「NEXTGEAR-SLIM is100」レビュー

NEXTGEAR-SLIM is100

無限の可能性をスタイリッシュな薄型ボディに詰め込んだ、新しいゲーミングPC

ジャンル:
  • ゲーミングPC
発売元:
  • マウスコンピューター
開発元:
  • マウスコンピューター
プラットフォーム:
  • Windows PC
価格:
169,800円(NEXTGEAR‒SLIM is100BA1・税別)
発売日:
2017年3月22日

 「NEXTGEAR-SLIM」シリーズは2017年3月から展開されているマウスコンピューターのゲーミングPC、NEXTGEARシリーズの最新のモデルだ。この製品を一言で表わすのなら、ディスプレイとキーボードのないゲーミングノートPCという表現になる。スタイリッシュな薄型ボディでデスクトップPCよりの製品なのだが、バッテリも搭載しておりベースとなっているノートPCの要素もちらちらとうかがわれる。ここではお借りした実機を使って、このニューコンセプトの「NEXTGEAR-SLIM」をベンチマークの結果を交えつつ紹介していこう。

モデルごとのスペックをチェック

 以前掲載したインタビュー記事「スリムな筐体が魅力! メーカーに聞く! G-Tuneの新ゲーミングPC『NEXTGEAR-SLIM』」では、開発コンセプトや利用シチュエーションなどを、マウスコンピューターのコンシューマ営業統括部 コンシューママーケティング室 主任の小林俊一氏にうかがった。実機に関しては、そのインタビューを行なった際に見せていただいていたし、スペックについても資料はいただいていたが、前回の記事ではその辺りについては詳細に紹介していない。ここではモデルごとにどのような違いがあるかも含めて詳細なスペックについて紹介していこう。

【スペック】

項目NEXTGEAR-SLIM is100GA1NEXTGEAR-SLIM is100SA1NEXTGEAR-SLIM is100BA1
CPUIntel Core i7-6700HQ(4コア8スレッド、2.6GHz TurboBoost時最大3.5GHz)
GPUNVIDIA GeForce GTX 1070(GDDR5 8GB)
チップセットモバイル インテル HM170 チップセット
メモリPC4-17000 DDR SO-DIMM 32GB(8GB×4)PC4-17000 DDR SO-DIMM 16GB(8GB×2)PC4-17000 DDR SO-DIMM 8GB(8GB×1)
ストレージ(システム用)512GB M.2 SSD(Samsung SM961、NVMe)256GB M.2 SSD(Serial ATA 6Gbps)240GB 2.5インチSSD(Serial ATA 6Gbps)
ストレージ(データ用)1TB 2.5インチHDD(Serial ATA 6Gbps、5,400rpm)
インターフェイス(ディスプレイ)3(上面HDMI×1、前面Mini DisplayPort×1、上面Mini DisplayPort×1)
USB 3.12(前面)
USB 3.03(前面×2、背面×1)
イーサネット1000BASE-T
無線LANIEEE802.11a/ac/b/g/n(IEEE802.11acは433Mbps)、Bluetooth v4.2+LE
サイズ(W×D×H)22×385×274mm(本体のみ)、124×385×290mm(スタンド含む)
重量約1.75kg(本体)、約0.75kg(スタンド)、約2.5kg(合計)
バッテリ駆動時間約3時間
OSWindows 10 Home 64bit
価格 (税込 / 送料別)219,800円184,800円169,800円

 今回お借りしたのは、ハイエンドモデルの「NEXTGEAR SLIM is100GA1」だ。NEXTGEAR SLIMシリーズにはミドルレンジの「is100SA1」とエントリークラスの「is100BA1」も用意されている。3モデルの違いはメモリとストレージの構成で、これについての詳細は後ほど紹介しよう。

 基本的なスペックは同様で、CPUがIntelのCore i7-6700HQだ。そして、GPUにNVIDIAのGeForce GTX 1070が採用されている。CPUはモバイル向けの1世代前の製品で、Skylakeというコードネームで呼ばれていたものだが、GPUは最新のもの。以前も解説したが、現状のNVIDIAのGPUのラインナップは、モバイル向けとデスクトップ向けで同じ製品名となっている。これは、両製品の違いがほとんどないためで、モバイル向けのGPUでもデスクトップ向けとほぼ同等の性能があるためだ。PCの実力は、特にゲーミング向けの製品の場合、主にCPUとGPUで決まると言ってもよい。この辺りの実力は、ベンチマークテストで見ていくとしよう。

【CPU-Z】
【GPU-Z】
モバイル版のCore i7-6700HQ。4コア8スレッドで2.6GHz駆動、Turbo Boost時には最大3.5GHzで動作する
NVIDIA GeForce GTX 1070。モバイル版とはいえ、デスクトップの同名のGPUとほぼ同等の性能を発揮する

 メモリは、最上位の「is100GA1」では8GBのモジュールを4枚、合計で32GBを搭載している。ミドルレンジの「is100SA1」では8GB×2の16GB、「is100BA1」は8GB×1で8GBだ。8GBでもとくに問題はないが、最新の3DゲームやVRコンテンツのことを考えると16GBは欲しいところ。また、動画編集などのマルチメディアファイルを扱う場合も16GB以上は欲しくなる。

 搭載しているストレージも、モデルごとに違いがあり、ハイエンドの「is100GA1」では、NVMeのM.2 SSDとSerial ATA 6Gbpsの2.5インチHDDのデュアルストレージ構成だ。容量はそれぞれ512GBと1TBで、十分な性能と容量を備えている。注意が必要なのはミドルレンジとエントリーモデルの場合だ。「is100SA1」も、M.2 SSDと2.5インチHDDのデュアル構成だが、M.2 SSDの接続はSerial ATAのため、アクセス速度は2.5インチSSDとそれほど変わらないはず。HDDと比較すれば高性能だが、アクセス速度には大きな差があることが明白だ。SSD、HDDの容量はそれぞれ256GB、1TBと十分なものとなっている。「is100BA1」では240GBのSerial ATA接続の2.5インチSSDのみの採用となっている。コストを抑えたいのならミドルレンジ以下のモデルを選択するのもありだが、ストレージ性能を考えると圧倒的にお勧めなのがハイエンドモデルとなっている。

 次にインターフェイスを紹介していこう。USBポートは多数用意されており、USB 3.1のType Cコネクタが2つ、USB 3.0ポートが3つ用意されている。映像外部出力のポートもHDMIが1つ、Mini DisplayPortが2つと合計3つ。後述の配置と合わせて、VRデバイスの使用を意識した作りとなっている。通信機能は1000Base-Tのイーサネットのほか、IEEE802.11acやBluetoothが用意されている。IEEE802.11acは433Mbps仕様だが、BTOで867Mbps仕様のものに変更することも可能で、ホームネットワークなどの無線通信を多用するのであれば、考えたい選択オプションだ。

 サイズは横幅(厚み)が22mm、奥行きが385mm、高さが274mmとなっている。これは本体のサイズだが、かなり薄い。冒頭にも書いたとおり、ノートPCからディスプレイとキーボードを取り外したような製品だ。

 「NEXTGEAR-SLIM」はべたっと平らに置くのではなく、縦置きで使うことを前提としており、スタンドも付属している。スタンドを取り付けた際のサイズは幅が124mm、奥行きは変わらず、高さが290mmだ。それでも通常のデスクトップPCや、スリムPCと比較して、非常にコンパクトで薄型であることがわかるだろう。ちなみに重量は本体が約1.75kg、スタンドが約0.75kg、合計で約2.5kgだ。ベースがノートPCのため、バッテリも搭載しており、約3時間の駆動が可能だ。

 一通り仕様について見て来たが、ここからうかがえるのはやはりベースがノートPCであること。モバイル向けのパーツが使われており、コンパクトに作られている。次は、外観を含めて写真を見ながら確認していこう。

写真で見るNEXTGEAR-SLIM

 ここでは写真で「NEXTGEAR-SLIM」を見ていこう。

【設置イメージ】
4Kモニタと並べておくと写真のようなイメージになる。無線方式のキーボードと接続すればスマートだ。PCを右手において、背面になった場所のMini DisplayPortを利用すれば、ケーブルもよりすっきりするだろう
【天板部分】
【天面インターフェイス】
通常のノートPCであれば天板にあたる部分。インターフェイスの位置の関係上(後述)、自分の左に置いた場合には右側面となる部分。左手前に見えるのが底部にあたるが、ここにはインターフェイスは用意されていない
天面にはACアダプタの入力部のほか、HDMI端子とMini DisplayPortがある。やはりここにも排熱用のスリットが設けられている
【前面インターフェイス】
【背面インターフェイス】
自分の左手に置いた場合の正面のインターフェイス。USB 3.1 Type-Cが2つ、USB 3.0が2つ用意されている。上部には内部の熱を排出するスリットが見える。以降、ここを前面として、この設置位置を基準に紹介していこう
この設置位置では背面になる部分。1000BASE-TのLANポート、USB 3.0ポートが1つ、SDメモリーカードスロット、音声入出力は上からライン出力、マイク、ヘッドホン端子が用意されている。右手に置く場合にはこちらが前面になる。よく使うインターフェイスが前面に来るように配置する。そんな使い方ができるのも「NEXTGEAR-SLIM」の特徴だ
【左側面】
【右側面】
ノートPCであれば、底部にあたる部分。熱処理用の吸入部があり、いくつかのファンも確認することができる。ここを見るとベースがノートPCであることがよくわかる
中央やや下に電源ボタンとインジケータが用意されている。シンプルだが、PCの顔としてマットブラックで統一されており、赤のラインがポイントとなっている
【電源とインジケータ】
【ACアダプタ】
電源ボタンとインジケータ部分。スタンドにはめていても電源ボタンやインジケータは隠れないようになっている
230Wと大きめのACアダプタ。GeForce GTX 1070を搭載しているため、高いワット数になっており、それに伴いアダプタも大きくなる

ベンチマークテストで性能を知る

 ここからはベンチマークソフトを使って「NEXTGEAR-SLIM」の性能を見ていこう。ベンチマークは定番の3DMarkやPCMark 8などのほか、利用環境を考えて実際のゲームやゲーム用に用意されたベンチマークソフトを使ったものも行なっている。

PCMark 8

 PCMark 8はFuturemarkの提供するPCの総合的な実力を見るためのベンチマークソフト。CPUが高性能、GPUが高性能といった、1つのパーツだけが突出して高いパフォーマンスを持っていても、全体のバランスが取れていなければ高得点は出ない。結果は3,912ポイントと良好だ。バランスが取れており、全体的にパフォーマンスの高いことがうかがえる。

PCMark 8
測定数値3,912

詳細な数値はこちら。

3DMark

 3DMarkもFuturemarkの提供するベンチマークソフトだが、こちらはゲームに関する性能を見るためのもの。ここでは、最近加わったDirectX 12を交えた最新の効果もテストできるTime SpyとDirectX 11時代のFire Strikeの2つを実行した。これは、ある程度のビデオメモリが搭載されていないとTime Spyの実?ができないためで、ビデオメモリの少ないGPUを使ったPCとの比較ができなくなってしまうためだ。

 Time Spyの結果は5,102ポイントとかなり高め。ベースはノートPCと言っても、クアッドCPUとGeForce GTX 1070のパフォーマンスでゲーミングデスクトップPCと比較しても遜色のない点数だ。Fire Strikeは12,832ポイントとなっている。

 Fire Strikeは12,832ポイントとなっている。ちなみにデスクトップPCだとCore i7-6700KとGeForce GTX 980の組み合わせで、だいたい12,000ポイント前後の結果がでる。今回の13,000ポイント近い数値は、1世代前のハイエンドGPUを搭載したデスクトップPCよりも高性能ということが言える。

3DMark(Time Spy)3DMark(Fire Strike)
測定数値5,10212,832

「Time Spy」詳細な数値はこちら

「Fire Strike」詳細な数値はこちら

CINEBENCH R15

 CINEBENCH R15はCPUの性能を見るためのベンチマークソフトだ。映画会社などが使うCG用のレンダリングエンジンを使ったもので、本機の場合なら4コア8スレッドのマルチコア性能と、1コアのみで実行した場合のシングルコアシングルスレッドの性能を見ることができる。結果はマルチスレッドのCPUで658ポイント、CPU(Single Core)で145となった。モバイル向けで、最新のCPUと比較すると1世代前になるものの、ハイエンドのCore i7のマルチスレッド性能は高い。デスクトップ向けのCPUで言えば、Core i7-3770と同等程度の数値となる。

テスト項目測定結果
CPU658
CPU(シングルコア)145

Unigine Valley Benchmark 1.0

 Unigineがオープンワールド向けのゲーミングエンジンとして開発しているものを流用したベンチマークソフト。ポイントのほか、平均フレームレートも表示されるため、ベンチマークの利用経験がなくても、結果がわかりやすい。テストは1番負荷の高いExtreme HDで行なった。結果は3,359ポイントで平均フレームレートは80.3fps。アクションゲームなどのプレイで快適と言われるのが60fps程度なので、高いパフォーマンスを持っていることが証明できる結果となった。

Unigine Valley Benchmark 1.0(Extreme HD)
測定数値80.3fps(3,359)

CrystalDiskMark 5.2.0

 CrystalDiskMarkはストレージの性能を見るためのベンチマークソフト。結果は以下の写真のとおりだが、性能の指標となるのは、1番上のSequential(シーケンシャル)のReadとWriteだ。本機の場合、M.2 SSDと2.5インチHDDを搭載しているため、その両方の結果を掲載している。SSDはNVMe接続のため、非常に優秀な結果となっている。通常のSSDの場合にはReadが500MB/s程度になるため、そのパフォーマンスが高いことがよくわかるだろう。ミドルレンジの「is100SA1」やエントリーモデルの「is100BA1」に搭載されるSSDの場合には、Serial ATA接続となるため、500MB/s程度になると予測されることを明記しておく。HDDに関しては、搭載されている製品が2.5インチで5,400rpmということもあり、それなりの数値だ。

【M.2 SSDの結果】
【2.5インチHDDの結果】
NVMeとその対応SSDの効果で3,500MB/s近いRead性能。Writeも1,500MB/sオーバーで驚異のハイスペックだ
2.5インチHDDとしては月並みな結果だが、データ領域として使うには問題ないだろう

「バトルフィールド 4」

 ここからは実際のゲームを使ってテストを行なっていこう。「バトルフィールド 4」は世界的に大ヒットしたオンラインFPSで、美麗な映像から推奨PCのハードルも高い。すでに後継の「バトルフィールド 1」が発売されているが、ベンチマークには適していないため、こちらを利用した。ただ、「バトルフィールド 4」でも最新世代のGPUにもかかわらず、ミドルレンジ以上の製品でなければ快適にプレイするのは難しい。このため、現状のゲーム環境を見るのに問題はない。「バトルフィールド 4」には描画のプリセットがあるため、それを使って比較を行なう。

 また、最近では4Kモニタも安価になってきたため、フルHDと4K両方でテストを行なった。ベンチマークは、キャンペーンの「TASHGAR」を開始し、主人公たちが車で移動しているシーンでの1分間を、平均フレームレートを計測するFrapsで行なった。

 結果は4K環境の場合、「高」設定で57.45fps。だいたいは快適にプレイできることがわかったが、「最高」設定では約40fpsとフレームレートが落ち込んでいる。前述のとおり、アクションゲームの場合は、60fps程度が快適に遊ぶことのできる目安となるため、4Kの最高設定では、少し厳しいことがわかるだろう。フルHD環境では「最高」設定においても、まったく問題なくプレイできる結果になっている。

【4K】

最高
40.283fps57.45fps82.9fps

【フルHD】

最高
119.833fps167.9fps196.05fps

「『ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド』ベンチマーク」

 言わずと知れた国産MMOの雄である「ファイナルファンタジーXIV」のために用意されたベンチマークソフトだ。プレイする前に自分のPC環境で同タイトルが動作するかどうかをテストして、快適に楽しむことができるのかを見ることができる。

 このベンチマークソフトにも描画の負荷を変更できるプリセットがあるため、それを利用している。また、4K環境とフルHD環境の両方でテストを行なった。結果としては4Kの「最高品質」設定でのみ、「とても快適」、それ以外は「非常に快適」という最高ランクの結果になっている。このベンチマークソフトでは、結果が7,000以上の場合に非常に快適という最高の評価が付く。4Kの最高品質でとても快適を逃したものの、4Kという高解像度環境でもとても快適と評価されているので、プレイ自体にはとくに問題ないことがわかる。

【4K】
最高品質最高品質(DirectX 9相当)
5,0587,415
とても快適非常に快適
【フルHD】
最高品質最高品質(DirectX 9相当)
14,25216,082
非常に快適非常に快適

どのように使うかを考えていきたいチャレンジ精神のこもった製品

 ベンチマーク結果を見る限りでは、本機の実力は折り紙付き。現行の3Dゲームも問題なく快適に楽しめることがわかるだろう。本機のキモはスタイリッシュな薄型ボディで設置面積が非常に小さくすむことにあるが、実際のところはそれだけではない。それはバッテリを搭載したデスクトップPCであることなのだ。もちろん「NEXTGEAR-SLIM」にはモバイル向けのパーツが使われている。しかし、性能を見る限りではそんな議論は無意味だろう。「NEXTGEAR-SLIM」にはさまざまな可能性がある。

 今まで、ノートPCの場合にはキーボードとディスプレイが最初から用意されているため、ゲーミングデバイスなどにこだわりのあるゲーマーには向いていない面もあった。「NEXTGEAR-SLIM」の場合にはキーボードやディスプレイを自分で選ぶことができるし、その分、ノートPCと比較してコストダウンできている。

 可搬性の高い薄型ボディは、VRなどを使ったデモのため、展示を行なう際にも有効だ。高性能で大型のデスクトップPCを搬入しなくても、さっと広げて用意をすることができるようになる。プレゼンなどのために他社に持ち込むのもよいだろう。ディスプレイは今時の企業であれば大抵会議室に用意されているし、小型のキーボードやマウス、もしくはトラックパッド一体型のキーボードなどもある。

 さらに、バッテリを搭載した本機の場合、電源を入れたままでも自宅内で移動して使うことが可能だ。書斎などで使っていても、必要であればリビングにそのまま移動させて、テレビに接続して利用することもできる。筆者が思い付くだけでもこれだけの用途があるこの「NEXTGEAR-SLIM」は、大きな可能性を秘めたニューコンセプトのPCだ。

 ゲームをするためには十分な性能を持った本機は、当然のことながらゲーマーの方に大手を振ってお勧めできるマシンであることは間違いない。ただ、このコンセプトからどのような使いみちを考えられるか。こんなふうに使ってみたい、あんなふうに使ってみたい、というチャレンジ精神の旺盛なPCユーザーにもぜひとも利用してほしいPCだ。