Apple、iPadより23%薄く、53%軽いiPad miniを発表
A6Xチップなどを搭載した第4世代iPadも発表
Appleは、第3世代iPadより23%薄く、53%軽いiPad miniを発表した。発売は11月2日で、予約は10月26日からApple Onlineにて行なわれる。また、従来搭載されたチップより2倍速いというA6Xを搭載した第4世代iPadも同時に発表された。発売は同じく11月2日で、予約はiPad miniと同じく10月26日から開始となる。
iPad mini、第4世代iPad共に、モデルはWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルが用意され、容量は16GB、32GB、64GBの3種類となる。iPad miniのカラーはブラック&スレート、ホワイト&シルバーが、第4世代iPadはブラックとホワイトが用意される。価格は以下の通り。
【価格表】 | |||
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製品名 | 16GB | 32GB | 64GB |
iPad mini Wi-Fiモデル | 28,800円 | 36,800円 | 44,800円 |
iPad mini Wi-Fi+Cellularモデル | 39,800円 | 47,800円 | 55,800円 |
第4世代iPad Wi-Fiモデル | 42,800円 | 50,800円 | 58,800円 |
第4世代iPad Wi-Fi+Cellularモデル | 53,800円 | 61,800円 | 69,800円 |
なお、iPad 2は16GB Wi-Fiモデルが34,800円、16GB Wi-Fi+Cellularモデルが45,800円で販売が継続される。
iPad miniは、厚さが7.2mmと薄く、重量は308g。ボディはアルミニウムとガラスで構成されている。搭載チップはデュアルコアA5。ディスプレイは7.9インチのものを搭載。iPadおよびiPad 2と同数の画素数であるため、iPad向けに作られた275,000本のアプリケーションをそのまま利用できるとしている。バッテリーの駆動時間は最長10時間。
カメラは5メガピクセルのiSightカメラとFaceTime HDカメラを搭載。iSightカメラは1080pフルHD動画を撮影可能で、手ぶれ補正機能も備えている。どちらのカメラにも裏面照射型センサーが組み込まれている。ネットワーク機能は、150Mbpsのデュアルバンド802.11n Wi-Fiをサポート。Wi-Fi+CellularモデルではLTEをサポートしている。
コネクターはiPhone5同様にLightningコネクタ。カスタムデザインされたポリウレタン製Smart Coverが発売される予定で、カラーは、ピンク、グリーン、ブルー、ライトグレイ、ダークグレイ、(PRODUCT)RED の6色が用意され、価格は各3,980円。
【iPad mini】 | |
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第4世代iPad |
第4世代iPadは、新しく開発されたA6Xチップを採用し、9.7インチRetinaディスプレイを搭載。A6Xチップは従来のA5Xチップより最大2倍速くなるとしている。ただしバッテリーの駆動時間は最長10時間とかなり長時間となっている。Wi-Fi+CellularモデルではLTEをサポート。カバーは、従来のiPad Smart CoverおよびSmart Caseが使用できる。
(2012年 10月 24日)