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Xbox One「Halo: The Master Chief Collection」プレビュー

リマスターされたのはグラフィックスだけではなかった! 音とシネマティックにも注目

9月18日~21日 開催(一般公開日 20日~21日)



会場:幕張メッセ1~9ホール



入場料:
前売り 1,000円
当日 1,200円
小学生以下無料

 Xboxプラットフォーム最大のフランチャイズである「Halo」シリーズにとってベストアルバム的な存在が「Halo: The Master Chief Collection」だ。

 初代「Halo」からナンバリング最新作「Halo 4」までの4作品を収録し、初代「Halo」と「Halo 2」はグラフィックス、サウンド、シネマティックなどあらゆる点をHD化したリマスター版を収録。全作品をシングルプレイ/マルチプレイを含めて1080p/60fpsで描き直している。

 また、初代「Halo」から「Halo 4」までをあたかも1つのゲームのように表現したシームレスなメニュー画面を新搭載し、各シリーズや外伝の隙間を埋めるエピソードをシネマティックやターミナルビデオで繋ぎ、さらに同梱の映像作品「Halo: Nightfall」も含めて、「Halo: The Master Chief Collection」そのものが、「Halo 5 Guardians」へと繋がる壮大なプロローグになっている。Xbox Oneユーザーならぜひ揃えておきたいマストなアイテムだ。

 今回はスキンヘッドでお馴染みの343 IndustriesのFranchise Development Directorを務めるFrank O'Connor氏が来日し、最新情報を説明してくれたのでご紹介しておきたい。

【Halo: The Master Chief Collection - シネマティック トレーラー】

【Halo: The Master Chief Collection - ターミナル ビデオ】

【Halo: Nightfall - ファーストルック】

 「Halo: The Master Chief Collection」は、発表以降何度か取材して大体のことは理解していたつもりだったが、実機のデモに触れてみると新たな驚きが多かった。

 1番大きな驚きはサウンドだ。「Halo 2」のリマスター版は、単にサウンドの音質が上がっているだけでなく、サウンドトラックに関してはオーケストラで新たに収録し直され、銃器に関しては実機の射撃音をそのまま使っている。とりわけ銃撃音は、従来はそれっぽいデジタル音だったものが、すべて実銃のものに置き換えられており、迫力が増しているだけでなく、発射後の残響音、反響音まで含めて再現されているため音のリアリティがまるで違う。しかも、レーザーガンやプラズマライフル、エナジーソードといったSFウェポンに関しても、実在する音を組み合わせる形でリマスターされており、「Halo」ファンの期待を裏切らないクオリティに仕上がっている。

【Halo: The Master Chief Collection - サウンド デモ】

 これと合わせて、すでに発表されているように、クラシックモードとリマスターモードの両方のグラフィックスを1080p/60fpsで描いているため、プレイした感じは、「Halo 4」の手応えを凌ぐ「Halo 4.5」のようなフレッシュな印象だ。東京ゲームショウでは「Halo 2」のマルチプレイを体験できるため、ぜひ試してみてもらいたい。

【Halo: The Master Chief Collection - リメイク マップ「Sanctuary」】

 質疑応答では、「Halo 5 Guardians」の開発の進捗について尋ねたところ、現在は、12月から3週間にわたって実施予定のマルチプレイβに向けてビルド切るための作業に注力しているという。シングルプレイの情報に関しては来年のE3まで待つ必要がありそうな雰囲気だったが、マルチプレイβで「Halo 5」の様々な部分が見えてくるはずだ。「Halo」ファンは、「Halo: The Master Chief Collection」を手に入れて、「Halo 5」マルチプレイβに参加しよう!

【Halo 5: Guardians - マルチプレイヤー ベータ ファースト ルック】

【スクリーンショット】

(中村聖司)