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バンダイ、プラモデル「MG 1/100 MSN-04 サザビーVer.Ka」を発売
フレーム展開やナギナタ状のトマホークなど、オリジナルギミック満載
(2013/12/13 19:04)
バンダイは映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場したモビルスーツ(MS)「サザビー」をモチーフにしたプラモデル「MG 1/100 MSN-04 サザビーVer.Ka」を12月14日に発売する。価格は9,450円。スケールは1/100で、全長23cm。
サザビーは新生ネオ・ジオン総帥のシャア・アズナブル専用機として設計されたニュータイプ専用MSである。サイコミュの機能を金属粒子レベルで持たせた「サイコフレーム」を採用し、ファンネルを使いこなすほか、これまでのMS以上の高い追従性を実現している。劇中ではシャアの愛機としてアムロのνガンダムと激しい戦いを繰り広げた。シャアの乗った最後のMSとして、人気の高い機体だ。
「MG 1/100 MSN-04 サザビーVer.Ka(以下、「サザビーVer.Ka」)」はメカデザイナーのカトキハジメ氏による独特のアレンジが行なわれている。最大のセールスポイントは外部装甲を動かすことで各所の内部フレームやメカ、バーニアが露出するところだろう。
MG(マスターグレード)はMSの内部構造も再現しているところがウリなのだが、「サザビーVer.Ka」は装甲を展開させることで組み立て後も内部構造を見ることができる。
この状態を、“機体のメンテナンス状態”と見ることもできるし、プラモデル独自の解釈として「MG 1/100 RX-93 vガンダム Ver.Ka」のような“フレームの展開状態”として見ることもできる。プラモデルならではのイマジネーションの広がりを楽しめるのだ。
武器としてビーム・ショット・ライフル、ビーム・トマホーク、ビーム・サーベル、シールドに加え、サザビーの初期イメージボードに描かれていたロング・ライフルが付属している。ビーム・トマホークは薙刀上に組み合わせることができるプラモデルオリジナルのギミックを搭載している。また、ロング・ライフルは別売りの「MG シナンジュ」及び「MG シナンジュ・スタイン Ver.Ka」のバズーカを銃身下部に取り付けることも可能となっている。
サザビーならではの力強いシルエットに、密度の濃いメカニック表現と、多彩なギミックを盛り込んだ「サザビーVer.Ka」は年末に腰を落ち着けてじっくりと組み立てるのにぴったりのプラモデルと言えるだろう。別売りの「ガンプラ用LEDユニット(緑)」を組み込みモノアイを光らせるなどディテールアップするのも楽しい。
(C)創通・サンライズ