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【桜満開特集】スマホ初心者向け、オススメタイトルを紹介! (即死系編)
ミス地獄で盛り上がる! 簡単かつシビアすぎる4本を厳選
(2015/4/7 10:00)
春といえば、様々な日用品の買い替えの季節である。日常使いするアイテムとしてすっかり普及したスマートフォンも、新たな1年のスタートして初めて買った、あるいは買い替えたという人も少なからずいるのではないだろうか?
そしてスマートフォンといえば、ゲームである。「パズル&ドラゴンズ」や「モンスターストライク」、「LINE:ディズニー ツムツム」など爆発的なヒットタイトルが何本もあり、街中でプレイする人を見ても、テレビCMを見ても、スマホゲームに触れる機会はとても多い。
ではスマホを初めて持った人は、一体何のゲームをプレイすればいいのだろうか? 流行っているからという理由で「パズドラ」や「モンスト」をプレイしてもいいと思うが、あえて本稿でオススメしたいのは、「即死系」というゲームジャンルだ。
「即死系」とは、文字通りプレイ直後にすぐミスになる傾向を持ったゲームのこと。その良い所は、1プレイが数秒から数十秒で終わるということで、「プレイを開始して即死ぬ」という笑ってしまうくらいのズッコケぶりが、さらなるプレイを加速させる。大体のタイトルがタップ操作かスライド操作くらいの単純なものとなっているので、誰もがプレイできるし、プレイ中すべてが見どころというわかりやすさも備えている。
「即死系」は以前から存在しているが、ここまでメジャーなジャンルとなった要因の1つに「Flappy Bird」の登場がある。単純だが中毒性の高い本作に翻弄&悶絶した人が続出したある種の伝説で、残念ながら諸事情によってアプリストアから姿を消し去っているのだが、その後も「Flappy Bird」の子孫と言えるタイトルが量産し続けられているわけである。
というわけで今回は、この編集部オススメの「即死系」タイトルを4本、まとめてご紹介したい。また「即死系」だけじゃ慌しすぎるよ! という方のために、もう少しのほほんとしたスマホ初心者向けタイトルもピックアップしたので、こちらは別項でお伝えしたい。
動物たちの不安な交通道路「クロッシーロード」
まずご紹介するのは、車がビュンビュン飛び交う道路を渡っていくiOS/Android「クロッシーロード」。スライド操作で方向を変え、タップ操作で前方へ1歩進む。見た目はペーパークラフトのような感じでかわいらしいが、キャラクターがどんどん死んでいくシビアなゲームだ。
本作は簡単に言うとカエルが道路を渡っていく「フロッガー」のスマホアレンジ版で、プレーヤーはニワトリやブタといった動物たちを操作して、車にぶつかったり水に落ちたりしないように前進させる。カルガモの親子が道路を渡っています……というほのぼのニュースが良くあるが、本作では動物たちのことなんか視界にも入らない様子の車が激しく行き交いしている。そのため死ぬポイントは本家「フロッガー」よりもかなりあり、一瞬でも迷えば轢き潰される世界となっている。
ゲーム画面は縦長のため、左右から流れてくる車両の認知は遅れ気味になるし、また強制スクロールとなっているので、じっと様子を見ているわけにもいかない。さらに止まっている時間があると、タカが飛んできて連れ去られる状況もしばしば発生する(もちろんこれもミス)。その場で止まるわけにもいかず、交通量過多の道路にアタックしていくスリリングな横断が楽しめるタイトルだ。
ジャンプが得意な忍者を操作「Ninja UP! ~ニンジャアップ!~」
ジャンプし続ける忍者の下にスライド操作で足場を作ってやり、ジャンプと足場作りを繰り返して忍者が飛んだ距離を競う「Ninja UP! ~ニンジャアップ!~」。操作は簡単で、横のスライド操作で足場を形成するだけ。足場は狭ければジャンプ力が高く、広ければ弱まる。
本作の死ぬポイントは、足場作りの難しさにある。忍者が落下してくる場所を予測して足場を作っていくのだが、慣れないうちは微妙にズレてしまうし、慣れてくると今度は狭い足場にチャレンジしてやはり失敗してしまう。
それだけなら良いのだが、上昇すればするほどスピード感は増すほか、敵の忍者も出てきて邪魔をしてくる。敵の忍者は刃物をヘリコプターのように回していて、横や下から当たれば障害物なだけだが、上から当たると切られてミスとなる。足場設置の時点では落下の軌道までは予測しづらいので、これがまあ良く切られる。忍者の見た目はかわいいので、ビジュアルから入るゲームとしてもオススメだ。
やり直すためのゲーム設計「RETRY」
「RETRY」は、「即死級の難易度の中でいかに先へ進めるか」というタイトルとは少し趣向が違い、「何度も死ぬゲーム設計」を前提としてステージの攻略を目指していくステージクリア型のアクションゲームだ。
本作は操作がトリッキーで、タップ長押しの間だけ飛行機が前進+上へ反り返るアクションをする。押しすぎると天井にぶつかるし、押しすぎないとやはり地上へ落下する。そのどちらでもない、微妙な力加減でタップし続けるのがコツとなるのだが、これがやはり何度もミスすることとなる。
しかし「やり直しが前提」なので、リスタートまでに間が開かず、テンポ良くどんどんプレイできる。“リトライ”をいくつもいくつも繰り返して操作に慣れ、徐々にステージを進めていくという、即死系のなかでもじっくり取り組めるタイトルだ。
地獄の如き激ムズ2Dアクション「Mr Jump」
懐かしさすら感じる2Dゲーム画面の中を走る1人のキャラクター。彼を操ってゴールを目指すのが本作「Mr Jump」だが、最初からゲーム終盤ステージの気分というか、いきなりクライマックスの厳しい世界がスタート直後より訪れる。
主人公は自動でステージを走るため、プレーヤーの操作はジャンプ操作だけ。しかしジャンプのタイミングや大きさが少し違うとミスになるため、結果的に何度もステージを最初からやり直すハメになる。
同じ構成のステージを何度も繰り返すため、その作りを覚えるのが攻略のコツ。それがわかっていてもクリアできない、でももう少しで上手くいきそうという微妙なバランスで成り立っているのが本作で、腕に覚えがあるほど挑戦しがいのあるタイトルと言える。