セガ、PS3/Xbox 360「BAYONETTA」
ベヨネッタの協力者「ロダン」&「エンツォ」登場!


10月29日 発売

価格:7,980円

CEROレーティング:D(17歳以上対象)


 株式会社セガは、プレイステーション 3/Xbox 360用クライマックス・アクション「BAYONETTA(ベヨネッタ)」を10月29日に発売する。価格は7,980円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。

ロダンの経営するバー「The Gates of Hell」

 発売まで10日と迫った第3回目の特集は、ベヨネッタに武器や情報などを提供する協力者として登場する「ロダン」と「エンツォ」の情報を中心に、登場する敵キャラクター、アクセサリーなどの情報をお届けする。

 ロダンはバーテンダーと武器工という2つの顔を持つ男。ベヨネッタに武器を売ってくれるが、その理由は不明。彼の素性は多くの謎に包まれているようだ。もう1人の登場人物エンツォは、情報屋としてベヨネッタにさまざまな情報を売ってくれる。今回の物語は、エンツォの情報からスタートするというだけに、彼もまた単なる情報屋で終わるはずがなく、何かしらの秘密を抱えていそうだ。


【登場キャラクター紹介】

■ Rodin(ロダン)

『俺は 俺の作った武器の働きを見たいだけだ』

 スラム街で「The Gates of Hell」という名のバーを経営する男。

 表向きはバーテンダーだが、その裏には武器工の顔を持ち、ベヨネッタとも様々な武器を取引する。屈強な体躯から滲み出る威圧感は凄まじく、店での抗争はご法度とされるなど、荒くれどもからも一目置かれる存在。その風貌や扱う武器の強力さから“魔界のガンスミス”とも噂されるが、彼の素性の多くが謎に包まれており、ベヨネッタに武器を提供する理由も謎である。


■ Enzo(エンツォ)

『ロダンの店で酒くらい飲ませろ!』

 街のゴロツキを相手に立ち回る情報屋。

 抜け目ない性格と危険を察知する天性の嗅覚で裏社会を世渡りし、広い人脈と情報網を使って金を稼ぐ。ベヨネッタとは、特ダネ情報やワケありの葬式を斡旋する代わりに多額のリベートをピンはねるなど、持ちつ持たれつの関係のようだ。彼のもたらした情報が発端となり、ベヨネッタは自分の過去に迫る旅へと赴くことになる。


表向きはバーテンダーだが、裏の顔は武器工というロダン。“魔界のガンスミス”と呼ばれる彼もまた謎の多い人物だベヨネッタとは持ちつ持たれつの関係である情報屋エンツォ。ベヨネッタを恐れることなく、多額のリベートをピンはねする

【敵キャラクター紹介】

■ ARDOR(アーダー)

 天使下位三隊「精霊」の中で最上位となる、権天使の位を冠した神使。

 悪霊からの守護を司り、その身に堅牢な鎧と盾を備えている。幸福を侵す悪しき者に対して容赦なく神力を振るうその姿は、救いを求める人間から強い崇拝の念を集める。


■ INSPIRED(インスパイアド)

 天使上位三隊の「父」のヒエラルキーに属する天使で、座天使と呼ばれる。

 このクラスの天使は非常に高次な霊的存在であり、人間が出会う事はまずない。絵画などで、燃え盛る車輪の姿で描かれるインスパイアドを見ることができるが、ヘビのように長い体躯をぐるりと曲げて鎮座する姿を、霊感の強い画家が描き写したものであろう。

 彼らは、自らの唯一神たる主の戦車を運ぶ役割を持つとされるが、実際には天に仇なす闇の眷族を無作為に飲み込もうと戦場を飛び回っているに過ぎない。


■ IUSTITIA(ユスティジア)

 天の偉大なる意思「四元徳(カーディナル バーチュズ)」のうち、「正義(ユスティジア)」が表される姿は殊に異形である。幾つもの顔が集まってできた塊、そこから伸びる無数の触手、まさに悪魔とも形容できる威容だ。正義を成すことの難しさが、描く者の心にあまりにも大きい畏敬の念を抱かせるためだろうか。

 このユスティジアは、天の意思の中でも、実は最も魔界に近い意思だという考え方がある。正義とは、人が従うべき正しい道理のことであるが、その道理を定めるのもまた人であり、見方を変えれば悪にも転じる ― その危うさが、ユスティジアの姿や伝承に表れているのかも知れない。





【武器紹介】

■ オデット

 不老不死の力と引き換えに姿を白鳥に変えられ、氷獄コキュートスに幽閉された魔女「オデット」の魂を宿した魔導器。

 一説では、魔界の一国の女王「オディール」と契約を結び、好んで魔界へと堕ちたとも伝えられるこの魔女は、冷気を操る魔導術を得意とし、魔導器のブレードに恐るべき冷気をもたらしている。




【アクセサリー紹介】

■ セルギーの恋人(分身)

 モスクワ公国の魔女マトリョーナが作ったとされる魔導器で、使用者は主契約する悪魔の力を借りて、己の分身を生み出すことができる。マトリョーナはこの秘宝を操り、争いの際には1人で数人分の戦果を上げたという。彼女の活躍は近代になって再評価され、民芸品「マトリョーシカ」のモデルとなった。

 セルギーの恋人は、分身(残像タイプ)を2体作り出すことができる。発動時(Y+Bを押し続けて発動(※Xbox 360版の操作方法)。魔力ゲージを消費)に魔力ゲージを1個消費し、発動後は時間によって魔力ゲージが消費されていく。魔力ゲージが無くなると一定時間で消滅してしまう。


■ マハーカーラの月

 インドの破壊神シヴァの祝福を受けた魔導器。

 ヴィジャヤナガル朝に仕えた魔女ヤクシーが作ったと伝えられ、敵の攻撃を弾き返す力を持つ。如何に強力な攻撃であっても無効化するため、これを使いこなしたヤクシーは無敵の魔女と謳われた。

 マハーカーラの月は、敵の攻撃(一部の飛び道具)を弾くことができる。ベヨネッタに攻撃が当たる直前のタイミングでスティックを敵方向に入力すると、カウンターアタックとなり、弾くと同時にウィッチタイム(敵の動きがスローになる)が発動する。


(C)SEGA

(2009年 10月 20日)

[Reported by 志賀康紀]