「The Elder Scrolls Online」大満喫連載 アカヴィルたちの集い
「The Elder Scrolls Online」大満喫連載 アカヴィルたちの集い
毎日の挨拶も楽しいギルド生活! パーティプレイも大体験!
2016年8月30日 00:00
みんな、「ESO」は楽しんでるかい? いきなりだが、初心者へのアドバイスをしたい。「ESO」で馬を持ってる人は、ログインしたらとにかく最初に馬の育成をした方がいいぜ! 馬の育成を行なうことで、馬が速くなったり、所持可能アイテム数を増やすことができるんだが、馬の育成は1日1回しか行なえない。
しかしこの育成はとにかくコツコツ毎日やらないと、目に見える効果にならないんだ。。だからこそ毎日やる。このため、ギルドメンバーたちはみんな馬小屋でログアウトしてるというんだ。俺も見習ってこの間から始めた。こういう“コツ”を教えてもらえるのも、ギルドの楽しさだな。
さて、ギルド「VFA」を立ち上げてから早1週間、こんな感じの豆知識を教えてもらったり、情報共有して、毎日ギルドの仲間たちと楽しくプレイしているぜ。ギルド加入を希望するプレーヤーも増えており、現在のメンバーは10人を突破した。このどんどん組織が大きくなっていく感じはとてもいいな!
そしてメンバーが10人を越えたことで、ギルドの新しい機能が使えるようになった。それが「ギルドバンク」だ。「ESO」のギルドは大きくなるとやれることが増える。今回はこういったギルドシステムと、仲間達と挑戦した「グループダンジョン」を語っていくぜ。
俺達のギルド“VFA”では、まだまだメンバーを募集している。日本人のメンバーによる、日本語の情報交換、雑談が楽しめるギルドだ。俺達のギルドに所属するにはキャラクター作成時の所属を「アルドメリ・ドミニオン(Aldmeri Dominion)」にして欲しい。だいぶレベルも上がってきたが、俺達自身まだ駆け出しなので、この連載で始めてくれる人はメインキャラクターはもちろん、サブキャラクターでもオッケーだ。まずは@norihikoikeか、@Lian66にメッセージとフレンド登録をしてみてくれ! さらに9月2日にはギルドイベントとして大陸横断レースを予定している。ぜひそれまでにギルドに加入し、レースに参加してみてくれ!
ギルド運営は50人からが本番? 加入者数で変動するギルド特典
ギルド運営では、ルールやマナーを設定しているところも多いみたいだが、うちは基本的には特に何も決めていない。もちろん迷惑行為などをやる人がいたら考えなくてはいけないが、今のところはこのままあえて何も決めずやっていこうと思っている。
ギルド「VFA」設立の翌日にログインしてみると、何人かのギルドメンバーが既に遊んでいたので、ともに会話しつつ、ゲームをプレイした。1度ギルドに加入してしまえば、ギルドメンバー同士で使えるギルドチャットがあるから便利だ。
他のメンバーたちはMMORPGに慣れている人も多いようで、ログインするとギルド専用チャットで挨拶が飛んでくる。このため、ログインしたらまずは挨拶、みたいな雰囲気でやっているので、新たにギルドに入った人は参考にしてみてほしい。挨拶をすると輪に入りやすいしね。
結集してからもフレンド申請してくれる人もいたし、メンバーが知り合いを誘ってくれたおかげで、現在、ギルドメンバーは10人を突破した。ギルドメンバーが10人以上になると、ギルドの機能として「ギルドバンク」が使えるようになるんだ。これまでの個人向け銀行だけでなく、ギルドメンバーが共同で管理できる銀行だ。
このギルドバンクを使うことで、自分が使わない素材をおすそわけしたり、必要な素材をわけてもらうことができる。また、自分が作成したアイテムを他のプレーヤーに使ってもらえるなど、運用の仕方次第では、ギルドメンバー全員が恩恵を受けられるシステムだ。容量も最大500ものアイテムが保管できるので、あらゆるメンバーの役に立てる機能といえるだろう。
ところがせっかく解放された筈のギルドバンクなのに、メンバーから「ギルドバンクが使えない」という声が上がったんだ。ギルドバンクの動作確認はこちらでもやってみたが、何の問題もなくスムーズに物の出し入れが行なえる。まだギルドシステムになれていない俺は、頭をひねってしまった。メンバーたちは「メンバーごとに権限があるから見てみては?」というのだが、ギルドバンクを試す時にギルドのメニューを一通り見てみたが、そのようなメニューは存在しない。どういうことなの?
この後もう一度メニューを細かくチェックして、ようやくメンバーへの権限割り当てを見つけた。それは個々のメンバーの指定するものではなく「階級」に割り当てるものだった。階級って何だ? MMORPGの熟練プレーヤーならばわかるであろうこのギルドシステムだが、俺にとっては何もかもが初めてだったため、かなり苦労することになった。
ギルド加入直後のメンバーたちは「微募兵」という1番低いランクが自動で割り当てられる。ところがこの最低ランクに付与された権限はギルドチャットを使うことだけ。確かにこの状態ではギルドバンクは使えない。
メンバーのランクはそこから「メンバー」、「オフィサー」とどんどんランクを上げていくことで、権限が拡大できるようになっていた。ギルドの権限の中にはギルドバンクの出し入れやメンバーの勧誘や排除など様々な項目があり、ランクについてもデフォルト以外のランクを追加したり、削除することも可能だ。
これはかなり本格的なシステムだぞ、と俺はうならされた。MMORPGのギルドシステムではこういった機能は標準だ、と知ったのは後のことだ。俺はメンバーの助言を受けながら今いるメンバーを全員、マスターの次のランク「オフィサー」に昇格しておいた。権限についても多少修正し、紹介文や今日の一言の編集、メンバーの脱退など一部の機能はオフにさせてもらったが、そのほかのギルド機能については一通り使えるように再設定した。
ギルドバンクの利用ルールについても、当面は出し入れ自由とし、全員の共有倉庫のような感じで使ってもらうことにした。利用状況を見て、この辺りのルールは随時変更していこうと思う。また、新たに「サブマスター」というランクを追加し、マスターと同等の全権を与えた。このサブマスターには俺の盟友Glianを指名してあるので、俺がいない時でもGlianならマスターと同等の作業ができるようにしておいた。
さらにギルドシステムを調べて、「メンバーが50人以上」を当面の目標とすることにしたなった。50人になると、「ギルドストア」が使えるようになるのだ。ギルドストアは、ギルド内のメンバー同士のアイテムの売買や、ギルド以外の人向けにもアイテムが売れるシステムだ。メンバーが資金稼ぎに使えたり、レアアイテムを求めるのも楽しそうだ。メンバー50人を目標に、これからもどんどん募集して行こうと思う。
うち以外にも同じように日本人ギルドを設立しているところも多いが、メンバーの勧誘は大変だろうな、と今回改めて思った。先週の記事でも触れたが、ゲーム内でプレーヤー側からギルドを検索するシステムがないようなんだ。これはかなり敷居が高いと思う。今後改良してもらいたい要素だ。
ネットで調べてみると、「ESO」でもギルドを運営している日本人ギルドがいることがわかった。彼らは自前のホームページを用意して、ギルド内のルールなどを公開して、本格的にやっている。北米のギルドでも日本人プレーヤーを募集している人たちもいるようだ。彼らに連絡を取って交流するのも良いかもしれないな。
ギルドの設立も無事に終えたが、むしろここからがスタートラインだ。まだ夢でしかないが、メンバーがもっと増えたら定期的に戦場に繰り出し、サーバー中に「VFA」の存在感をアピールしたい。また、今でも既に料理に力を入れてるメンバーがいるくらいだから、クラフトに特化したプレーヤーたちが盛大にギルドストアで稼ぎまくるのもいいかもしれない。どうせなら、この世界で俺たちVFAの知名度を上げていきたいな。
以上、ギルドについて実際に運営を開始してみたが、やはりログインした時にギルドメンバーと手軽に交流できるというのが今の俺にとってかなり楽しい。俺のようにMMORPGをこれまでプレイしてない人も大歓迎だ。ぜひ俺たちの仲間に入って欲しい。
グループダンジョンでパーティプレイ、これぞMMORPGの真骨頂!
ある日、いつものようにログインしてみると、メンバーの1人から「グループ専用ダンジョン」に挑戦してみたいと声が上がった。俺はこのグループダンジョンにあこがれがあった。過去に何度か挑み、メンバー不足や、コミュニケーション不足で失敗してたんだ。ギルドメンバーならば、良い連携ができる。グループダンジョンを攻略できるかもしれない!
実は「ESO」においてグループダンジョンというのはかなり歯ごたえのあるコンテンツなんだ。通常のクエストがソロでの力押しができるのに比べ、グループダンジョンは敵の攻撃を受け止める盾役、盾役をきちんと回復させるヒーラー、仲間を助け敵をきちんと殲滅させるアタッカーの連携が必須となる。他のコンテンツと違い、しっかりしたパーティプレイが求められるんだ。
今回挑戦したのは、オーリドンのグループダンジョン「追放者の監房」。ここは過去に禁断の知識に手を出したり、ディドラと契約したハイエルフたちを閉じ込めるために作られた文字通りの「監房」だ。昔は多くの囚人が投獄されたが、現在この監房に収監されているのは上級公ライリスXII世ただ1人だ。彼の命はもうないが、ディドラとの契約により魂がこの監房に留まっている。このダンジョンでの目的は、復活してしまったライリス公を再び封じ込めることだ。
ダンジョンの構造は入り組んでおり、気を抜くと迷ってしまう。部屋の中にはアンデッド系の敵や、「バネキン」という小鬼のような“ディドラ”がウロウロしている。いずれの敵も通常ダンジョンと比べると体力や攻撃力が高いため、単体で挑むとあっさりやられてしまう。戦士が敵を引き付けて分散させ、その隙に魔法使いが回復や補助の魔法でフォローするといった戦略的な動作をしないと、倒されてしまい、復活用の「魂石」を無駄に消費してしまうことになる。
やはりギルドメンバーとは連携しやすい。特に道中の雑魚は敵のターゲットを分散させることで、かなり楽に倒すことができた。厳しいのはストーリーの要のポイントで何度か遭遇する中ボスだ。特に最初に遭遇する中ボス「セルハウンター」は亡霊のような外観の敵なのだが、こいつの氷魔法や吸収魔法はダメージが高い上に、継続ダメージを与えてくるため、回復が追い付かずに何度も全滅させられてしまった。
グループダンジョンで特に厳しいのは、通常フィールドと異なり自己復活ができないところ。倒れた場合他の人の魂石でしか復活できない。1度やられてしまうと、他の仲間に頼るしか手がない。全滅すると中ボスの体力がリセットされるのでそれまでの闘いが無駄になってしまう。グループダンジョンに挑戦する時は、メンバーのレベルをチェックし、自分以外の仲間を復活させられるように、レベルに応じた魂石を事前に大量に購入しておくのがおススメだな。
「セルハウンター」の闘いはホントにきつかった。しかし、敵の体力もそこそこ削れるところまではきていたし、もう1歩で倒せそうだったので、諦めずに復活しては挑戦を繰り返した。何度目かの挑戦でようやく撃破した時は、「やった!」とテキストで入力しながら思わず声も出てしまった。ネットワーク越しでもみんなの喜びの声が聞こえてきたかのようだ。メンバーにコツを聞いてみると、氷の魔法が自分をターゲッティングしたタイミングで回避行動をとることで、ダメージの高い氷魔法などを回避することができたようだ。
どうも戦い続けてわかったのは、俺自身が魔法使いのくせに先陣切って突っ込んでしまう悪い癖があるということだ。ダンジョンを進む場合も、俺1人だけが全然見当違いの方向に向かってしまい、仲間に「こっちだよ」と教えてもらった。俺自身がパーティプレイに慣れなければと痛感したよ。
「セルハウンター」以降の中ボスについてもそれなりに苦労させられた。2番目の中ボス「シャドウレンド」は見た目こそ小型ドラゴンの「グランフィア」みたいな外観で、一見すると弱そうに見える。ところが自身の影を実在化させる「影の代理人」の魔法を使ったり、戦士スキルのように相手の懐に瞬間的に潜り込む技などを多用するため苦戦した。だが、最初の「セルハウンター」と比べるとどれも楽に感じられたし、全滅の回数も少なくなっていった。
この「追放者の監房」では最初の中ボス「セルハウンター」が一番強い、という噂もあるほどの難所のようで、それ以降はあまりハマることなく、ついに念願のラスボス「上級公ライリス」にまで到達した!
ライリス公はとにかく体力が高い。攻撃についても直接剣で攻めてくるほか、複数範囲に青い炎の魔法を放ちダメージを与えてくる。この炎の魔法は一見すると派手で凶悪だが、魔法を撃つ前に着弾点が赤いエリアで表示される上に、直撃でなければあまり大きなダメージをもらうことはない。
厄介なのは「フィースト」と呼ばれる精霊の玉のような敵が奥から湧いてくるのだが、こいつがライリス公の体力を回復させてしまうのだ。そのため、こいつが現れたら先に片付けておかないといつまでたっても肝心のライリス公の体力を減らすことができない。これに気が付くのが遅れてしまい、対処が遅れてしまったのも失敗だったな。
そして、やはり危険なのはダメージがでかい剣の溜め攻撃で、あまりうかつに近付くと、返り討ちにあってしまう。溜め攻撃の時はブロックで少しでもダメージを減らす方向で対処した。他にも魔法使いの俺はとにかく慎重に回避行動を繰り返しつつ、回復の魔法でフォローを入れたり、攻撃魔法で援護するように心がけた。とはいえやはり敵はラスボス、体力の低い俺がターゲッティングされてしまうと、逃げ回るのはかなりハードで、何度かやられてしまったが、その都度仲間に助けてもらいつつ、ついに1度も全滅することなく、ライリス公を撃破することができた。
こうして改めてグループダンジョンをフルメンバーでプレイしてみたが、やはり仲間とのパーティプレイは最高に面白い。テキストチャットで会話しつつ、各自がベストと考える行動でチーム全体をフォローしつつ、時にはフォローされることで、個々で挑むよりも数倍高いポテンシャルを発揮できる。「ESO」ではパーティを組まなくても、他のプレーヤーと共闘になる場合があるが、それ以上の連携の高さこそがパーティプレイの強みだ。
これまで色々なタイトルを複数人で遊んでいた時の経験から、個人的にはテキストチャット以外にボイスチャットがほしくなった。ボイスチャットの最大の強みは何といっても、操作の手を煩わさないことだ。しかもPCの場合、「Skype」等多くのツールが存在するので、環境が整えやすいというメリットもある。その反面、声でコミュニケーションを取るのが苦手な人もいるので、この辺については遊ぶ仲間同士で色々調整する必要があるだろうな。うちのギルドでもボイスチャットの導入を検討してみたいぜ。
グループダンジョンは1度クリアしても、何度でも挑戦できる。今後も機会があったら、万全の体制を整えて、再度挑戦してみたい。今度こそは先陣を切りつつ、みんなの足を引っ張らないプレイを目指したいぜ。Glainからは「魔法使いは体力低いんだから先陣きるな」と突っ込まれたが、俺はやってみせる!
ということで、せっかく結成したギルドなんだし、初のギルドイベントを開催するぜ。今回は9月2日の22時30分にケナーシズルーストの祠に集まってくれ。イベント内容はなんとレースだ! しかも馬を使ったケナシーズルーストの島縦断レースだぜ。馬がなくても参加OKだし、このイベント参加のためのサブキャラを作成して参戦してもらうのでも構わない。参加前にはギルド加入申請も忘れずに頼むぜ。優勝者には俺の自腹で賞金(ゲーム内貨幣)も出そうかな、と検討中だから興味がある人はぜひ参戦してくれ!
Published by DMM GAMES c 2016 ZeniMax Media Inc. The Elder ScrollsR Online developed by ZeniMax Online Studios LLC, a ZeniMax Media company. ZeniMax, The Elder Scrolls, ESO, ESO Plus, Tamriel Unlimited, Bethesda, Bethesda Softworks and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the US and/or other countries. All Rights Reserved.