日本ファルコム、PSP「Ys SEVEN」
戦闘システムとサブキャラクターを紹介
日本ファルコム株式会社は、9月17日発売予定のPSP用アクションRPG「Ys SEVEN(イース7)」の新情報を公開した。
今回紹介するのはサブキャラクター3人と、戦闘システムについて。特に戦闘システムはシリーズ初のパーティープレイを搭載していることもあり、注目したいポイントだ。
■ 戦闘システム
本作のパーティープレイでは、3人のうち1人をプレーヤーが操作し、残りの2人はAIによる自動戦闘を行なう。操作するキャラクターは、探索や戦闘中を問わず、いつでも切り替え可能。状況に応じて素早く切り替えることで、戦いを有利に進められるだろう。
また、パーティープレイの搭載に伴い、アドル以外のキャラクターも操作可能になったことで、これまでよりも多彩なアクションを繰り出すことができる。主なキャラクターの特徴は次の通り。
・アドル
今までのシリーズ同様、剣による素早い連撃と安定した攻撃力が魅力。初心者でも操作しやすく、爽快感のあるイースアクションが堪能できる。
・ドギ
リーチが短く、攻撃スピードが若干遅いものの、力一杯に繰り出されるパワー攻撃は敵に大ダメージを与える。
・アイシャ
弓矢による遠距離攻撃が得意。敵の攻撃範囲外から比較的安全に戦え、パーティー内では後方からの支援攻撃も可能。
戦闘におけるもう1つの重要な要素は「属性システム」。これは武器によって「斬撃」、「打撃」、「射撃」の攻撃タイプがあり、それぞれ敵の性質により、ダメージ量が増減する。パーティープレイでは、敵の性質に合わせてキャラクターを切り替えて効率よく戦うことが求められる。なお、アドルのみ、装備する武器によって攻撃タイプが切り替わり、攻撃モーションやスピードも変化する。
・斬撃(アドル/ガッシュ/エルク)
刃物で敵を斬りつけるタイプ。軟らかい体をした衝撃を吸収する性質の敵に対して絶大な威力を発揮する。また、相性最悪の敵がいないため、全編を通して万能に戦える。
・打撃(ドギ/ムスタファ)
衝撃を与えて攻撃するタイプ。剣をはじくような硬い体をした性質の敵に直接打撃を加えることで大ダメージを与える。逆に、空中を飛び回るような身軽な敵には攻撃が滅多に当たらない。
・射撃(アイシャ/マイシェラ)
敵との間合いを取り、遠距離から攻撃を連射するタイプ。身軽な敵に対しては確実に狙いを定められるもの、体の硬い敵にはまるで歯が立たない。
■ カイマール公王(48歳)
「私の名は、カイマール。このアルタゴ公国を統治する者だ」
聡明な名君として知られるアルタゴ公王。外交にも優れ、長きに渡って続いてきたロムン帝国との紛争を終結させた。
冒険家としてのアドルの噂を、旧友である海賊ラドックから聞いて興味を持ち、アルタゴにおけるアドルの冒険に関して、様々な便宜を図ってくれる。
■ ファティマ(65歳)
「ふむ、いい目をしておるな。よそ者にしては信用できそうだ」
エルクの祖母で、シャヌアの里の長老を務める老婆。アルタゴの古い伝承に詳しく、かつては公王の良き相談役だった。
里を訪れたアドルたちに、アルタゴに伝わる五大竜の伝承を教えてくれる。
■ クルシェ(16歳)
「兄さん、私は大丈夫だから。この人たちの力になってあげて」
ムスタファの妹で、イスカ熱にかかっている少女。
健気で心優しい少女で、時折耐えがたいイスカ熱の発作に襲われるが、そんな自分の病状を嘆くことなく、むしろ兄と父の確執の方を心配している。
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(2009年 7月 30日)