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ガチ姫・椿姫彩菜さんが「KRITIKA」をプレイ!

コンソール機寄りゲーマーから見た「KRITIKA」とは?

12月4日 正式サービス開始予定

 ゲームオンが12月4日にサービスを予定しているWindows用オンライン超アクションRPG「KRITIKA」。本作について、弊誌ではゲームオン企画による「様々なジャンルの有名ゲーマーから見た『KRITIKA』」として日本が誇る格闘ゲーマーの1人、総師範KSK氏へのインタビューを行なったが、今回は新たに芸能界屈指のゲーマー、椿姫彩菜さんへプレイのインプレッションを聞く機会を得た。

 椿姫彩菜さんといえば、テレビや舞台などで活躍されている女優、タレントでありながら、その一方で、アニメやゲーム方面にも詳しいという一面を持っている。実際のところカワイイ見た目もあり、取材前は「ちゃんと取材できるのかな……」という不安があった。

 ところが蓋を開けてみると、「KRITIKA」プロデューサーが「今までテストプレイした人の中で、1番飲み込みが早くて、上手い……」と囁いてくれたほど。椿姫さんの後ろに回り、プレイしている画面を見ると、筆者が最も使いにくいと感じたテクニカルなクラス「盗賊」を自在に操作している。

 うん。完全に筆者より上手いっす……。椿姫さんの腕ってそんな確かだったの?! 勉強不足だった! 意外な展開に面喰いながら、椿姫さんとのインタビューが始まった。

【椿姫彩菜さんプロフィール】
1984年生まれ。ホリプロ所属のタレント。2008年、初の自叙伝「わたし、男子校出身です」を出版。その他、バラエティ番組等でも活躍する。ゲームはかなりのやり込み派で、オールジャンルをプレイしている

椿姫さんが「盗賊」をスムーズプレイ。操作もばっちり

身振り手振りを交えて「KRITIKA」の様子を語ってくれた椿姫さん
椿姫さんが今回プレイした「盗賊」

――プレイを見させていただいて、ブログも読ませていただきましたが、“ガチ”だったんですね(笑)。安心してゲームのお話を聞かせていただきます。まず最初に、椿姫さんがゲーム好きになったキッカケを教えてもらえますか。

椿姫さん: 小さい時に、近所の駄菓子屋さんとか、スーパーやデパートのゲームコーナーで妹や従兄弟と遊んだのが最初にゲームと触れ合ったキッカケです。そこから、アーケードゲームを触ったり、ゲーム&ウォッチを買ってもらったりして、いろんなゲームハードを買っていくようになりました。ゲームはジャンルを問わず、ほぼ遊んでます。ただ運転が苦手なので、戦闘機ものやカーレースものはちょっとへたっぴです。その中でも1番人生の中で遊んだジャンルはRPGとアクションですね。「機動戦士ガンダム vs.」シリーズは結構やりこんでいて、初代から遊んでいます。

――僕は今日、椿姫さんが遊ばれた「盗賊」の動きが早くて操作に苦労して、ガチャプレイが精一杯でした。

椿姫さん: 私も最初はガチャプレイでしたよ(笑)。でも、後半は慣れてきたのでスキルを狙って撃てるようになりました。ボタンを押すだけでスキルが発動して繋げられる初心者に優しい仕様だったんで(笑)。遊ぶ前は、物足りなさがあるかなって思っていましたが、プレイしてみると色々と試せるワクワクの方が多すぎて物足りなさなんて感じなかったです。戦っているうちに出てくる新たな発見が多すぎて楽しみました(笑)。

――椿姫さんは、今回「盗賊」クラスを中心に遊んでましたが、どの上位クラスが1番面白かったですか?

椿姫さん: どのクラスも楽しかったですが、1人でひたすらコンボ研究をしたいのは「体術師」ですね。格闘ゲームみたいに、ひたすらコンボがどう繋がるのか、ダメージが高いコンボは何かと研究したいと思いました。ただ、遠距離攻撃が少なくて、複数の敵に対しては苦労したキャラでした。私は、アクションだと遠距離攻撃が得意なキャラクターを使いたいので、その点では「暗殺者」の手裏剣攻撃がかっこよく、プレイスタイルにも合っていたのでしっくりきましたね。

 ちょっと今回は試せなかったんですけど、キャラクターの衣装や、髪型や顔をカスタマイズして、自分だけのキャラクターを作りだすのも楽しめそうだな、と思いました。

【椿姫さんオススメ「体術師」プレイムービー】

スタッフと協力してダンジョンに挑む椿姫さん。にこやかにバシバシとコンボを決めていた

――プロデューサーが飲み込みが早くて非常に驚いていました。PCゲームはほとんどプレイされたことがないということですが、それが信じられないと(笑)。

椿姫さん: ゲームはスゴイ好きなんですけど、ひどい機械音痴なのでPCが古いものしかなくて(笑)。最近ちょうど、ゲームをプレイできるPCが欲しいなって思っているところだったので、「KRITIKA」をプレイできて良かったです。最初はスピードが早いかな? って思いましたが、プレイしていくとそのスピードに中毒になっていくような感じでハマりました(笑)。どんな技からもコンボに繋がっていきますし、バランスとしてもスキルにクールタイムが設定されているので、計算しながら出さなきゃなと思いました。

――マウスとキーボードで操作するPCゲームと、今まで遊んできたゲームでは操作感覚がまるで違うと思うのですが、違和感とか感じられましたか?

椿姫さん: 初めは移動などに戸惑いましたが、遊んでいるうちに左手が届く範囲にほとんどの機能が収まっているのに気がついて、そこから操作に慣れました。今まで遊んでいたコントローラーだとボタンの数に限界があると思いますが、PCだとたくさんの技をキーに配置できるので、これがPCゲームの良さだなと。今までは「コントローラーの方がいいじゃん!」と思っていましたが、「キーボードのほうが良いじゃん!」と思わせてくれたゲームですね。

 「KRITIKA」は、家庭用やアーケードと違って、たくさんの技やアイテムが細かく設定できるので、自分の好きなように組み立てて遊べる爽快感もよかったですね。

――今回オンラインアクションゲームである「KRITIKA」で、協力プレイをしてみた感想を聞かせてください。

椿姫さん: 1人でプレイしているのもとても楽しかったですが、協力プレイでは仲間が足止めをしている間に私が近距離で攻撃をしたり、味方に援助してもらっている間に難しいコンボやなかなか当てられない攻撃を華麗に決めたりできたので、一緒に協力してプレイするのもすごく楽しかったです。斬新な感覚で、ソロプレイよりも何倍も楽しかったですね。自分が主役になれたので(笑)。

ナコルルや「龍虎乱舞」を連想。オタ成分高めの椿姫さんがニヤつく“日本的”演出

大好きなアニメ、ゲームの話となるとテンション2割増で話してくれた

――アニメなどもお好きみたいで、ゲーム中の声優さんの声にすごく反応してましたよね(笑)。

椿姫さん: もう典型的なオタクなので(笑)。「KRITIKA」では実力派の声優さんが登場していて、私が使った「盗賊」を演じられた沢城みゆきさんも、クラスによって色んな声色を使われていて「え? 違う人?」と思うほどでした。オタク的には楽しめたかな(笑)。

――聞くところによると、アニメファンがニヤリとするようなセリフがたくさん入ってるそうですよ。

椿姫さん: え?! マジですか? 私みたいな声優好きでも喜べそうな感じで良いですね。

――プレイしてみて、欲しいなと思う機能はありましたか?

椿姫さん: 僭越ながらちょっとだけありました。日本のアクションゲームによくある、視点リセットボタンです! 戦っていてもすぐバッと視点が戻るボタンが欲しかったです。あと、SEをもっと派手にしてもらいたいかな。落雷のスキルがあったんですけど、「ピシャン」見たいな感じだったんです。もっと「ビシャジョバドゴーン!」見たいに派手にしてもらいたいです(笑)。視覚がすごく派手で爽快だったので、音でももっと爽快感を感じたいですね。

――椿姫さんから、PCゲームをほとんど触ってこなかったゲームプレーヤーに対して、「KRITIKA」の面白さを伝えていただいてもいいですか?

椿姫さん: 私が最初PCゲームに苦手意識があったのは、情報量が多すぎるかなと思ったところだったんです。でも遊んでみるとPCゲームっぽい“クセ”みたいなのが全然なくって、入りやすかったです。今まで遊んできたゲームにも近いものがありましたし。本当に日本のゲームが好きな人が作ってるんだなって印象なのでニヤってする部分もたくさんありました。

 EXスキル(超必殺技)は漫画の「NARUTO -ナルト-」を連想させますし、狼を扱う「天狼主」は「ナコルル?!」と思ってしまいました(笑)。コンボが爽快なので、プレイしているうちに、「『龍虎乱舞』をつくりたい!」とも思いましたね。

 あと、自分の好みに合わせたカスタマイズが可能なので、自分だけの楽しみ方ができました。コンシューマーを超えているんじゃないかなーという部分も感じられるゲームだと思います。無料でできるし、ゲーミングPCを買ったら私は絶対やります!

――最後に、GAME Watch読者に対してメッセージをお願いいたします。

椿姫さん: 私はコンシューマー寄りのプレーヤーでしたが、「KRITIKA」はコンシューマーとはまた違ったボリュームを実現してくれていると思います。あと、オタクなら誰しもニヤリとする部分がすごく多くて、厨二病の人にはましてやお勧めです(笑)。声優好きが喜べるベテラン声優さんたちもそろっているので、その辺を踏まえて遊ぶとハマること間違いないと思います!

――今日はオタクモードで語って頂き、本当にありがとうございました。

日本ゲーマーにも親しみやすい演出面もオススメ

(たて りょうた)