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インパルス板倉、「ストリートファイターV」で堤下に敗北す!

「喰らえ、波動拳!」キャンペーンで新宿駅前にラーメン店「波動軒」がオープン!

2月12日~13日 開催予定

新宿駅前の「波動軒」で振る舞われる特別なラーメン。濃厚なスープが細麺に絡んで美味しい。トッピングされた刻みニンニクもアクセント。また、甘い球国ふたにするように辛みの利いた粉がかけられており、さらに“赤いボール(電刃波動拳ボール)”をスープに溶かせば、また違った旨辛い味が楽しめる

 カプコンは、プレイステーション 4/Windows用対戦格闘「ストリートファイターV」が2月18日に発売されるのを記念し、「らあめん花月嵐」とコラボレーションし、新宿駅東口駅前の新宿ステーションスクエアにオリジナルラーメン店「波動軒」をオープンした。期間は、2月12日より13日まで。

 今回のキャンペーンでは会場にある背景パネルの前でスマートフォンなどを使い写真を撮影しFacebookやTwitterなどのSNSで拡散したことを画面を見せながら伝えると、特製のコラボラーメンが1杯プレゼントされる。

 イベント開始に先駆け開催された発表会には、カプコンの杉山晃一プロデューサーと綾野智章アシスタントプロデューサーが登壇。「ストリートファイターV」について杉山氏は「ローンチ時には16人のキャラクターを用意しました。多くの世代の人に遊んでいただけるように、懐かしいキャラクターから復活したキャラクターまで用意しました」と切り出し、新キャラクターの紹介で「ネカリI」について触れ、「初心者でも使いやすいキャラクターなので、使って欲しい」と語った。一方で綾野氏は「『ストリートファイターIV』がリリースされてから8年。リセットするべく新しいシステムを盛り込んだ」と語り、全てのプレーヤーが心機一転挑んで欲しいと語った。

杉山晃一プロデューサーは「ストリートファイターV」について、「多くの人に遊んで欲しい」といった観点からキャラクターを選択したとコメント
綾野智章アシスタントプロデューサー。システム面を説明。「全てをリセットした」と新しいシステムになったと語る
「NECALLI」は初心者向きのキャラクターだと言う
システム面でも新しいことにチャレンジしている

「17年前から、今日の結果は決まっていたんだよ!(板倉さん談)」

スペシャルゲストのインパルスの堤下敦さんと板倉俊之さん。板倉さんはラストに「キャラクターが右位置でも勝たなきゃならないんだよ!」と負けを認めて潔いところをみせた
ザンギのパワーに翻弄された板倉さんのリュウ

 ここで登場したのがこの日の特別ゲストとなったお笑いコンビ・インパルスの板倉俊之さんと堤下敦さん。リュウのコスプレで気合い十分な板倉さんと、「らあめん花月嵐」の店員のコスプレという堤下さん。実はイベントで「ストリートファイターV」で対決し勝った方だけが、ラーメンを食べられるのだ。折しも気温は7度という寒空! 2人は震えながら戦いに挑んだ。

 ちなみに板倉さんは、格闘ゲーマーで知られる芸能人の佐藤かよさん達ともプレイするほどのゲーム好きで知られる。一方堤下さんはそれほどゲーム好きという印象もないが、「僕はよくアーケードで『ストリートファイターII』をプレイしていました。使用キャラクターはエドモンド本田です。張り手がとんでもなく強いんですよ! 張り飛ばしてました」と意外な過去を披露。

 今回の対戦での使用キャラクターは、板倉さんがコスプレをしていると言うこともあって「リュウ」を選択。堤下さんは「僕はザンギエフ使いでもあるので。コイツもパワーがありますからね」と語りながらザンギエフを選択。

 インパルスのお2人の立ち位置は、客席から見ると左が堤下さんで右が板倉さん。この並びはずっと変わらないため、今回もこのまま対戦に。板倉さんはこれに「上手(キャラクター位置が右側)が不利じゃん!」を連発するもそのまま対戦に突入。ザンギエフがジャンプした合間に上手く体を入れ替え下手側に移動するも、ザンギエフの巨体にじりじりと押され、地味にキックで体力を削られていく。さらに隙を突いてザンギエフの懐に入った瞬間に、なんとパイルドライバーが炸裂しごっそりと体力を持っていかれた。こうして1ラウンド目は、板倉さんがあっさりと敗北を喫する結果となった。

 2ラウンドに入り、板倉さんも波動拳を放ちながら牽制しながらじっくり攻めることで取り返すも、徐々に操作感を取り戻してきた堤下さんが、ザンギエフの巨体を使いプレッシャーをかける戦い方で攻め、押される展開に。地味にキック技で攻め込まれ、結果3ラウンド目も敗れる結果となった。「K.O」の文字が画面を躍る中、両手を突き上げ喜びを爆発させた堤下さんとは反対に、ゲーマーとしてのプライドを砕かれた板倉さんは「悔しい……」と絞り出すのが精一杯だった。

 ご褒美のラーメンを食べた堤下さんは「スープが濃厚で、“赤いボール(電刃波動拳ボール)”のおかげでより箸が進む。途中でこの辛いのをスープに溶かして、味を2度楽しんで欲しい」と絶賛。負けた板倉さんは、罰ゲーム用のお茶を勧められ、お笑い芸人さんらしき一気に流し込んだ。あまりの渋さに震えながら「ブランカみたいに震える……」と「ストリートファイター芸人」らしいコメントを差し挟んだ。

 最後に板倉さんは「(『ストリートファイター』シリーズは)全タイトル面白いけど、今作はその上を行く! キャラクターの色を変えることもできるので、何回だって楽しめると思います」とアピール。しかし堤下さんが「“Vトリガー”を知らなくても勝てるので、プレイしてこなかった人でもプレイしてみてください」とコメントすると、立ち位置の件を再度指摘し「右側は不利なんだ、それを認めろ! 17年前(に結成し立ち位置を決めた時)から、今回の勝敗は決まってたんだ!」と悔しそうに語っていた。

リュウのコスプレをした板倉さん。気温7度ということで、本当に寒く、素足と言うこともあって、心底冷えてガクガク震えていた……実際手が動かないから、コマンド入らないですよ、これ
ラーメン屋の店員のコスプレという微妙な服装の堤下さん。実は「ストリートファイターII」プレーヤーだったという。ガチャプレイのように見えて、地味に体力を削って頃合いを見て大技を放つあたり、なかなかのプレーヤーだった
堤下ザンギ VS 板倉リュウの対決に。寒さに震えながら外で対決することに
勝った瞬間、堤下さんは喜びを爆発させた
一方板倉さんは「悔しい……」の一言

実は台本では板倉さんが勝利する筋書きだったことが暴露された。ところが意外にも堤下さんが勝利!つまり、ガチだったと言うことだ。勝った堤下さんは美味しそうにラーメンをすすった。一方、板倉さんは「果てしなく渋い」と語り、ブランカのように震えていた

【イベント概要】

 会場で「ストリート波動軒」の背景パネルの前で写真を撮影し、SNSに投稿すれば、無料でラーメンを食べる事ができる。開催時間は2月12日が17時~21時、2月13日が12時~21時まで。なお、なくなりしだい終了となる。

 また、イベント終了後の2月18日~3月6日までの18日間、全国235店舗の「らあめん花月嵐」にてコラボラーメン「ストリートファイターV コラボ嵐げんこつらあめん BLACK MONSTER電刃波動拳ボール付」がメニューに登場する。コラボメニューは、「嵐げんこつらあめんブラックモンスター」をベースに“波動拳”の衝撃に相応しい電刃波動拳ボールと、焙煎デビル七味をまぶした味玉を乗せたスペシャルラーメンとなっている。価格は980円(税込)。

 「ストリート波動軒」で提供されるラーメンは細麺だが、全国の「らあめん花月嵐」で提供されるラーメンは太麺となる。食べ比べてみるのも良いだろう。

「喰らえ、波動拳!! キャンペーン」のイベント概要。さらにTwitterを使った「熱き波動 ツイートキャンペーン」も開催されている
新宿の東口駅前に出現した「波動軒」
囲み取材中だが、このパネルの写真を撮影してSNSに拡散させれば、ラーメン1杯プレゼント

(船津稔)