「龍が如く6」体験版の実機映像入りPVも公開された「龍が如く 極」

　セガゲームスは12月12日、秋葉原 UDX・UDX THEATERにてプレイステーション 4/3用アクション・アドベンチャー「龍が如く 極」の完成披露発表会を開催した。

　発表会では、2016年1月21日発売予定のPS4/PS3「龍が如く 極」と、2016年秋発売予定のPS4「龍が如く6（仮称）」の最新情報が発表されたほか、「龍が如く」シリーズ総合監督・名越稔洋氏と、「極」に自身役で出演している柔道家・タレントの篠原信一さんをゲストに招いたトークセッションも行なわれた。

　まずは、名越氏が登壇して、初代「龍が如く」誕生からの10年を振り返り、世に出すまでに非常に苦労したタイトルだったとコメント。それゆえ、10週年を迎えられたことが夢のようだと、感無量な様子で話した。

　続いては、リリースまで間近に迫った「極」の発売を記念し、本邦初公開のプロモーションビデオが公開された。

　名越氏によると同PVはこの発表会の約12時間前に完成した出来たてホヤホヤもの。初代「龍が如く」では、錦山のドラマをもっと描きたかったというが、制作期間等の問題で断念したことを明かした。そのため「極」では、初代で描ききれなかった錦山の活躍がふんだんに盛り込まれているという。また、カメラワークや音声も新規のものを取り入れているので、そのあたりも注目してほしいとのこと。またこのPVでは、同作のメインテーマソング「BLEED」も聴くことができた。

　というわけで、続いては、歌手の稲葉浩志さんが歌う「極」のメインテーマソング「BLEED」が紹介された。稲葉さんは「極」に2曲提供しており、「BLEED」は完全書き下ろしの新曲、もう1曲の「Receive You［Reborn］」は初代「龍が如く」のテーマソングだった「Receive You」を、稲葉さんが新たに蘇らせた楽曲だ。

　「龍が如く 極」発売の1週間前となる1月13日には、「BLEED」が収録されている稲葉さんのニューシングル「羽」がリリースされ、通常版のほか、「龍が如く 極」の世界観を十分に堪能できるスペシャルパッケージ「龍が如く 盤」も発売される。さらに「龍が如く 盤」には、稲葉浩志さんと名越稔洋氏の対談模様を収録したDVD/BDも付いてくる。

「羽」、「龍が如く 盤」のジャケットも公開

稲葉さんと名越氏の対談模様の一部も先出し

名越氏も出演している、「極」のTVコマーシャルも発表された。名越氏いわく、商品CMというよりは、メッセージ性を打ち出した内容になっているらしい。放送は、2016年1月を予定

　ここで、「極」に出演している篠原さんが登場して、出演が決まった時の心境や収録でのエピソードを披露した。

　出演のオファーが来た時の気持ちを聞かれた篠原さんは、「『龍が如く』は非常に有名なタイトルなので、当然名前は知っていたためかなりビックリした」と振り返った。ゲームに出演すること自体が初めてなので、かなり嬉しかったと話した。しかしながら、自身の役どころはまだ把握していないため、どんなキャラクターになっているかは気になっている様子。「（自分のキャラが）弱かったらクレーム入れますよ！」と篠原さんらしい直球さを感じさせるジョークで会場を笑わせた。

篠原さんの登場シーン。篠原さんは自身が登場しているシーンのデモ映像を見終わった篠原さんは、「強そうなキャラクターで安心した」と述べつつ、すごくリアルでビックリしたと感想を話していた

　発表会ラストには「龍が如く 極」にプロダクトコードが同梱されている「龍が如く6」体験版の映像を収録したPVが公開された。

【発表会の様子】

会場では最新の映像が公開された

会場には、「龍が如く」仕様のギターやフィギュア、サングラスなど今後発売予定のアイテムが展示されていた

UDX・UDX THEATERでは「龍が如く 極」の体験会も実施。グッズの販売も行なわれていた

「龍が如く6」出演者オーディションの開催も決定。今回はゲームに登場するキャバクラ嬢役のみの募集となる。「6」のオーディションも開催。「0」の時は、男性もあったが、今回は初心に戻り女性のみのオーディション。本日より募集開始