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米Disney Interactive、箱庭アクション「Disney Infinity」発表

フィギュアと紐づいた究極のディズニーゲーム。なんでもアリの世界創造も魅力

2013年6月 発売予定

価格:
74.99ドル(Starter Pack)
34.99ドル(Play Set Pack)
12.99ドル(Disney Infinity Figure)
29.99ドル(Figure 3-Pack)
4.99ドル(Power Disc Pack)

フィギュアをDisney Infinity Baseに設置することがゲームへの入口。「Toy Box」モードは地形から配置までとにかく自由自在

 米Disney Interactiveは現地時間の1月15日、アクションアドベンチャー「Disney Infinity」を発表した。米国での発売は6月を予定しており、価格はStarter Packが74.99米ドル、Play Set Packが34.99米ドルなど。日本での発売は未定。対応プラットフォームはWii、Wii U、Xbox 360、プレイステーション 3、PC、そしてスマートフォンなどのモバイル機器。開発は米Avalanche Software。

 「Disney Infinity」は、ディズニー/ピクサー作品のキャラクターが登場する箱庭アクションアドベンチャー。ゲームは、「モンスターズ・ユニバーシティ」や「Mr.インクレディブル」など個別の作品のストーリーをベースとした「Play Set」が基本となる。

 特徴的なのは、「Play Set」は実際のフィギュアと紐づいているという点。例えば、「モンスターズ・ユニバーシティ」ならサリー、「Mr.インクレディブル」ならMr.インクレディブルがフィギュアになっており、Disney Infinity Baseと呼ばれる周辺機器にフィギュアを乗せることで、「Play Set」を遊べるようになる。

 「Play Set」では各作品ごとのテーマに沿ってストーリーが進んでいき、オープンワールドのマップの中でキャラクターの特徴を活かしながらクエストをクリアしていく。ロケーションは「Mr.インクレディブル」なら街中で敵と戦い、「モンスターズ・ユニバーシティ」なら大学の中で警備をかいくぐったりイタズラしたりと「Play Set」によって雰囲気が異なり、それぞれバラエティに富んだクエストが楽しめるという。このモードでは2人の協力プレイが可能。

 そして「Play Set」で集めたキャラクターや乗り物、建物などは、「Toy Box」モードで好きに配置して遊べる。「Toy Box」についても広大なオープンワールドとなっており、プレーヤーの想像のままに地形をクリエイションし、自分だけのおもちゃ箱(Toy Box)を作ることができる。

 ここでは違う作品のキャラクターたちを戦わせたり、「カーズ」のライトニング・マックイーンと「Mr.インクレディブル」のダッシュで競争してみたりなど自由自在で、作り方によってはオリジナルのアクションゲームや、カーレースゲームを作れるといったような環境が用意されているという。「Toy Box」モードは、最大4人で一緒に遊ぶことができる。

 今回発表された「Play Set」は、「モンスターズ・ユニバーシティ」、「Mr.インクレディブル」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の3つ。最初はフィギュアを17体準備しており、アイテムを追加できる拡張チップ「Power Disc」などを含めると40種類のコレクションアイテムが揃うという。ラインナップは、今後も随時増やしていく予定だ。

【Official Announcement Trailer】

【Disney Infinity】
ズラリと並んだディズニーやピクサーのキャラクター。過去、現在、そして未来のキャラクターたちが「Disney Infinity」には登場するという。ほぼ全てのプラットフォームから接続できるというのも魅力

【フィギュア】
ゲームからそのまま飛び出してきたようなフィギュアたち。1つのパッケージにフィギュアがいくつか同梱されるような販売方法になるようだ。1体の大きさは大人の手のひらくらいと意外と大きめ
【モンスターズ・ユニバーシティ】
「モンスターズ・インク」の続編が舞台のPlay Set。マイクやサリーを操って、大学生活をエンジョイするというもの。他2作品に比べると穏やかな印象で、家をカスタマイズしたり、警備の目を盗みながら大学を歩き回ったりと穏やかでコミカルな仕上がりになっている
【Mr.インクレディブル】
作品世界そのままに、敵とスーパーパワーを活かしながら戦っていくアクション要素の強いPlay Setとなる。Mr.インクレディブルなら周囲の物を持ち上げて投げつけ、イラスティガールなら体を伸ばしてビルとビルを渡り歩けるといったように、派手なアクションが魅力となる
【パイレーツ・オブ・カリビアン】
孤高の海賊、ジャック・スパロウが主人公のPlay Set。剣でのバトルや、海賊船の操縦やカスタマイズ、敵帆船との砲撃バトルなど海賊らしいアクションが満載。ジャック・スパロウらしい手をゆらゆらと揺らす動きも再現されている
【Toy Box】
地形、配置、キャラクターなど手に入れたものを使ってプレーヤーの好きなように世界を創造する自由自在のモード。4人まで接続できるので、一緒に遊んだり、オリジナルに作り出したゲームを使って遊んでもいい。おもちゃ箱をひっくり返したように遊べるなんでもアリのモード

(安田俊亮)