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カボチャカカシから泥棒の足跡まで再現された「ArcheAgeの世界展」開催
「グライダー」繋がりで八谷和彦氏が配信イベントに登場
(2013/7/21 11:14)
ゲームオンは7月20、21日に、秋葉原の3331 Arts Chiyodaメインギャラリーにて新作Windows用MMORPG「ArcheAge」の世界を再現した「ArcheAge」の世界展を開催している。入場料は無料。
この展示会は「ArcheAge」のゲーム内で見られる様々なオブジェクトが現実世界の展示物として楽しめるというもので、「蜃気楼の島」のワープゲートやカボチャカカシといったものから、斜めに積み上がった木箱、泥棒の足跡、進行中のクエストを指示する矢印など、通好みなオブジェクトまで再現されている。会場にはゲームの試遊台も用意されており、パッケージ購入特典のグライダーなどがプレイできる。
また展示会は、「ポストペット」の生みの親としても知られるメディア・アーティストの八谷和彦氏の個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」と隣接されている。「OpenSky 3.0」は「風の谷のナウシカ」に登場するグライダー「メーヴェ」のような飛行機の個人製作を行ない、実際に飛行してみようというプロジェクト。入場料は大人500円、大学生と高校生300円、中学生以下無料。
グライダー繋がりということで、20日には八谷氏をゲストに迎えた「ArcheAge」運営プロデューサーの野田真央氏と【GM】Lucius氏によるイベント配信が行なわれた。
配信イベントでは 八谷氏と野田氏によるキャラクタークリエイション対決が行なわれた。この対決は5分間という時間制限で、エルフの女性キャラクターを作成し、視聴者による人気投票を行なうというもの。より多く投票された方が勝利となる。
完成したキャラクターは八谷氏は目元のホクロに特徴があるクールなエルフだったが、野田氏のキャラクターは瞳部分を大きくした小動物を思わせる風貌にしつつ、さらにタトゥを施すことで人間離れしたコミカルなキャラクターを仕上げてきた。野田氏のキャラクターは特にインパクトが大きく、会場からは笑い声も聞こえてきた。結果は八谷氏の勝利。勝者に投票した視聴者には、抽選で5名に後日1,000円分のWebMoneyカードが贈られる。
その後「OpenSky」プロジェクトでテストパイロットも兼ねている八谷氏が「ArcheAge」のグライダーを体験してみるというイベントも行なわれた。ゲーム内のグライダーに対し八谷氏は「現実世界ではトレーラーで運ばないといけないので、自宅で気軽に楽しめるのは良いですね」とかなり好印象だった様子。「特にグライダーの端のほうが風で揺れていたりしていて細かなところまで表現されていますね」と感心していた。
イベントの後は改めてゲームに関する発表がいくつか行なわれた。弊誌でも既にお伝えしているが、7月23日から正式サービスがスタートするに辺り、新要素の解放やキャンペーンなどが行なわれる。
その中でも7月23日までに特典付き「90日プレイチケット」を購入すると「紳士」か「メイド」のアバターが入手できるというものについて、視聴者から「世界観を壊すのではないか」という質問があった。この質問に対し野田氏と【GM】ルシウス氏は「ゲームが進行するとメイドのモンスターもいますし、それ以外にもロボットも出てきます。そんな様々な世界観がミックスされているのが『ArcheAge』だと思っています」とコメントした。
また3カ月間徹底的に「ArcheAge」をプレイしてもらう「移住計画」が話題になっているが、「この他にもゲーム内外を問わず、プレーヤーの皆様に楽しんでもらえるような様々な企画が進行中」だという。こちらについては今後の続報を待ちたい。