ニュース

3DS「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」

ジョブ「忍者」&「時魔道士」、召喚獣「フェンリル」&「ラムウ」登場!

今冬 発売予定

価格:
5,800円(税別:パッケージ版)
4,500円(税別:ダウンロード版)

 スクウェア・エニックスは、今冬に発売を予定しているニンテンドー3DS用アクションRPG「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ(FINALFANTASY EXPLORERS)」の新情報を公開した。

 「ファイナルファンタジー(以下、FF)」シリーズの世界観とマルチプレイの醍醐味を追及した、「FF」の新しい形として制作が進められている「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」。今回紹介するメインジョブは「忍者」と「時魔道士」。そして召喚獣からは「フェンリル」と「ラムウ」。さらに「FF」シリーズキャラクターとして参戦が明らかとなった“クラウド”の情報をお届けする。

メインジョブ

 「忍者」と「時魔道士」は、「FF」シリーズではお馴染みのジョブだが、本作ではどのような活躍をするのだろうか。

【忍者】
自慢の素早さと回避能力を活かして敵を翻弄するお馴染みのジョブ。攻撃アビリティは、追加効果で自身を強化できるような技が多い
メインウェポンは、忍刀・刀。スピード・回避能力に優れているので回避系タンクとしての役割を担う
「瞑想」発動後は攻撃がクリティカル判定になる。効果時間が短いが、ラッシュで勝負を決めるときに役立つ
攻守に優れたアビリティ「障壁」。攻撃がヒットすると同時に防御障壁を展開し、物理攻撃を防ぐことができる
物理攻撃アビリティ「桜花」。光属性ダメージの効果も付加されるので、光属性が弱点の敵に狙っていくといい
【時魔道士】
補助魔法が得意な後方サポート役。時を操る魔法「ヘイスト」や「スロウ」をはじめ、お馴染みの「グラビデ」や「メテオ」などの攻撃魔法も持つ
時魔道士の代名詞にもなっている「スロウ」の魔法は、敵の行動速度を遅くする効果がある。本作では魔法の詠唱時間はゲージで表示されるので、発動するタイミングを目で認識することができる
自分の姿を消して、敵から狙われにくくする「バニッシュ」。一定時間で元に戻るが、防御力の低い時魔道士には欠かすことができない魔法の1つ。パーティープレイでの使いどころが重要になるだろう
重力魔法「グラビティ」。本作では、ダメージは期待できないが周囲の敵を引き込む効果を持つ。この効果を利用することで、敵をひとまとめにしてからのアタッカーの一撃で大ダメージを狙うことができるのだ

召喚獣「フェンリル」

疾風怒濤 フェンリル

 獣の姿をしたスピードを武器に戦う召喚獣。

 ウォータ・ブリザラ系の魔法も使えるが、あくまでもメインは接近戦。するどい爪で引き裂く攻撃、突進技に加え、スピードを活かした縦横無尽の攻撃が本来の持ち味だ。

 フェンリルの攻撃はこれだけでは終わらない。自分の幻影を使った怒涛の攻撃を仕掛けてくる技も持つ。予測しづらい動きを見極めて、的確にダメージを与えていくことが攻略の鍵になるだろう。

【フェンリル登場シーン】
マクソンの大滝に潜み、疾風の如き動きで敵を翻弄する獣神フェンリル。速さを活かした物理攻撃を得意とする。3体に分身しての攻撃も仕掛けてくるため、苦戦を強いられる相手であることは間違いない
【フェンリル戦】
鋭い爪、咆哮、飛びつきを中心に攻撃を仕掛けてくるフェンリルの行動パターンは、まさに獣そのもの。エクスプローラーを飲み込むという荒業もあり、吸い込み時にHPとAPを吸われてしまうので注意しよう
全ての召喚獣に共通するのは、ある程度のダメージに達すると「怒り」状態になるということ。フェンリルが怒り状態になると、スピードがアップし、さらに荒々しさが増すことに。怒り状態は、体の色の変化で判断することができる

召喚獣「ラムウ」

裁きの轟雷 ラムウ

 雷を司る召喚獣。シリーズでは「FFIII」が初登場になる。

 老人の姿で登場することが多かったが、本作では黒豹のような姿をしている。

 本作のラムウは、多彩な攻撃パターンを持っている。雷属性魔法はもちろん、地を這う雷撃は直接タイプや蛇行して走ってくるタイプがある。近距離では、杖での薙ぎ払い、高速の突進といった攻撃を仕掛けてくる。

 さらにテレポで位置を変える特殊移動もあり、様々なパターンでエクスプローラーたちを翻弄してくる。

【ラムウ登場シーン】
断崖絶壁の丘にたたずむ雷鳴轟くエリア「ディル・アントニ」。雷帝ラムウが支配する領域だ。裁きの雷は、エクスプローラーたちに容赦なく降り注ぎ、テレポを使った高速移動で翻弄してくる。その動きはこれまでのシリーズにはなかったものだという
【ラムウ戦】
雷属性攻撃のエキスパートであるラムウ。サンダー系の魔法はもちろん、地を這う稲妻は直線と蛇行の2タイプがあり、どちらのタイプなのかを瞬時に見極めないとダメージを喰らってしまう。またラムウを中心にサークル状に出す範囲攻撃もあり、一筋縄ではいかない相手だ
ラムウといえば「裁きの雷」。上空から雷を落としてエクスプローラーたちを苦しめる。攻略の糸口さえも見つからないように見えるが、ラムウ戦には活路を見出すポイントがある。これを見つけることができれば、バトルを有利に進めることができるという

召喚獣の力を借りて戦う「トランス」

下画面にある「トランスドライブ」

 召喚獣は撃破後にその力を借りて戦うことができる。これを「トランス」呼ぶ。強力な力を得ることができるが、何度も借りることができるものではない。まさに切り札と呼ぶに相応しい能力だ。

 画面左上の共鳴アイコンの下にあるのが「トランスゲージ」。このゲージがMAXにならないとトランスを発動することはできない。ゲージがMAXになると、下画面に表示されている「トランスドライブ」が輝きだす。これをタッチするとトランスが発動する。発動後はゲージが減少していきゼロになるとトランス状態が解除される。

【トランスの発動までの流れ】
トランスで得られる能力は宿す召喚獣によって差がある

 エクスプローラーたちは、とあるタイミングで一時的に召喚獣の力を借りて、特殊な技を使用することが可能になる。トランスとはまた違うシステムにおいてこの力を使うことができるというが、詳細は不明となっている。

【必殺技】
公開された必殺技は、巨大な火球を投げつけて爆炎を巻き起こす技だ

「FF」シリーズキャラクター登場!

 公開されたスクリーンショットに写っているのは、星を救った英雄として名をはせたソルジャー「クラウド」の姿。

詳細は不明だが、トランスに関係しているシステムで、この姿を維持できる時間にも限りがあるということだが……

フィールド:マクソンの大滝&森林

 疾風の獣神フェンリルのテリトリーであるマクソンの大滝&森林。

【マクソンの大滝】
轟音を轟かせて流れる大きな滝。美しい花が生い茂るこのテリトリーを支配しているのが疾風の獣神フェンリルだ。この地に侵入するエクスプローラーたちを監視するフェンリルの目が光る!?
【マクソン森林】
木漏れ日がさし、怪しくもあり神聖なおもむきもある。原生林の生い茂るマクソンの森ではクアールの姿を目撃することが多い

フィールド:ディルアントの絶壁&雷道

 雷帝ラムウの住処と住処へと続く回廊。

【ディルアントの絶壁】
雷鳴が轟く高い崖の上に、雷帝ラムウの住処は存在する。ラムウは、この雷のエネルギーを糧として頂上に現われるエクスプローラーたちに牙を剥く
【ディルアント雷道】
険しい山岳地帯は、道も入り組んでおり様々なモンスターが徘徊している

(志賀康紀)