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【クリスマスおもちゃ見本市2015】家にロボがくる! タカラトミーの新商品

色を吸い取るタッチペンや、40発のガトリングゴム銃も

9月2日、3日開催



会場:浅草・産業貿易センター

 タカラトミーのクリスマス見本市での出展商品は、ワクワクさせられる玩具がとても多かった。その中でも「メカノイド」は“子供の夢”を実現させた商品と言えるだろう。メカノイドは122cmと、61cmの2バージョンがある、「家に置ける人型ロボ」なのである。六角レンチだけで、数時間で組み立てることができる。無骨なパーツが組み合わさり、コードもむき出しの、ちょっとレトロな外見も面白い。

かなり大きなロボット、「メカノイド」。122cmの「G15KS」が50,000円(税別)、61cmの「G15」350,000円(税別)で、11月発売
「みつけてみよう!いろキャッチペン」は、9月発売で3,800円(税別)
40発の輪ゴムが発射できる「ガトリングドラゴン」。11月下旬発売で、4,000円(税別)
「リニアライナー」もいよいよ9月発売。37,800円(税別)

 メカノイドの魅力はその外見に似合わない多機能さだ。メカノイドはとにかくおしゃべりで放っておくと色々おしゃべりする。自分のギャグに自分でウケたり、「ツッコミ待ち」のところがある。手や首はスムーズに動き、表情豊かに様々な動きをしてくれる。

 足には車輪があり、移動も可能だ。スマートフォンを接続することで、アプリで手足の動きや目のLEDなどをプログラムできるし、モーションキャプチャーによりユーザーの動きをまねることも可能なのだ。アプリだけでなく、基本プログラムのアップデートも可能な設計になっているという。子供の夢であると共に、ドラえもんなど「家にロボットがいる物語」にあこがれた中年男性もターゲットにした商品とのことだ。

 「みつけてみよう!いろキャッチペン」は、タブレットに対応した大きなペン型のツールで、専用アプリも用意されており様々なお絵かきやミニゲームが楽しめる。最大の特徴は“キャッチ機能”。グラフィックソフトの「スポイトツール」のようにペン先で触れた「色」を再現し、スクリーン上で描くことができるのだ。色々なものを絵の具代わりにできるのが楽しい。

 メカ風のデコレーションたっぷりで男の子の心をくすぐる“ゴム銃”の「Gショット」最新作「ガトリングドラゴン」は、ハンドルを回すと銃身が回転し、最大40発の輪ゴムが発射できる。グリップの下に銃身がついてるデザインもいかにもガトリングガンのおもちゃっぽくて楽しいが、これは子供の使用を前提にしたデザインだという。「ガトリングドラゴン」はどうしても前が重いため子供が構えると銃口が下を向きやすくなる。グリップを上にすることで手首でも銃を支えることができ、狙った場所に発射しやすくなっているとのことだ。

 このほかにも多彩な商品が出展されていた。タカラトミーも「スター・ウォーズ」の関連商品を他社に負けない多彩なラインナップで展開していくのだが、面白かったのが「ジオラマベース」である。デス・スター型のオブジェクトが展開し、フィギュア台になるのだ。内部もデス・スターのデザインが活かされているのが楽しい。さらに「スター・ウォーズ」のロゴ型のフィギュアケースもセンスがよかった。ファンにはグッとくるアイテムだ。

【タカラトミーブース】
「スター・ウォーズ」の関連商品は、ジオラマ関連が特に楽しい
7月に発売された「ポケでるガチャ」は、店頭のマシンと連動し、イベント限定ポケモンも登場
目移りするほどに多彩な商品だ

(勝田哲也)