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3DS「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」

メインジョブに「シーフ」と「錬金術士」が登場!

12月18日 発売予定

価格:5,800円 [税別](パッケージ版)

4,500円 [税別](ダウンロード版)

CEROレーティング:B(12歳以上対象)

 スクウェア・エニックスは、12月18日に発売を予定しているニンテンドー3DS用アクションRPG「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ(FINALFANTASY EXPLORERS)」の新情報を公開した。

 「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」は、最大4人でのパーティープレイが楽しめるアクションRPG。“ジョブシステム”や“召喚獣”など、「ファイナルファンタジー」シリーズでお馴染みのシステムはそのままに、マルチプレイの醍醐味を追及したアクションを仲間と一緒に楽しむことができる。今回紹介するのは、新たに公開された2つのジョブをはじめ、召喚獣や各施設などの新情報。

メインジョブ紹介

 新たに公開されたメインジョブは、「シーフ」と「錬金術士」。

【シーフ】
シーフは素早い動きを活かし、戦闘中に敵から素材を盗むユニークアビリティ「ぬすむ」を持つジョブ
高速で敵に接近してから物理攻撃を行なう「不意打ち」。クリティカルの発生率が高いので強敵との戦いに役立つ
「疾風迅雷」は、ダッシュする際の消費APを低下させることができる。素早さに優れるシーフならではのアビリティ
毒と火傷を蓄積する一撃を放つ「カオススリップ」。物理ダメージ後に、状態異常でじわじわと体力を削れる
【錬金術士】
錬金術士はアイテムを使用したときに、より大きな効果を得ることができるスキルを多く持つ、ヒーラーとバッファータイプのジョブ。また、「アイテム」のエキスパートであり、錬金術を組み合わせた柔軟な対応ができる
ユニークアビリティ「錬金」は、アイテムを消費せずにその効果を得ることができるが、リキャストタイムは長い
攻撃アビリティは装備コストが高めになっているので、後方支援に特化させるほうがベスト。銃も装備可能

召喚獣「アレクサンダー」

 巨大な要塞の姿をした召喚獣「アレクサンダー」は、全召喚獣の中でも最大級の大きさを誇る。その巨体から繰り出される攻撃パターンは多種多様にあり、地響き、ミサイル、魔法など、地形を活かした攻撃やスタンプ攻撃などもある。そして、裁きの光「聖なる審判」は、全てを焼き尽くす。

【アレクサンダー登場シーン】
神聖なる大樹「ウィル神樹」。アレクサンダーは、この聖域を支配している召喚獣。巨大なその姿は、どの召喚獣をも凌駕する。見た目で圧倒されるが、これだけの巨体であれば動きは鈍そうに見えるのだが……
【アレクサンダー戦】
巨体を活かした攻撃はもちろんだが、遠距離からの攻撃にも注意が必要だ。全身から吹き出すスチーム攻撃は「火傷」する恐れがあるので要注意。「聖なる審判」は、直線上に発射されるので避けやすいと思うかもしれないが、連続して発射してくるので1度回避に成功したからといって安心してはいけない

召喚獣「ディアボロス」

 薄暗い洞窟に身を潜め、侵入者を闇から監視している召喚獣「ディアボロス」。シリーズ作品にも多く登場し、不気味な雰囲気が漂っている。空間を使った攻撃が多く、中でも重力を操る攻撃を多用してくる。重力攻撃は、吸い込み効果があるのでエクスプローラーたちの動きも制限されるだろう。

【ディアボロス登場シーン】
薄暗い洞窟で蝙蝠のように姿を潜め、テリトリーへの侵入者を傍観している、闇の支配者「ディアボロス」。不気味な姿、重力を自在に操り、光と闇の間を行き来する。動きがとらえにくく、苦戦を強いられるだろう
【ディアボロス戦】
重力攻撃だけがディアボロスの強さではない。滑降ダイブや回転して翼で攻撃をするといった大きな翼を活かした攻撃も脅威。大きな翼はシールドにもなり、防御も優れている。吸い寄せ効果もある重力球を連続で発したり、あたり一面を暗闇にするなど、多彩な攻撃パターンでエクスプローラーたちに反撃の隙を与えない

FFシリーズキャラ紹介

 新たに参戦が決定した「セシル」、「エアリス」、「ティファ」、「ヴァン」のクリスタルドライブを紹介する。

【セシル・ハーヴィ(FFIV)】
暗黒の力と聖なる力を併せ持つセシルだからこそ使える必殺技「ダブルフェイズ」。「ディシディアファイナルファンタジー」で実装されたオリジナルの技を再現!
【エアリス・ゲインズブール(FFVII)】
慈愛の祈りにより、仲間のHPと状態異常を全回復する「大いなる福音」。原作ではリミットブレイクとして登場した
【ティファ・ロックハート(FFVII)】
ティファ最強のリミットブレイク「ファイナルへヴン」が本作に登場。ファイナルへヴン使用時は武器も「プレミアムハート」に変化する
【ヴァン(FFXII)】
前方に蓄積したエネルギーを放つ「ルミネッセンス」。原作でヴァンが使用していたミストナックの1つだ

サブクエストとクエスト難易度

 クエストは「メインクエスト」と「サブクエスト」の2種類が用意されている。サブクエストはメインクエストと並行して受注することも可能。

サブクエストではアビリティ修得に必要なGPや素材が手に入るので、どんどん受注していこう

 メインクエストは、表示されている星の数が増えれば増えるほど敵が強くなる。この難易度とは別にクエストの難易度を任意で調整できる項目があり、最大で4つの項目にチェックを入れることができる。

難易度を上げることで得られるCP(クリスタルポイント)の増えるほか、よりレアな素材がクリア報酬で手に入ることもあるようだ

アビリティの修得

 アビリティの修得は、リベルタスの中央に位置する「セントラルクリスタル」で行なうことができる。本作のアビリティは、武器ごとに分かれており、クエストで入手したCPを消費して修得する。

修得可能なアビリティはクエストの進行に合わせて徐々に増えていく
上画面ではアビリティ効果を確認することができる
【消費コスト】装備するために必要なコスト量。ジョブごとにコスト総数が決まっている
【消費AP(アビリティポイント)】使用するために必要な量
【使用間隔】もう1度使用するまでにかかる時間

召喚獣魔石化

 これまでに紹介してきた「トランス」システムは、「魔石」を装備することで使用可能になる。魔石は、対象となる召喚獣を「魔石化」することで手に入る。召喚獣のHPが少なくなった状態で、クリスタルドライブを発動させると召喚獣を魔石化することができる。

 入手した魔石は、セントラルクリスタルで装備することができる。セントラルクリスタルでは装備する魔石を選ぶことができるが、入手方法が異なるFFシリーズキャラの魔石も選択の中に含まれており、どの魔石を装備するかはプレーヤー次第。

魔石化は戦っている召喚獣を弱らせなければできないので、ただ倒すよりも難しいかもしれない。だが、強大な召喚獣の力を得るためにも積極的に狙っていったほうがいいだろう
バトルではトランスしてアビリティを使用していると、専用のクリスタルドライブが解放される。このメッセージが出たときに召喚獣の技が使えるようになる

各施設の紹介

 活動の拠点となる「リベルタス」には、様々な施設が用意されている。

【工房】
工房では、レシピに書かれている素材とギルを使用して新しい装備を作れる。工房には「生産合成」と「強化合成」があり、装備品のレシピはクエストの進行状況に合わせて増えていく。ジョブによって装備できる種類が異なる
作った装備品を身に付ければ、グラフィックにも反映されるので見た目の良さにこだわることもできる
【占い屋】
ギルかゲームコインを使って占いをしてもらうことができる。占いは、クエスト出発時に様々な効果を得ることができるが、発生する効果はランダムになっている。高額なギルを支払えば効果が高くなる?
【ショップ】
クエスト中に使用する消費アイテムを販売しているのがショップだ。旅の必需品ばかりが揃っている
【行商モーグリ】
クエストから帰還するとランダムで出現するショップ。クエストの進行状況によって品揃えが変化する。通常のショップとは異なり、レアなアイテムが販売されていることも! なかには1度に1つしか買えない貴重なものもあるという

フィールド紹介:ウォル神樹

 召喚獣「アレクサンダー」が支配する神聖な領域。

 クリスタルの力が神樹を浸食し、いたるところに結晶体ができている。

フィールド紹介:ミラ砂丘

 広大な砂漠が広がるエリア。

 オアシスのような泉もある。奥には巨大な砂嵐も吹き荒れているが、フィールドギミックもあるのだろうか?

(志賀康紀)