ニュース
バンダイ、「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン」を開催
「HG ターンエーガンダム」登場! 新たなビルドストライクの姿も
(2013/11/21 00:00)
バンダイは、ガンプラをテーマにした大型イベント「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン 2013」を東京秋葉原の秋葉原UDX アキバ・スクウェアで、11月21日から24日までの日程で開催している。入場料は無料。
「機動戦士ガンダム」シリーズの人気の原動力ともいえるガンダムのプラモデル“ガンプラ”。アニメ番組のキャラクターアイテムという幅にとどまらず、ガンプラは作品世界を拡大発展させ続けている。10月より放映されているアニメ「ガンダムビルドファイターズ」はガンプラをテーマにした作品であり、ファンから注目を浴びている。
「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン 2013(以下、「ガンプラEXPO」)」はガンプラの最新動向を見ることができるイベントである。今回も、「HGBF スタービルドストライクガンダム ブラフスキーウィング」や、「HGCC ターンエーガンダム」など注目の新製品が多数発表されていた。
ビルドファイターズの新作が多数出展! MG ターンエックスなども注目
「ガンプラEXPO」の魅力と言えばやはり“溢れんばかりのガンプラの展示”だろう。1/144のHG、1/100のMG、SDのBB戦士といった様々なガンプラが所狭しと並べられている。どのプラモデルも細かく彩色されており、見ているだけで楽しい。
また、“映像”による新たなチャレンジを行なっているところも面白い。昨年の「ガンプラEXPO」では白いガンダムの像に映像を映し込むことでトリコロールカラーや迷彩などで様々なガンダムのバリエーションに変化するというプロジェクションマッピングの展示と、巨大なZガンダムを映し出すという映像を出展していた。
今年は手前のガラスと奥のモニターを連動させるという技術を使い、ガンプラをセットしてバトルフィールドで戦いを繰り広げるという「ガンダムビルドファイターズ」体験イベントを行なっていた。映像ではガンプラが持つプラモデルの質感と非常に細かいディテールをきちんと再現したCGモデルが戦いを繰り広げていた。ガラスに映し出された映像と、奥のモニターの映像が連動することで生まれる空間は、新しい演出方法としての可能性を感じさせられた。
ただ、来場者の最大の関心はやはりガンプラの新製品だろう。これまであまりプラモデルが発売されてこなかった「機動戦士ターンエーガンダム」からは、1/144の「HGCC ターンエーガンダム」が2014年4月に、1/144「MG ターンエックス」が2014年6月に発売されることが発表された。他にも「HGCA ウィングガンダムゼロ」、「HGUC シルヴァ・バレト」、「HGUC クシャトリア・リペアード」、「MG ガンダムX」など多彩な新製品が展示されている。特に12月14日発売の「MG サザビー Ver.Ka」は大きく展示されていた。
「ガンダムビルドファイターズ」はアニメのオープニングに登場している「HGBF キュベレイパピヨン」や、「HGBF ケンプファーアメイジング」といった機体に加え、ジムスナイパーIIを改造したと思われる「HGBF ジムスナイパーK9」といった新作も展示されていた。さらに1/100の「MG ビルドストライクガンダム」や「MG ビルドガンダムMk-II」なども登場する。
その中でも注目は「HGBF スタービルドストライクガンダム ブラフスキーウィング」だろう。「ガンダムビルドファイターズ」は6話で主役機である「ビルドストライクガンダム」から乗り換えるという演出が行なわれ、今後もいくつもの主役機が登場しそうである。今回展示された「スタービルドストライクガンダム」は次の機体なのだろうか? プラモデルは2014年1月発売である。
「ガンダムビルドファイターズ」は作品世界を飛び越えたMSの対決が魅力であり、原作を超えた“改造”も面白い。ガンダムファンの心をくすぐる仕掛けが随所にありファンからの評価も高い。「ガンプラEXPO」でも様々なMSが戦うジオラマや、原作のイメージを大きく変えた改造機体などが展示されていて、とても楽しいコーナーとなっている。
そして「ガンプラEXPO」の最後はガンプラ作品コンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ 2013」の日本大会決勝ノミネート作品の展示・投票コーナーだ。こちらは次のページで全ノミネート作品を紹介したい。