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【桜満開特集】スマホ初心者向け、オススメタイトルを紹介! (ほのぼの編)

もっとゆっくり楽しめる! かわいらしさも大事な4タイトルを紹介

 スマホ初心者に向けてお送りする、オススメ スマホアプリ特集。別項ではスピーディーに何度も遊べる「即死系」タイトルを取り上げたが、本稿ではもう少しギアを落として、のんびりしたタイトルをご紹介したい。

 いずれも複雑な操作は不要で、これまでゲームにあまり触れてこなかったとしても楽しめるようなものを取り揃えた。あえてメジャー作から小さいながら優秀なタイトルまで、合計4作品をご紹介したい。

3マッチパズルの雄、プレイに驚きがある「キャンディークラッシュ」

 筆者個人の話になるが、様々なアプリを日々プレイしている中で、最も長く続けているのが本作「キャンディークラッシュ」だ。画面上にある同色のキャンディーを3つ以上揃えていくというスマホにおける3マッチパズルの代表作で、日本でもテレビCMが作られ、姉妹作「キャンディークラッシュソーダ」も配信されている。

 本作が楽しいのは、キャンディーが消える演出が大技を含めて爽快なのと、新しいステージに進む度に面白いギミックが増えていき、飽きないような工夫が細かく行き届いていること。アプリストアには同系統の3マッチパズルが溢れているが、結局「キャンディークラッシュ」に戻ってきてしまうような魅力がある。

 またカラフルすぎてドギツさすらあるキャンディーやビジュアルの鮮やかさも特徴で、日本人の好みにも響くかわいさも保っているのが大きなポイント。操作面ではキャンディーを触って動かすだけなので、プレイしたことがないというのであれば、ぜひプレイしていただきたい。

へなちょこ忍者の成長記録「Clumsy Ninja」

 世界の誰もが知っている「ニンジャ」の育成ゲームアプリ。内容は3Dモデルの忍者くんにパンチングマシーンやトランポリンを与えてトレーニングするというもので、パンチングマシーンならプレーヤーが空中に支えるようにして持ってあげたり、トランポリンならジャンプする忍者が落ちないように左右に移動するなど、トレーニングのサポートをするのがプレーヤーの役目となる。

 忍者は、最初はパンチを打つのもままならないへなちょこボーイなのだが、レベルが上がったり技術を覚えたりする度に動きが機敏になり、顔つきもだんだん頼もしくなっていく。また忍者自体を持ち上げたり、突っついたりすることも可能で、その時は忍者はくたっとしたラグドール状態になり、そうしたユーモラスさも含めて忍者とコミュニケーションをはかっていくことができる。

 操作は直感的で、子供でも楽しめるようなものになっているが、唯一の難点は日本語化されていないということ。英語がわからなくてもなんとなくわかるようになってはいるが、最近では課金アイテムへの誘導も激しくなっているのでその辺りは注意が必要。ともかく小さな相棒ができた気分になって楽しいので、とりあえず触ってみることをオススメしたい。

小さな体で色々発見アドベンチャー「Tiny Thief」

 PCブラウザゲームとして良く見られる、クリック誘導型のアドベンチャーゲームをスマートフォン用にアレンジしたタイトル。タイトル名通り小さな盗賊を誘導していき、ステージに隠されたお宝を見つけていく内容となっている。

 この手のゲームが良いのは、言葉の説明なしに登場人物たちの置かれた状況が理解できるところ。画面の様々なところをタッチしていくことで、ハシゴが出てきたり、悪役が行動不能になったり、次々に新たな事態が起こっていく。タッチする順番で隠しアイテムが手に入らない場合もあるので、繰り返して同じステージをプレイするのも楽しい。

 画面はカラフルで、親しみやすくかわいらしい印象だ。見た目通りプレイ自体は簡単だが、意外なところに意外な発見があったりして、やりこみ要素も多くある。無料のままかなりのコンテンツを遊べるので、気になるのであればプレイしていただきたい。

掘り進み中毒に注意! 「ディグダグ」じゃないよ「ディグディグ」

 最後は少しだけ難易度の高いものを。といっても内容は単純で、地面のブロックをタッチして破壊し、掘り進めていくだけのアクションゲームとなっている。掘り進められる数は限られている上、画面は速いスピードで強制スクロールしていくので、他のタイトルよりも反射神経を問われるものとなっている。

 内容は「ミスタードリラー」のようでありながら、地中に埋まったアイテムが爆発して連鎖が起きたり、状況によってコレクションアイテムや鉱物がザクザク手に入ったり、派手な演出がウリとなっている。

 プレーヤーが成長すれば掘る回数も増えていき、その分1回のプレイ時間が伸びていく。コレクション要素も多彩で、プレイが有利になるアイテムから一式揃えると大きな報酬となるお宝まであって、繰り返すうちにどんどんハマっていく中毒性の高いゲームだ。

 ちなみに最近スクウェア・エニックスから配信されたiOS/Android「ホーリーダンジョン」は本作が元ネタで、「ディグディグ」にチーム編成とバトル、ユニットの育成要素を乗っけたものである。ゲーム中の演出がとっても良く似ているほか課金要素も緩いので、「ホーリーダンジョン」のプレーヤーもぜひプレイしていただきたい。

(安田俊亮)