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“超”アクションが“超”簡単。WIN「KRITIKA」CBT直前レポート

アクションゲームが苦手でも爽快プレイ! やり込み要素も随所に

10月25日~11月6日 募集受付

11月14日~11月18日 クローズドβテスト実施予定

 ゲームオンは、Windows用オンライン超アクションRPG「KRITIKA(クリティカ)」のクローズドβテスト(CBT)を11月14日より実施する。期間は11月18日まで。

 「KRITIKA」は、派手なエフェクトとハイスピードなアクションで次々とコンボを決めていく“超”アクションRPGだ。これまで公式サイトではこのアクション部分を収録したムービーが公開されており、ノンターゲティングで敵に続々とコンボを叩き込む様子が堪能できる。

 今回はこの「KRITIKA」のCBT目前ということで、ゲームオンにてテストプレイができる機会を得たのだが……白状すると、筆者はアクションゲームが大の苦手だ。キノコやカメを踏むのも苦手であれば、モンスターを倒すとなると薬草を採取するのが精一杯。

 しかも相手は「超」アクションと来ている。胸一杯の不安とともに「KRITIKA」のテストプレイに向かったのだが、蓋を開けてみるとそんな私でも簡単にハイスピードアクションに入り込めた。

【「KRITIKA」CBTプロモーションムービー】

PCアクションってキーボードじゃ絶対無理……どころか気持ちいい!

初めて数分でいきなりコンボ!

 PCゲームの操作はキーボードとマウスを使っていった。本作の操作の基本動作は、FPSでおなじみの「W(前進)」、「A(左移動)」、「S(後退)」、「D(右移動)」キーで移動し、マウスの左クリックで攻撃するというもの。だが、本作の最大の魅力は格闘ゲームさながらのスピーディーで、なおかつ、「コンボ」を敵に叩き込む「超アクションRPG」だ。

 基本操作に加えて、「1」、「2」、「3」キーなどにショートカットとして組み込んだスキルをタイミングよく発動していくことで、「コンボ」がつながっていく。

 MMORPGでさえ、ショートカットで手間取る筆者は「アクションで、キーボードとマウスなんて絶対無理だし……」と正直思っていた。コンボを繋げて敵を倒すなんて自分にできるはずが……と思っていると、これがあっさりできた!

 「これ、ホントにボクが操作してるの!?」と思うほど、モニターの中のキャラクターがスタイリッシュに舞い、スキルを駆使して敵を駆逐していく! 筆者のキーボード操作は、基本移動以外、俗に言う「ガチャプレイ」である。とにかく、敵の近くで、クリックを連打しながら、ショートカットキーだと思われる付近をガチャガチャと押しているだけで、気持ちいいくらいに画面内の敵を一掃していく。

 というのもこのゲーム、ほぼすべてのスキルにおいてキャンセルが可能となっており、ランダムでもショートカットキーを押していくだけで、実に「それらしく」コンボが繋がるようになっている。ゲームオンとしても「最初はガチャプレイで、そこから色々気づいてもらえれば」というスタンスだそうで、見た目とは裏腹の「超」初心者向けのアクションゲームだと言えるだろう。アクションゲームのド素人である筆者も正直、「気持ちのいいゲーム」だと感じることができた。

さらに引き出せるスキル性能と、超必殺技「EXスキル」。上達も時には必要

正確に操作すればコンボ数もダメージも上昇する!
もちろん、調子にのったらすぐこのとおり……

 ただし、すぐにガチャプレイだけでは満足できないようになってくる。例えば、夢中になってガチャプレイをしていると、スキル発動の途中で時折、マウスの右ボタンをクリックするよう指示するアイコンが出てくるのに気がつく。「何だ?」と思いながら、コンボ(ガチャプレイだが……)の最中にアイコンの指示通りクリックしてみると、特殊な攻撃が発動し、演出的にももちろん、スキルとは違った追加攻撃が挿入された。

 マウス右クリック以外にも、「Q」キーを押すよう指示するアイコンも表示され、こちらもコンボが発展して特殊攻撃につながっていく。右クリック指示はランダムで発動し、「Q」キー指示はコンボの一定のタイミングで発動するようで、特に「Q」キー指示は入力時間が短くなっており、ガチャプレイに徹するだけでは完璧なスキル発動は難しいだろう。

 また、プレーヤーキャラクターには超必殺技となる「EXスキル」も用意されている。これは戦闘することで溜まっていく「EXゲージ」を満タンにすると発動できるもので、発動すればキャラクターのカットインが入り、超強力な攻撃を繰り出すというものだ。

 筆者のオススメの発動ポイントは、コンボの最後で発動するというもの。もちろんガチャプレイで偶然出てしまうこともあり、それはそれで爽快なのだが、コンボをできる限り打ち尽くして、止めの一撃をドカンと食らわすという最高形を目指すなら、やはりコンボの繋がりや操作を把握していく必要が出てくるだろう。

 なお本作には、3つの基本クラス(詳しくは後述)が存在するのだが、どのクラスでプレイしても同様の操作で、同様の快感を得ることができた。また本作はステージクリア型となっており、1ステージのプレイ時間が4~5分程度でクリアできる。この短いサイクルも中だるみせずに楽しめるポイントであると感じた。

 画面狭しとめまぐるしくキャラクターたちが飛び回るアクションゲームにおいて、長時間集中してプレイというのは、いささか疲れるものである。筆者にとっては、まさに丁度いい、気持ちよさを持続した状態で1ステージを終えることができる作品に仕上がっていた。もちろん、「もっと快感を!」と思えば続けてプレイすることは可能なので、短時間でも長時間でも楽しむことが可能だ。ちなみに、冒頭で言訳を散々した筆者だが、気がつけば2時間もプレイしていた。

【EXスキル】
「EXスキル」を発動させれば、派手な演出とともに豪快な技を繰り出すことができる
【「EXスキル」ムービー】

自分だけの戦い方と、自分だけのプレイ環境が構築可能!

自分の操作しやすい操作環境にカスタマイズが可能
視点のカスタマイズは、細かいながらも非常にうれしい

 本作では、さらにやり込める要素も多く用意されている。先にお伝えしたとおり、コンボの発動には決まった始点と終点はなく、自分のプレイスタイルに合ったスキル構成が可能だ。つまり、同じクラスのキャラクターを使っていても、プレーヤーごとに異なるアクションで遊ぶことができる。たとえば、相手の動きを鈍らせてから大技に繋げるコンボや、隙は多くとも最大ダメージを追求したコンボなど、きまった形はなく自由にキャラクターに個性を与えることができる。

 システム周りではショートカットにスキルを最大14種類まで登録することができ、ショートカットキーは任意のキーに設定できてカスタム性が高い。なお視点の設定にはキャラクターの向いている方向に対してアクションを起こすオーソドックスなものと、カメラ方向に攻撃を繰り出す「FPS方式」が用意されていて、どちらか好みに合った設定が可能だ。スキルの設定によるキャラクター個性だけでなく、プレーヤー自身の個性に合わせたキー設定が可能な点は大きなポイントではないだろうか。

(たて りょうた)