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新しい変形システムにチャレンジ! 「DX超合金 YF-30 クロノス」8月に発売

36発のミサイルコンテナを装備、ゲームオリジナルの機体、待望の立体化

8月発売予定

価格:21,600円(税込)

 バンダイは“超合金”ブランドで、「DX超合金 YF-30 クロノス」を8月に発売する。価格は21,600円(税込)。全高23cm (バトロイド時)。

ミサイルコンテナを装備しているのが最大の特徴となる。ミサイルの36のハッチは1つ1つ開閉できる

 「YF-30 クロノス」はプレイステーション 3用フライトアクションRPG「マクロス30~銀河を繋ぐ歌声~」に登場した、最新鋭のバルキリー(可変戦闘機)である。ゲームでは中盤に1度テストで乗ることができ、終盤に切り札として完成したYF-30を使用することができる。「マクロス」30周年を記念し、これまでのバルキリー同様、河森正治氏がデザインした。

 最大の特徴はファイター時に機体後部に収納されている「コンテナ」である。YF-30はこの大型コンテナに様々な装備を搭載することで多彩な能力を発揮できる。ゲーム内、及び超合金では36発ものマイクロミサイルが搭載されたユニットとなっている。超合金ではミサイルのハッチを全て1つ1つ開閉することが可能。コンテナは使用時には機体上部に配置できる上、フレキシブルに可動する。

 YF-30は変形システムにも新しいチャレンジを行なっている。これまでの多くのバルキリーは変形時足の間に腕を収納していたが、YF-30では足の外側に腕がくっつくようになる。空いた足の間にコンテナが収納される。大気圏内で機動性を増すカナード翼はバトロイド時に胸に厚みをもたらすパーツとして設計されている。主翼はF-14の可変翼を思わせるデザインが主流だったが、YF-30は固定翼機のような幅広いものとなっている。

 YF-30は特にバトロイド形態のシルエットがユニークだ。機首が折りたたまれ、コンテナが機体の上に来るため、従来のバルキリー以上に背中がスッキリしているように見える。変形システムの詳細は気になるところである。「DX超合金 YF-30 クロノス」は5月9日、10日に東京・ベルサール秋葉原で開催される「魂の夏コレ2014」で発売に先がけてみることができる。気になる人はぜひチェックしよう。

 YF-30は設定上は様々なコンテナを積む拡張性を持っているが、ゲーム内ではミサイルコンテナしか登場しなかった。またバルキリーには欠かせない追加装備である「スーパーパック」なども未登場だ。「DX超合金 YF-30 クロノス」が登場することで、追加装備が設定されたり、商品化が行なわれることにも期待したい。

【DX超合金 YF-30 クロノス】
ガウォークの時に腰がひねられるのも新しい。様々な新しいチャレンジを行なっている

(勝田哲也)