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「FFXIV: 新生エオルゼア」の同時接続者数が32万5,000人を突破

ついにパッケージ版も販売制限。放置キャラの自動ログアウト機能など、更なる負荷軽減策の実施を発表

8月27日発売

価格:
3,300円(PS3通常版)
10,290円(PS3コレクターズエディション)
オープンプライス(Windows PC版)
利用料金:1,344円(エントリー、30日)

1,554円(スタンダード、30日)
4,347円(スタンダード、90日)

 9月4日に抜本的な負荷軽減策を実施した「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の現況についてプロデューサー/ディレクターの吉田直樹氏がコメントを発表し、依然としてログイン制限が継続する状況が続いていることを踏まえ、今後のプレイ環境の増強計画について明らかにした。

 吉田氏は、9月4日に実施したメンテナンスにより、各ワールドの同時接続者数を7,300~7,500人に引き上げ、全体のキャパシティを6万人分向上させた結果、同時接続者数は32万5,000人に達し、現在も増え続けていることを報告した一方で、昨日の施策を経てもなおプレイを希望する全プレーヤーをワールドに収容するには至っていないことから、更なるプレイ環境の増強策として5つの施策を新たに発表した。

1、新規ワールドの大幅追加
2、コンテンツファインダーグループの3分割化
3、コンテンツワールドの増強
4、キャラクターワールド移転サービスの開始
5、大規模な設備増強と販売強化

 1から3までは、これまでの施策の継続、強化となる。各ワールドの同時接続者数は現状で限界を迎えており、今後は新規ワールドの追加と、それに付随してマッチング負荷を軽減するためのグルーピングの細分化を同時に行なっていく。それと同時に、コンテンツをプレイするための汎用ワールドを追加し、より快適にプレイできる環境を整えていく。

 また、ユーザーから要望が多いという、ログイン制限による締め出しを避けるために、ログアウトせずにキャラクターを放置し続けるユーザーが多く、それが一層のログイン制限を招いていることから、ついに長時間離席しているキャラクターを自動的にログアウトさせる機能を実装するという。

 これらの対応については来週中の実施を予定しているということで、少なくとも今週いっぱいはログイン制限や新規キャラクター作成制限は続きそうだ。

 4と5の施策については、ある程度、ワールドの安定稼働が実現した後の施策となる。「キャラクターワールド移転サービス」は文字通り、ログイン制限やキャラクター作成制限のために、希望するワールドでキャラクターを作成できなかったユーザー、あるいは新規ワールドへの移籍を望むユーザーに対して行なわれる施策で、このサービスを利用することで、友人との合流や、新規ワールドでのプレイが可能となる。

 5については、主にプレイステーション 4版に向けた施策で、パッケージ版とダウンロード版の販売制限により発生した機会損失のリカバーと、来年発売が予定されているプレイステーション 4版で、同様のトラブルを引き起こさないために、「FFXIV: 新生エオルゼア」の販売戦略の強化と、事業規模の引き上げを計画しているという。

 最後に吉田氏は、「この度は想定を上回るご好評を頂きながら、プレイ時間に対しての制限、市場流通量の不足など、お客様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、引き続き全社を挙げて最優先対応させていただきますので、引き続きのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします!」とユーザーに向けてコメントしている。

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(中村聖司)