナ・アニムスを作るための長い長い旅路に思いを馳せたい。というか――、正直に話すと、この原稿執筆時点でまだ「コルタナ・アニムス」は完成していない(盾は完成したのだが)。果たして次回アニムス編をお送りできるかは、ハイデリンのみぞ知る……(頑張ります!)。

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(石井聡)