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「FFXIV: 新生エオルゼア」、「巴術士」、「召喚士」、「学者」体験レポート
ヒーラー、バッファーとしての役割を担う「学者」
(2013/8/27 00:00)
ヒーラー、バッファーとしての役割を担う「学者」
学者は支援色の強いジョブで、“ヒーラー”の役割を担うようになる。ヒーラータイプの「フェアリー・エオス」とバッファータイプの「フェアリー・セレネ」の2種類の妖精を使役する。
フェアリー・エオスは自分とパーティメンバーの回復魔法の効果を上昇させる「フェイイルミネーション」、自分とパーティメンバーのHPを継続して回復する「光の囁き」といったアクションを持っている。フェアリー・セレネは自身と周囲のパーティメンバーのアクションスピードを上昇させる「フェイライト」、呪文のスピードを上昇させる「フェイグロウ」といったアクションがある。
学者の固有アクションは自身と周囲のパーティメンバーのHPを回復しつつ、一定のダメージを防ぐ“バリア”を張ることができる「士気高揚の策」、瞬時に対象のHPを回復させる「生命活性法」といったアクションを持っている。回復量そのものは白魔法のアクションの方が量は大きいが、妖精との連携や、バリア、持続回復など、自分の特性を把握したプレーヤーが使いこなせばメインヒーラーとして大いに活躍してくれそうだ。さらに白魔道士が一緒にいればかなり安定したパーティになるだろう。
巴術士としてのアクションももちろん使えるため、敵の力を奪いつつ、味方の回復を狙っていける。様々な局面で活躍できるジョブで、パーティの人気は高くなりそうだ。一方でソロプレイは苦手な印象だ。この職業だとペットは攻撃役を担ってくれないので、敵への攻撃は巴術士のアクションのみとなる。こうなると敵を倒すのにかなり時間がかかる。改めて単体での攻撃力の少なさ、ペットの強さを実感させられた。特に学者はパーティプレイで輝く職業だという実感を持った。
巴術士は敵と自分の距離を常に把握し、敵の状態に合わせてアクションを重ねていくというテクニカルなクラスだ。敵を弱体させるこの新クラスはかなりの人気を得そうだ。今回はあくまでソロプレイでアクションを試すというところだったが、巴術士の戦い方をベースにより方向性がはっきりする召喚士、パーティの支援能力に特化していく学者と2つの方向に分化するのが楽しかった。今後他のクラスにも派生ジョブが用意されていくとしたらどのようなものになっていくかも期待したい。構想はすでにあるということなので楽しみにしていきたい。