セガ、PSP「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」
地下格闘場で活躍する4人の若きファイターを紹介


3月22日 発売予定

価格:6,279円(UMD版)
   5,600円(ダウンロード版)


 株式会社セガは、3月22日に発売を予定しているPSP用アクションアドベンチャー「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」の新情報を公開した。

 「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」は、右京龍也と4人の男達の熱き生き様を描いたアドベンチャーゲーム。今回紹介するのは、かつては右京龍也も出場していた地下格闘場「ドラゴンヒート」で戦う4人の若きファイター達。彼らとの出会いにより、龍也は自分が忘れかけていたものに気づく。そして、輝かしい未来を捨て「ドラゴンヒート」を守る為に戦う決意をする。

■ 八代 誠

CV:福山 潤
格闘スタイル:喧嘩

 4人のリーダー的存在。中学時代から、ストリートファイトで鍛えた喧嘩スタイル。空手、ボクシング、総合格闘など、様々な相手と喧嘩することで、独自のスタイルを身に付けた。しなやかな筋肉と、持ち前のリズム感による連続攻撃は、相手に反撃のチャンスを与えることなく、相手が倒れるまで続く。

 特に、キックボクサーの信司との喧嘩で身に付けた「飛び膝蹴り」は、信司以上の破壊力を誇る。


八代 誠CV:福山 潤
バトルシーンツープラトン技


■ 三上 優太

CV:鈴木 達央
格闘スタイル:ボクシング

 柔道や空手を勧めて来る父親に反抗する形ではじめたボクシング。甘えのある優太には、ボクシングはストイックすぎたが、それ以上に父親に対する反発と、強さへの憧れから、ボクシングを続けることに。今では、ドラゴンヒートに出場できるほどの腕前に上達した。いまだ精神的には弱く、家族のことなどを言われると、熱くなり過ぎてしまうことがある。

 得意技は「カミソリアッパー」。1撃で相手を脳震盪(のうしんとう)にする。


三上 優太CV:鈴木 達央
バトルシーンツープラトン技


■ 斎藤 保

CV:野島 健児
格闘スタイル:ブラジリアン柔術

 小学生時代からイジメられており、強い自分になるために、ブラジリアン柔術を学ぶ。相手を倒すというよりも、自分を守るために柔術を身に付けたので、試合などで相手を倒すのは苦手。性格的にも好戦的ではないため、勝利に固執することがない。攻撃よりも防御主体で、本気で防御に回った保を倒すのは、信司や誠でも不可能に近い。打撃戦などは苦手で、掴んでからの組み技を得意としている。

 特に、「チョークスリーパー」から逃れた選手は、まだいない(だが……対戦相手が本気で苦しむと、保が技を外してしまうため、チョークスリーパーで試合に勝ったことはない)。


斎藤 保CV:野島 健児
バトルシーンツープラトン技


■ 坂本 信司

CV:鈴村 健一
格闘スタイル:キックボクシング

 根っからの格闘マニアで、最強の格闘技はパンチのスピードとキックの破壊力をあわせもつキックボクシングであると考え、キックボクサーを目指す。強くなるために、ムエタイ、テコンドーなど、さまざまな蹴り技の格闘技を学び、自分ならではのキックボクシングスタイルを確率している。

 「兜割り」などの足技も得意技だが、1番の特技は、肘打ちからパンチ連打へと繋がる「ローリングエルボーコンボ」。


坂本信司CV:鈴村健一
バトルシーンツープラトン技


■ バトルシステム

■ 相棒

 本作では自由に仲間を呼び出すことができる。仲間と一緒に神室街を歩き回ることができ、このときに不良に絡まれると仲間と一緒に戦うことができる。仲間は、それぞれの性格や格闘スタイルに応じて、龍也と力を合わせて戦う。仲間と協力して戦うバトルでは、龍也が敵を仲間に投げつけたときに炸裂する強力な攻撃、「ツープラトン技」が使えるようになる。

 ツープラトン技以外にも、仲間が敵を羽交い絞めにして攻撃のチャンスを作ってくれたり、敵に掴まれたときに助けてくれることがあるという。背中を許せる仲間を探して絆を深めること。これも危険な神室街で生き抜いていくためには必要になる。仲間は、龍也の持っている携帯電話を使って呼び出すことができる。


■ ステージの破壊

 街中でのリアルな喧嘩を再現をした本作では、バトルステージにある「壁」や「自動販売機」、「ショーウインドウ」などに敵をぶつけることで大ダメージを与えることができる。また、壊れた壁に開いた穴に敵を投げ捨てることで1発KOを狙うこともできる。ただし、敵も龍也を壁に叩きつけようとするので、壁際の戦いでは緊張感のあるスリリングな戦いを味わえるという。

壊れた自動販売機に敵をぶつけると電流による追加ダメージを与えることも

■ 観客

 バトルステージとなる街中には大勢の人が存在する。街の人達は、龍也達の喧嘩を応援するが、妨害することもあるようだ。ヒートアップした観客達に近づくと、掴んで羽交い絞めにしてきたり、凶器となる武器を投げ込んだりしてくる。

ヒートアップした観客が喧嘩に関与してくる。時には敵に、時には味方になる観客をうまく使えば、カッコよく喧嘩に勝つことができる

■ ウォールヒート

 敵を壁に投げつけ、フラフラの状態になったら「ウォールヒート」のチャンス。ウォールヒートは、ヒートゲージを使うことなく、ヒート並みの大ダメージを与えることができるという強力な攻撃。ただし、敵もウォールヒートを狙ってくるので、龍也が壁に叩きつけられたときは、最大のピンチが訪れることになる。壁際での攻防はハイリスクハイリターンの戦いが、ステージの中央では殴り合い主体の激しい戦いが繰り広げられることになる。

バトルステージのどこで戦うかを考えるのも、ストリートファイトを勝ち抜くためには欠かすことができない大事な戦略の1つとなる


(C) SEGA

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(2012年1月20日)

[Reported by 志賀康紀]