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【E3 2013】装備要素にスキル要素も確認できた「Destiny」ブースレポート

「他のプレーヤーと世界を共有するアクションシューター」とは?

6月11日~13日開催(現地時間)

会場:Los Angeles Convention Center

 Haloシリーズを手掛けてきた開発スタジオBungieが開発中のアクションシューター「Destiny」。今回のE3で遂に実際のゲームプレイデモが公開された。

 通行人からは見えないように固く閉ざされたブースの中で行なわれた、開発者達によるマルチプレイデモのレポートをお届けする。

シームレスに始まるマルチプレイ。ボスらしき敵からは装備品がドロップ

Activision Blizzardのエリア内にある「Destiny」のブース。扉は閉められ外からは様子を伺うことが出来ない

 まずは1人のプレーヤーがプレイを開始する。惑星の上を飛行するシャトルと、それを目で追うエイリアンのムービーからデモプレイは始まった。エイリアンは朽ち果てた車の残骸を足場にしている。この惑星は荒廃した未来の地球なのだ。シャトルから荒廃しきった地球に降り立つプレーヤー。

 ここからがゲームプレイのスタートだ。目の前には数10メートルはありそうな巨大な壁に向かって歩いて行く。するとプレーヤーの視点にもう1つのシャトルが現われ、もう1人のプレーヤーが現れた。特にローディング画面やダイアログなどは表示されず完全にシームレスだ。

 合流して2人で壁の中へと進んでいく。巨大な壁は人工建造物でどんな用途に使われていたかはわからないが、鉄骨やパイプがむき出しで無骨な印象を与える。中はすっかり廃墟と化しており一部の部屋は明かりも消えていて暗闇になっていた。

 「Ghost」というコンパニオンを明かりにして、廃墟の中を進む2人のプレーヤー。少し進むと奥からエイリアンが現われ、交戦に発展する。敵エイリアンにカーソルを合わせると、名前とレベルの様な数字が表示される。RPGを連想させる表示だ。ここの敵に表示されていた数字は3。それほど強くないのか、数発の銃弾で倒れていく。上手くヘッドショットを当てるとクリティカルという文字が表示され、少ない弾薬で倒すことができた。

 更に奥に進んでいくと排水管から先ほどのエイリアンよりもしっかりした装備を身に着けている中ボスの様な敵が現われた。名前は文字が小さくて確認できなかったが数字の代わりに何かの顔のようなアイコンが表示されていた。

 片方のプレーヤーは倒されてしまったが、残ったプレーヤーが、銃撃とグレネード、そしてスキルを使い右手から炎の弾を飛ばしてなんとか敵を倒した。プレーヤーを生き返らせて敵が倒れた場所に向かうと何かアイテムが落ちている。近寄って拾うと「THUNDERLORD」という名前の武器だった。既に装備している武器にも固有の名前が確認できた。

 拾ったプレーヤーはすぐに装備するために装備画面を開く。武器は複数種類、防具は5種類のスロットがあり、このスロットに装備品を設定していく。先ほど拾った武器にはいくつかの特殊効果があるようで、ポイントを割り振ると特殊効果を有効化できるようだ。

荒廃した地球に巨大な人工建造物。この壁は何かから身を守るために建造されたのだろうか?
廃墟と化した壁の中にはエイリアンが待ち構えている

複数人で巨大な敵に挑む「PUBLIC EVENTS」

 ボスを倒して少し進むと廃墟からでることができた。遠方には大きなタワーの様な建造物が見える……と思った瞬間、頭上を飛んでいたシャトルが突然爆発し、奥から巨大なシャトルが現われた。

 画面に「PUBLIC EVENTS」という文字が現われ、巨大なシャトルがゆっくりとこちらに近づいてくる。シャトルはプレーヤーの頭上でゆっくりと止まり、中からカエルのような形をした巨大なロボットが現われ地上に降下してきた。

 かなり強力な敵のようだが、どこからともなく他の4人のプレーヤーが現われ、総勢6人で銃弾を浴びせていく。一定条件を満たすとロボットの弱点部が露出するようで、そこに向かってグレネードなどで集中攻撃を行ないなんとか倒したところでデモプレイは終了した。

 基本的なゲームシステムや画面を見る限りはFPSの様だが、装備システムやスキルシステムを見るとRPGの様にも見える。装備にはそれぞれユニークな名前と見た目を持っているようでアイテムコレクションという楽しみ方もできそうだ。このシステムは「Borderlands」シリーズのシステムに似ているように感じた。

 また他のプレーヤーとのマルチプレイが意識せずに行なえる様に見えたのも印象的だった。「他のプレーヤーと世界を共有するアクションシューター」というのはこの仕様を指しているのだろうか。

 まだまだ謎多き作品ではあるが、「Halo」シリーズを世に送り出したBungieの作品だけあってかなり期待できるタイトルに仕上がっているように感じた。スタッフがGDCの時に話していた「何百万人というプレーヤーが10年間何度も何度もアクセスしたくなるような世界にしたい」という言葉に込められた思いが伝わってくる作品だった。

 「Destiny」は2014年に発売予定。対応プラットフォームはプレイステーション 4、プレイステーション 3、Xbox One、Xbox 360を予定している。

巨大なシャトルから現れたロボット型のボス
複数人のプレーヤーで力を合わせなければいけないだろう

(八橋亜機)