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「HaloFest」にて「Halo 5: Guardians」のワールドプレミアが開催
キャラクターのアクションが大幅に進化! フルモデルチェンジを果たしたシリーズ最新作
(2014/11/11 15:08)
- 【HaloFest】
- 11月11日13時配信(ストリーミング)
- 【Halo: The Master Chief Collection】
- 11月13日発売予定
- 価格:
- 5,900円(税別、パッケージ版)
- 5,400円(税別、ダウンロード版)
米Microsoftは、現地時間の11月10日より米国ロサンゼルスで実施している「Halo」ファンフェスティバル「HaloFest」において、「Halo 5: Guardians」のワールドプレミアを実施し、12月29日より実施予定の「Halo 5: Guardians」のマルチプレイβを先行公開した。このβテストの参加権は「Halo: The Master Chief Collection」の購入特典のひとつになっており、日本からも参加することができる。
「Halo 5: Guardians」のワールドプレミアでは、開発元の343 Industriesのスタッフ総出演で「Halo 5: Guardians」の魅力が語られ、エキシビションマッチの形で「Halo 5: Guardians」のマルチプレイβの模様が初公開された。
ストーリー面についてはまだ謎に包まれている「Halo 5: Guardians」だが、今回のワールドプレミアでは、プレーヤーキャラクターのアクションについて踏み込んだ発表が行なわれた。
従来の「Halo」シリーズとの最大の違いは「SPARTAN ABILITIES」と呼ばれる多彩な新アクションだ。全部で7つの項目があり、従来の前後左右にジャンプを加えた基本移動に加えて、新たなアクションが導入されている。その項目は以下の通り。
・「TURUSTER PACK」
・「GROUND POUND」
・「CLAMBER」
・「SLIDE」
・「CHARGE」
・「SPRINT」
・「SMART SCOPE」
ワールドプレミアではデモを交えながら1つ1つ短い解説が加えられ、「Halo」シリーズのアクション性が「Halo 5: Guardians」で大胆に進化することが明らかになった。
「TURUSTER PACK」は、いわゆるジェットパックで、敵の攻撃を避けるために前後左右への横滑りなどクイックな移動が可能となる。「GROUND POUND」は、落下時の運動エネルギーを活かした叩きつけ攻撃。
「CLAMBER」、「SLIDE」、「CHARGE」、「SPRINT」は他のFPSでもお馴染みのよじ登り、スライディング、タックル風のチャージ攻撃、ダッシュとなる。「Halo」シリーズはキャラクターのアクションがシンプルなフランチャイズだったが、一気に進化することになる。ちなみにこれらはE3のタイミングで公開された「Halo 5: Guardians Multiplayer Beta」で披露されていたアクションと同じもので、343 Industriesはコミットメントを果たしたことになる。
最後の「SMART SCOPE」はいかにも「Halo」らしいギミックで、「Halo5」ではすべての武器に一定のズーム機能が搭載され、使い手が特に意識せずにスコープに目をあてたズーム機能が利用できるというもの。総じて簡単な操作でリッチなアクションによるキャンペーンプレイ/マルチプレイが楽しめるようになっていると感じた。
その後に放送されたエキシビションマッチではe-Sportsクラン「STR8」と「OPTIC」が対決し、乱戦の結果、OPTICが勝利した。グラフィックスの進化は言うまでもないが、大きく印象に残ったのは、アクション性の進化によるマルチプレイシーンの多様化だ。世界観や基本ルールこそ「Halo」だが、アクションを交えたゲームシーンそのものは、別のゲームといっていいほど変わっている。
観戦していた限りでは、OPTICサイドに1人上手いFLAMESWORD使いがいて、多彩な新アクションを使って一気に距離を詰め、次々にソードの餌食にしていった。正直な所、中距離での射撃戦や新アクションを使った駆け引きをもう少し見たかったという感じだが、「Halo 5: Guardians」がXbox Oneの新しいスタンダードになるという手応えは十分あった。今後も引き続き続報に注目していきたいところだ。