【特集】

まだ間に合う!Amazonふるさと納税で節税しながら返礼品を手に入れよう【年末特集】

グルメからキーボードまで、年末にはご当地グッズの宝探しを楽しもう

【Amazonふるさと納税(2025年度)】
2025年12月31日まで

 2025年度のふるさと納税の期限が、12月31日23時59分に迫っている。2025年の所得税や住民税からの控除を受けるには、この時間までに決済を完了していなければならない。

 「ふるさと納税」は、自分が選んだ自治体に寄付を行なった時、2,000円を超える金額を翌年の所得税と住民税から控除(減額)することができるという仕組み(一定の上限あり)。さらに寄付をすると多彩な返礼品を受け取ることができる。つまり実質2,000円で各地の名産品などを入手できるお得な制度だ。

 総務省による調査では利用しているのは国民の約18%程度と、知名度の割に実はそれほど利用率は高くない。利用するには、自分がいくらまで控除を受けられるのかを調べる必要があったり、「ワンストップ特例申請」が必要だったりと通常の通販にはない複雑さがあるため、「めんどくさい!」と思ってしまう人も多いのだろう。

 そこでお勧めしたいのが「Amazonふるさと納税」だ。すでにAmazonアカウントを持っている人なら面倒な会員登録はなく、いつものショッピングと同じ感覚で返礼品を選ぶことができる。Amazonだけの値引きや、ここでしか手に入らないオリジナル商品もある。なにより、Amazonが得意とする最速翌日配達に対応している品ならこの年末年始の間に手元に届くというスピードが魅力だ。

 今回は、まだふるさと納税をしていないという人のために、この記事を読み終わればすぐ注文できるよう、改めてAmazonふるさと納税の使い方などを紹介したい。

□Amazonふるさと納税のページ

【Amazonふるさと納税対象品】
【令和7年産】コシヒカリ 精米 5kg

・【令和7年産】コシヒカリ 精米 5kg

広洋水産 いくら 200g×2

・広洋水産 いくら 200g×2

フロム蔵王 Hybrid NEOマルチアイスBOX24

・フロム蔵王 Hybrid NEOマルチアイスBOX24

なぜ今、Amazonふるさと納税なのか?翌日配送が強み

 ふるさと納税をオンラインで購入できるサイトは、専門サイトや大手のECサイトまで多種多様に存在している。「Amazonふるさと納税」は2024年12月19日にスタートしたサービスで、ふるさと納税サイトとしては後発だ。

 だが、Amazonのロゴマークが付いた波佐見焼マグカップなど、Amazonならではの限定品や、Amazonに配送を委託する「フルフィルメント by Amazon(FBA)」を利用した翌日配達や受け取り日時の指定が可能などメリットは多い。

 2025年10月から、それまで可能だった返礼品へのポイント還元が禁止された。以前はポイントのために特定のサイトで注文していたという人も、自由度が高く選択できるようになった。Amazonふるさと納税ではポイントの代わりに「トクベツな寄付額」として、よりお得に返礼品を手に入れられる商品をまとめたコーナーを掲載している。

新たに登場した「トクベツな寄付額」コーナー

ふるさと納税の始め方。まずは自分の控除額を確認しよう

 ふるさと納税のページを初めて見た人は、表示された金額を見て「高い」と感じるかもしれない。だが仕組みをしれば決してそうではないことが分かる。返礼品と共に書かれている金額は自治体への寄付額であり、この金額から2,000円の自己負担分を引いた額が翌年の住民税や所得税から控除される。では高額な寄付をすればするほど得なのかというと、そうでもない。個人が寄付できる上限が決まっているからだ。

 そこで、ふるさと納税を利用する際最初にしなければならないのは、自分の控除上限額を知ることだ。控除の基準となるのは、寄付をする年度の給料や収入だ。給与所得者の場合は、給与収入から収入に応じた給与所得控除と、社会保険控除を差し引いた額が基準の課税所得となる。個人事業主なら総収入から経費と税金を差し引いた純利益で考える。12月中にはまだ確定していないため、だいたいの目安金額で考えることになる。

 こうして計算した金額が約450万円だった場合、独身世帯なら52,000円が控除される。この人が52,000円のふるさと納税をした場合、2,000円の自己負担金を除いた50,000円が所得税や住民税から控除される。

 例えば52,000円を、12,000円と20,000円×2回という風に別々の自治体にふるさと納税した場合も、負担金は2,000円しかかからない。また、控除額よりも少ない金額、例えば3,000円のものを購入した場合にも、2,000円の自己負担額は必要になるので、この場合は1,000円のみ控除されることになる。

 逆に控除の上限を超えると超過分+2,000円が自己負担分となる。この仕組みからなるべく控除上限を使い切ったほうがお得、ということになる。

「Amazonふるさと納税 はじめてガイド」には必要な知識がまとまっている

 控除額は収入や家族の構成などで細かく区分されている。Amazonふるさと納税には、「はじめてガイド」という特設ページがあり、ふるさと納税の仕組みをわかりやすく解説しているので、初挑戦だという人はまずはこのページに目を通すといいだろう。控除上限額の早見表もあるので参考にしてほしい。

□控除上限額の目安 早見表

控除額上限の早見表

返礼品の探し方。定番グルメから家電・ゲーム周辺機器まで

 控除上限額の算出が終われば、あとはこの上限額いっぱいまで欲しいものを選んで購入する。もともとは出身地を離れた人が自分のふるさとを支援するという意味合いで始まったふるさと納税だが、いまや個性的な返礼品が集まる独自の商圏へと成長した。

 商品は和牛や海産物、果物や米など定番の人気商品をはじめ、トイレットペーパーやティッシュの詰め合わせ、コーヒーメーカーやトースター、炊飯器などの家電、ヘッドホンやスキャナなどのAV機器、旅行券やペット用品、調味料やスポーツ用品などその地域の地場産業に根差した多彩な返礼品がラインナップされている。中には、地域猫の支援活動のような動物の保護活動への寄付もある。

【Amazonふるさと納税対象品】
【Amazon.co.jp限定】西海陶器 Amazon スマイル 波佐見焼 マグカップ 330ml OA406

・【Amazon.co.jp限定】西海陶器 Amazon スマイル 波佐見焼 マグカップ 330ml OA406

【2026年収穫分 先行予約】糖度9度以上 スーパーフルーツトマト てるて姫 小箱 約800g

・【2026年収穫分 先行予約】糖度9度以上 スーパーフルーツトマト てるて姫 小箱 約800g

【Amazon.co.jp限定】【甲州羽毛ふとん】洗える羽毛肌掛けふとんシングル(ホワイト)

・【Amazon.co.jp限定】【甲州羽毛ふとん】洗える羽毛肌掛けふとんシングル(ホワイト)

 商品ジャンルで探すこともできるが、地域ごとに探すこともできる。地域のページには、商品一覧以外に、地域の概要やふるさと納税で集まった寄付の使い道などが記載されている。なかなか訪れることができない地域限定商品がたくさんあり、見ているだけでも楽しめる。

出品している自治体の概要や寄付の使い道を見ることができる
ご当地パンや珍しい食材など、その地域ならではの商品が揃っている

 中には、大阪府東大阪市の返礼品にはおもちゃメーカーLITHONのファミコン互換機「ライトプレイコンピューターレトロ」や、岡山県倉敷市の返礼品には同市にあるPDA工房のNintendo Switch 2反射防止フィルム、神奈川県相模原市のHHKBキーボードなど、ゲーマーにとって魅力的な製品も含まれている。じっくりと探すことで思わぬ発見があるのもふるさと納税の魅力だ。

【Amazonふるさと納税対象品】
LITHON (ライソン) ライトプレイコンピューターレトロ KTFC-004W

・LITHON (ライソン) ライトプレイコンピューターレトロ KTFC-004W

Bauhutte(バウヒュッテ) 着る毛布 ゲーミング着る毛布 ダメ着 4G ネクスト ブラック Lサイズ

・Bauhutte(バウヒュッテ) 着る毛布 ゲーミング着る毛布 ダメ着 4G ネクスト ブラック Lサイズ

PDA工房 Nintendo Switch 2 (ニンテンドー スイッチ2) 対応 純黒クリア[超反射防止] 保護 フィルム

・PDA工房 Nintendo Switch 2 (ニンテンドー スイッチ2) 対応 純黒クリア[超反射防止] 保護 フィルム

PFU キーボード HHKB Professional Classic Type-S 日本語配列/白

・PFU キーボード HHKB Professional Classic Type-S 日本語配列/白

忘れちゃいけない「ワンストップ特例申請」

 ふるさと納税ページから商品をカートに入れると、ふるさと納税専用レジに進む。このレジでは、お届け先とは別に住民票の情報を入力する必要がある。ふるさと納税は注文後のキャンセルができないので慎重に入力してほしい。

住民票データの入力画面

 決済手段はクレジットカードかデビッドカード。決済が終わると、注文確定画面から、「ワンストップ特例申請」をするかどうかの確認と、寄付金の使い道指定ができる。

 「ワンストップ特例申請」は、確定申告をしない人や、寄付先が4自治体以内の人が利用できる、簡単に控除の手続きができる便利なサービス。

 注文後2時間以内にAmazonのフォームから申請書を郵送するか、自分でダウンロードまたはオンライン申請するか、申請しないかを入力しておく。ほとんどの自治体ではオンライン申請を受け付けており、「自治体マイページ」、「ふるまど」などのサイトを通じて申請できるので、事前に対応しているかどうかを確認しておくといい。

 「寄付金受領証明書」は購入後、1週間から1カ月程度で自治体から郵送されてくる。個人事業主などで確定申告をしている人や、5自治体以上にふるさと納税した人は、申告書の「寄付金控除等の入力」欄に証明書の情報を記載することで控除の手続きを行なえる。

購入後の画面に、ワンストップ特例申請をするかどうかを回答するためのフォームが用意されている
申請フォーム

節税しながら返礼品をゲット!使わないともったいない!

 ふるさと納税は、納税する側にとっては節税しながら名産品やガジェットを入手できる大変お得な制度であるとともに、販売している地方自治体や返礼品の業者にとっても貴重な収入源となっている。

 制度的な問題を指摘する声もあるが、多くの人に利益をもたらしている仕組みでもある。物価高で節約志向が高まっている昨今、こんなにも便利な制度を活用しないのはもったいなさすぎる。

 期限が12月31日までと迫っていることもあり、年末にかけて申し込みが増えて混み合う時期になる。ぜひ出遅れることのないよう、自分にとってのお宝を発見してほしい。

【Amazonふるさと納税対象品】
Iwatani カセットコンロ タフまる

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ザバス(SAVAS) ソイプロテイン100 カフェラテ風味 900g

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港ダイニングしおそう 生ズワイガニ カニ 約4人前 総重量1.5kg カット済み お刺身OK 600g×2箱

・港ダイニングしおそう 生ズワイガニ カニ 約4人前 総重量1.5kg カット済み お刺身OK 600g×2箱