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「仮面ライダー」をテーマにした「魂フィーチャーズ VOL.6」開催
アクションフィギュアが集合! 目玉は「仮面ライダーカブト」のリニューアル
(2013/7/12 21:53)
バンダイは7月13日と14日、東京・ベルサール秋葉原においてアクションフィギュア「S.H.Figuarts 仮面ライダー」をテーマにしたイベント「魂フィーチャーズ VOL.6」を開催する。このイベントに先がけ、7月12日に関係者向けの内覧会が行なわれた。
「魂フィーチャーズ VOL.6」の目玉は2014年発売予定の新作「S.H.Figuarts 仮面ライダーカブト ライダーフォーム」である。これまでの素体からさらに進化し、より劇中に近い雰囲気のプロポーションとアクションを可能にした。この他にも様々な企画・展示が行なわれていた。写真と共にレポートしたい。
より人間らしいプロポーションを追求した「カブト」。これまでの商品も全て展示
「魂フィーチャーズ VOL.6」は会場に入る前に一旦通路で止まり、ムービーを見ることになる。ここでは2008年からスタートした「S.H.Figuarts 仮面ライダー」の歴史を見ることができる。その後会場に入るのだが、まず目に入ってくるのが中央の赤い円柱状のコーナーだ。ここに目玉となる「S.H.Figuarts 仮面ライダーカブト ライダーフォーム」が展示されている。
「S.H.Figuarts 仮面ライダーカブト ライダーフォーム」はもともと2008年に発売されているが、今回は新素体によるリニューアルとなる。人間の骨格から肉をつけプロポーションを研究し、カブトをはじめとした数々の仮面ライダーを演じたスーツアクターの高岩成二氏にも協力してもらい「スーツをまとった人間」ならではのプロポーションを実現させたという。
関節構造そのものは最新作である8月発売の「S.H.Figuarts 仮面ライダーブレイド」がベースとなっている。ここからよりプロポーションに特化した改良が加えられているとのこと。ブースでは開発に使われた黒い素体が仮面ライダーの必殺技のポーズなどをとっており、素体の可動域の広さと共に、表現の可能性を感じさせる。また、開発秘話を語る高岩氏が出演するビデオも放映されていた。
この他にも金型や、工場での製造過程を展示し、「S.H.Figuarts 仮面ライダー」ができるまでを紹介したコーナーや、最新の3Dプリンターでの原型製作風景などを見ることができた。今回は紹介できないが年末にかけての新製品も多数展示されており、会場でぜひチェックして欲しい。
展示で特に圧巻なのがこれまで発売された「S.H.Figuarts 仮面ライダー」シリーズを全て配置したコーナーだ。これまで発売された昭和ライダー、平成ライダーの「S.H.Figuarts 仮面ライダー」が余すことなく展示されている。スタッフに聞いてみたのだが、スタッフが代替わりしていたり、雑誌限定商品があったり、これだけの製品を集めるのはとても大変だったとのこと。ポーズや使用武器なども会議で決め、スタッフ総出で展示したという。
また、8月に発売される「S.H.Figuarts 仮面ライダーブレイド」に触れるコーナーもある。タブレットPCでフィギュアのポージングのコツを教わりながらフィギュアを触ることができる。「手首は内側に曲げると力が入った感じになる」など、感心させられる事もあった。この他にも飾るためのエフェクトパーツの参考出展なども行なわれている。
「魂フィーチャーズ VOL.6」はファンには見逃せないイベントだ。「S.H.Figuarts 仮面ライダー」への知識が深まり、並べられているのを見るとコレクション欲を刺激させられる。アクションフィギュアの進化も感じさせられる。週末会場を訪れてはいかがだろうか。
(C)石森プロ・東映