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任天堂とUnity、「Unite Japan」にて「Unity for Wii U」を紹介
GDC 2013の講演内容を日本向けに改めて実施
(2013/4/15 19:11)
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンと任天堂は4月15日、統合開発環境「Unity」のオフィシャルイベント「Unite Japan」において、「Unity for Wii U」についての講演を実施した。
「Unite Japan」は、「Unity」の最新情報や実践的なセッションが講演されるUnityの公式カンファレンス。東京・ベルサール汐留にて4月15日と16日の2日間で開催されており、日本におけるUnityの導入事例などが多く話されていった。
セッションは、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの大前広樹氏によって行なわれた。「Unity for Wii U」は、UnityをWii Uに対応させ、Wii U GamePadでのマルチスクリーン出力や周辺機器などの開発環境も整えたもの。
発表そのものは3月にアメリカで開催された「GDC 2013」で発表されており、今回は改めて日本で「Unity for Wii U」を紹介するという趣旨の下、その機能やマルチスクリーン出力のデモプレイなどが紹介されていった。内容についてはGDC 2013のセッションとほぼ同じだったので、こちらの記事を参考にしていただきたい。
また同日には、任天堂環境開発部の温井崇友氏より「Nintendo Web Framework」の機能を紹介する講演も行なわれた。こちらの内容もGDC 2013で実施された「Nintendo Web Framework」のセッションと同じだったので詳細は省くが、会場では任天堂のブースが出展されており、「Unity for Wii U」、そして「Nintendo Web Framework」のデモが体験できるようになっていた。
「Nintendo Web Framework」に至ってはUnityと直接関係はないが、様々なゲーム開発者にWii Uを面白がってもらうことで、アイデアに溢れたゲームを大小関わらず作ってもらいたいという狙いは一貫しているようだ。「Unite Japan」は16日も開催されているので、会場に行く機会があればこれらに触れてみてはいかがだろうか。