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タカラトミーアーツ、ガチャ「考えない人」を11月に発売
「パンダの穴」最新作、ロダンの「考える人」のパロディフィギュア
(2013/11/8 13:19)
タカラトミーアーツは謎のクリエイター集団とコラボレートしたガチャシリーズ「パンダの穴」において、「考えない人」を11月に発売する。1プレイ200円で、全6種。
「考えない人」は、フランスの彫刻家オーギュスト・ロダンが製作したブロンズ像「考える人」のパロディ。「考える人」はダンテの叙事詩「神曲」をテーマにしたロダンのブロンズ像「地獄の門」を構成する群像の1部分として製作された。日本でも国立西洋美術館や、京都国立博物館などいくつかの美術館に展示されている。
ガチャの「考えない人」は深く思考にふける「考える人」のパロディとして、“考えない”をテーマに様々なポーズをとっている。まるでロダンのブロンズ像が動いたかのようなブロンズを思わせる質感の塗装が施されており、台座とのセットになっている。「考えないでポーズする人」はそのタイトルの通り、何も考えていなさそうなポーズが面白い。
台座と組み合わせたポーズが多く、「考えないで持ちあげる人」や、「考えないでタックルする人」は台座に対してのアクションがテーマとなっている。「考えないで寝ちゃう人」、「考えないで開脚する人」も台座をユニークに使っている。「考えなさすぎて刺さる人」は6種の中でも特別シュールで、頭が台座に刺さっている。インパクトも十分である。ただポーズを楽しむだけでなく、ポーズをとるための筋肉の表現や、重心の取り方など、人体の表現をきちんと追求している“本気”の部分にも注目したいところだ。
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