「ゲームオンフェスティバル2012」ステージイベントレポート

橋本みゆきさん登場の「RED STONE」や「C9」のアップデート情報などを紹介


5月27日 開催



 株式会社ゲームオンは5月27日、オフラインイベント「ゲームオンフェスティバル2012」を東京ビッグサイトにて開催した。

 この記事では、ステージイベントの模様についてお伝えする。アップデート情報の発表があった「RED STONE」、新職業の発表とオフライン大会が行なわれた「C9(Continent of the Ninth)」を中心に、日本、韓国、台湾、香港から強豪クランが集結してオフライン大会が行なわれた「Aliance of Valiant Arms(AVA)」の様子もお送りする。

 なおイベント全体の様子はこちらの記事を参照して欲しい。





■ 「RED STONE」のプロモーションビデオが初公開。テーマソングを歌う橋本みゆきさんも登場

新情報の発表を行なった「RED STONE」運営プロデューサーの遠藤峻亮氏
同じくステージに登壇した「RED STONE」運営チームイベントマスターのEM DJ氏
ステージで3曲を披露した歌手の橋本みゆきさん。「RED STONE」のテーマソングも歌い上げた

 「RED STONE」のステージイベントでは新要素の追加についての発表と、プロモーションビデオのお披露目、そしてテーマソングを歌う橋本みゆきさんのライブステージが行なわれた。

 新要素の発表は「才能システム(仮)」と「GoGo!育成ワールド(仮)」という2要素が発表された。「才能システム(仮)」は現在実装されている19個の職業それぞれに3パターンの才能(成長パターン)が追加されるという。

 1キャラクターにつき1つの選べる才能は1つで、例えば「戦士」であれば、剣に魔法をかけて複数の敵を1度に攻撃できる「魔剣の才」という才能や、1体の敵を素早く何度も攻撃し大ダメージを与える「速剣の才」、カウンターなど変則的な技で敵を制圧する「反撃の才」などを想定しているという。「リトルウィッチ」では星に力で物理攻撃能力が強化される「シューティングの才」や、変身魔法で多数の敵を退治する能力が強化される「変身の才」、サポート能力が強化される「歌舞の才」があるという。

 それぞれの才能には固有の「才能スキル」があり、スキルポイントを割り振ることで成長する。遠藤氏は「才能システムの追加によって、GvGアリーナなどではより一層戦略性が高まると思います」と話していた。また選んだ才能によってキャラクター選択画面のグラフィックスが変化するので、様々な才能を試してみたくなるようになっている。「才能システム(仮)」はまだ開発に着手したばかりだそうで、実装時期は明らかにされなかったほか、一部の内容は変更になる可能性があると発表された。

 もう1つの「GoGo!育成ワールド(仮)」は、「RED STONE」初心者でもサクサクとレベルが上がるワールドが期間限定で設置されるという。このワールドがオープンしている間は大規模な宣伝広告を行ない、多くの新人プレーヤーを誘致する予定だという。例えば「RED STONE」仕様の車「れっどすと~ん号」が都内の学校などを回り宣伝を行なうとのことだ。

 ステージの後半では「RED STONE」のプロモーションビデオが初お披露目され、テーマソングを歌う橋本みゆきさんが登場した。橋本さんはライブを行ない、テーマソングの他「Futuristic Player」、「微熱S.O.S!!」の2曲を熱唱し、会場は大盛り上がりだった。


1つの職業に3つの成長パターンが追加される「才能システム(仮)」。職業毎の特徴が更に大きくなり、育成やPvPに大きな変化が出そうだ
初心者でもサクサクレベルが上がる「GoGo!育成ワールド(仮)」。初心者プレーヤーがたくさん集まることが期待できる




■ 16番目の新職業「バレットシューター」が発表になった「C9」ステージイベント

「C9」運営チームプロデューサーの中川敬順氏
「C9」公認ナビゲーターの松井悠氏

 「C9」のステージイベントでは新職業「バレットシューター」の発表と、日本最強の「C9」プレーヤーを決める「C9 Battle Tournament Season2」の決勝トーナメント、日本各地の予選を勝ち抜いてきた地区代表がしのぎを削る「PvP甲子園」の決勝大会が行なわれた。

 「バレットシューター」は両手に拳銃を持ち、背中にライフル銃を背負っている銃撃戦を得意とするガンナーだ。遠距離だけでなく蹴り技や銃で殴ったりと接近戦でも戦えるという。敵から見えなくなるハイドスキルもあり、敵から姿を隠したまま攻撃したりと、オールラウンダーな職業という印象を受けた。発表を行なった「C9」運営チームプロデューサーの中川敬順は「ぶっちゃけ強いと思います」と本音(?)を漏らしていた。

 その後デモンストレーションとしてダンジョンで各種スキルのお披露目と、「C9」公認ナビゲーターの松井悠氏とのPvPが行なわれた。自分の周囲に弾丸を発射する攻撃やショットガンの様に複数の弾を直線的に発射する攻撃等、一通りスキルや立ち回りを見ることはできたが、奥義だけは見られなかった。奥義については隔週金曜日に配信されている「フライデーC9」で公開されるとのことだ。

 気になる実装日は6月7日を予定しており、「てっきり1カ月位先かと思っていました」という驚きのコメントに、中川氏は「『C9』はスピード感がウリの作品なので、実装もスピーディに行ないます」とコメントし、会場を沸かせた。


キーワードは「スタイリッシュ」という、新職業「バレットシューター」。6月7日の実装が楽しみだ
ハイレベルな戦いが繰り広げられた「C9 Battle Tournament Season2」の決勝トーナメント
初の2vs2の大会である「PvP甲子園」。2人の連携がキモだ

「C9 Battle Tournament Season2」で優勝した「FooL144」選手と、準優勝の「おいしい天然水」選手
「PvP甲子園」で優勝した関東チームと、準優勝の関西チーム




■ アジアの強豪クランが集まり頂点を目指す「Alliance of Valiant Arms Gameon Cup」開催

 「AVA」のステージイベントでは日本、韓国、台湾、香港から強豪クランが集結し、「爆破」ルール、「護衛」ルールで総当たり戦を実施する「Alliance of Valiant Arms Gameon Cup」が開催された。

 会場は全て指定席で、事前に申し込みを行ない抽選で当選しないと座れなかった。しかし会場の周りには多くの立ち見客がおり、改めて「AVA」の人気の高さと本大会の注目度の高さを感じた。

 「護衛」部門では日本から「DeToNator」、韓国から「ClanHeat」、香港から「0skill」が出場した。試合では日本「DeToNator」が敵リスポーン地点の制圧や、大きな鍵を握る「RPG-7」の防衛など、立ち回りで他国を上回る様子が見られた。韓国「ClanHeat」はFPS大国である韓国の選手と言うこともあり、高度なAIMなどを見せつけていたが、立ち回りは「DeToNator」の方が上回っている様に見えた。試合の結果は1位が日本「DeToNator」、2位が韓国「ClanHeat」、3位が香港「0skill」という結果になった。

 「爆破」部門では日本から「Kopernix」、韓国から「Astrick-」、台湾から「ALIEN」が出場した。試合開始前日本「Kopernix」のリーダーは「爆破モードではまだ韓国のチームに勝ったことがないので、今日は勝って歴史を作りたい」と話しており、韓国「Astrick-」と6:6の接戦まで持ち込んだが、最終ラウンドで韓国「Astrick-」に敗北した。結果は1位が韓国「Astrick-」、2位が台湾「ALIEN」、3位が日本「Kopernix」という結果になった。
 

【AVAステージイベント】
ルールは「護衛」と「爆破」の2つ。それぞれのルールでアジア最強を決めるため、日本、香港、韓国、台湾の4つの国から6チームが集まった。「AVA」のイベントだけは客席に整理券が必要だったほどの盛況ぶりで、立ち見の観客も多く見受けられた
「爆破」ルールで優勝した韓国代表の「Astrick」と「護衛」ルールで優勝した日本代表「DeToNator」大会の最後に「AVA」推奨モデルのグラフィックボードが開発中であることがあきらかになった

・RED STONE
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・C9(Continent of the Ninth)
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・Alliance of Valiant Arms
(c)NEOWIZ GAMES. All rights reserved.
(c)RED DUCK Inc. All rights reserved.
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(c)GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved.

(2012年 5月 28日)

[Reported by 八橋亜機]