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セガスマホ新作「ぷよぷよ!!タッチ」プレイレポート

直感型から熟考型に「ぷよぷよ」が進化を遂げた！

（2015/11/18 12:03）

2015年配信予定
ビジネスモデル：基本無料（アイテム課金）

体験会には「ぷよぷよ」総合プロデューサーの細山田水紀氏と、開発ディレクターの吉永匠氏によるプレゼンテーションと質疑応答が行なわれた

　セガゲームスは、Android/iOS用ぬりけしパズルゲーム「ぷよぷよ!!タッチ」の近日配信を予定している。本作は基本プレイ無料のアイテム課金制。サービスの開始前にメディア向け先行体験会が開かれたので、プレイレポートをお届けする。

　「ぷよぷよ!!タッチ」は、ご存知「ぷよぷよ」のシステムを使用した“ぬりけし”パズルゲーム。すでに配信されている「ぷよぷよ!!タッチ」が画面内のぷよを消すことで連鎖を作るのに対して、「ぷよぷよタッチ」では隣り合ったぷよの色を変えることで連鎖を作り出す。縦横に4つ同色がならべばぷよが消えるのは「ぷよぷよ」同様だ。

　また、5つ以上同色の「ぷよ」を並べることで、本作独自の要素である矢印が出現する。この矢印は、消した「ぷよ」と同じ色の性質を持っており、次回連鎖に組み込むとその矢印方向一列の「ぷよ」を消す効果がある。矢印が出現するのは色を塗り替えたぷよのあった場所であり、上下左右どこから塗り替えたかで出現する矢印の向きが変わる。左隣のぷよから右に向かって塗り替えた場合、右向きの矢印が現われるということだ。

本作独自の要素である矢印の登場により、これまでの「ぷよぷよ」シリーズとは少し違ったシステムとなっている

ステージレイアウトはバラエティ豊か

　「ぷよぷよ」といえば、縦画面いっぱいに「ぷよ」の置かれたフィールドの中で「ぷよ」を消していくスタイルだったのが、本作では矢印のおかげでフィールド外への攻撃という要素が追加された。これにより、フィールドの形がかなりバリエーションに富んだものになっている。

　これにより、これまでは「ぷよ」を消して連鎖させることで敵にダメージを与えるというゲームの流れだったが、与えられたミッションをクリアする形になった。このミッションも多岐にわたり、「フィールド外に置かれたオブジェクトを破壊する」をはじめ、「一手ごとに移動するボスを倒す」、「指定された『ぷよ』を全部消す」など、面により目指すものが変わる。「ぷよ」を消すだけでなく、出現する矢印の位置、向きも考慮しなくてはならないため、一手にかける時間制限は基本的にない。また、フレンド登録による恩恵もあるが、本作では攻略時に他プレーヤーキャラクターを助っ人に呼ぶ要素はない。

左下にある段ボール箱を開けるステージ。直接攻撃できないので、矢印を使って規定回数ダメージを与えるとクリア

通称一点消しステージ。下部フィールド中央上段の横やじるしに攻撃を当てると、連鎖ですべてのおじゃまぷよが消える仕組みになっている

ボスステージ。矢印で攻撃をあてるのだが、実質フィールドが9×3しかなく、矢印を作るのが難しい。また、一手ごとにボスが移動するので、矢印を作るタイミングも重要になる

連鎖または矢印でアイスブロックを消すステージ。中央の横矢印に上手く攻撃を当てられると一気にクリアとなる爽快なステージなのだが、なかなか上手くいかない

ボーナスステージ。周囲にある星を攻撃するとコインに変わるのだが、これを攻撃するために矢印が必要になる。体験した中では、このステージのみ時間制限があった

マップはいくつかのステージでまとめられ、それぞれ宇宙、南極などテーマが異なる。ステージ背景が変わるほか、テーマに合わせたギミックが用意されることもある

課金要素はアイテムのみ

　「ぷよぷよ!!クエスト」ではガチャを回すことで、パーティに組み込むキャラクターを手に入れることができたが、「ぷよぷよ!!タッチ」ではガチャの要素はなく、課金部分はアイテムのみとなる。アイテムは、「矢印を自由におく」、「矢印を回転させる」、「『ぷよ』やオブジェクトを消す」といったものが用意されている。これらを効果的に使うことで、難易度を下げることもできるだろう。

　アミティやアルル、カーバンクルなどこれまでの作品にも登場のお馴染みのキャラクターが使えるのだが、キャラクターによって性能が若干異なる。それぞれ連鎖を続けることでスキルが使えるようになる。スキルの効果は「『ぷよ』をひとつ矢印に変えられる」といった程度のものだ。

様々なキャラクターが登場する