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【スマホアプリ今日の1本】攻守両方楽しめるディフェンスゲーム「ボット スクワッド」

色分けくっきりで内容はわかりやすく。シミュレーション初心者にも優しいタイトル

10月16日 配信

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

オーソドックスなディフェンスゲームだが、色分けがはっきりしているのでわかりやすい

 攻めてくる敵から拠点を守るため、攻撃ユニットを配置して敵を迎撃するシミュレーションゲームをタワーディフェンスゲーム、あるいはディフェンスゲームなどと呼ぶ。ヒット作の「にゃんこ大戦争」「メタルスラッグ ディフェンス」もこのジャンルの代表格となっているが、他にもボードゲームように見下ろすタイプがあったり、拠点に攻め込む側となってプレイする「オフェンスゲーム」があったりと、様々なアレンジが存在する。

 今回紹介するiOS/Android「ボット スクワッド:パズル バトル」は、手持ちのユニットを使って拠点を攻める/守ることで、ディフェンスゲームの様々なアレンジをまるごと楽しめるというタイトルだ。内容は、プレーヤーは青いロボットを操って、赤いロボットが待ち構えるステージの攻略や敵の侵入を防ぐことで用意されたステージをクリアしていくというもの。

 ステージは赤と青で表示されるものがあり、赤いステージではプレーヤーは攻め側、青いステージではプレーヤーは守る側となる。立場が変わればクリアの目標も変わり、例えばある赤いステージでは自陣のユニットが1体も破壊されないようにゴールまで誘導すること、青いステージでは次々に登場する敵が最終地点に到達する前にすべて破壊することが目標となる。

 防御側はステージ上にユニットを配置するだけだが、攻撃側のステージでは味方ユニットからドラッグ操作によって動線を描き、移動先を指定する操作が必要となる。操作できるユニットが複数になるとそれぞれの動きを管理する必要があるが、ポーズ状態にすればゆっくりと指示をだすことができる。役割分担を指示して管理する辺りは、「ピクミン」シリーズにも似た雰囲気だ。

 なおロボットは攻撃用と防御用に分かれているため、ステージが変わるごとに使用するロボットが変わり、攻略の考え方も切り替える必要がある。ロボットはゲーム進行で得られるゲーム内通貨を使用してアップグレードできるが、リソースは限られているため攻守バランス良くアップグレードしていくことが重要となる。

 ゲームが進めばユニットの種類が増えて管理や攻略方法が複雑になっていくが、青と赤というはっきりとした色付けにも表れている通り、ゲームの内容はわかりやすい。チュートリアルも何ステージかに分けて行なわれる丁寧な作りになっているので、シミュレーションゲーム初心者という人こそ試してほしいタイトルだ。

【スクリーンショット】
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(安田俊亮)