スパイク、PS3「侍道4」

道場を復興させることや、釣りについて紹介


3月3日 発売予定

価格:7,770円

CEROレーティング:D(17歳以上対象)


 株式会社スパイクは、プレイステーション 3用アクション・アドベンチャー「侍道4」の新情報を公開した。同作の発売は3月3日を予定しており、価格は7,770円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。

 開国を迎えてから3年後のとある港町・阿弥浜(あみはま)が舞台となる。華やかな異国文化に彩られる街並みを背景に「幕府」、「攘夷」、「外国」の3つの勢力の争いを描く。発売直前となる今回の情報は、プレーヤーにゆだねられた道場の復興と釣りについて。




■ 道場復興


プレーヤーが復興をお願いされる道場の全景。建物はかなり立派だが……

 阿弥浜には道場が存在するが、プレーヤーはこの道場の復興を道場主の“ぢぢい”から頼まれることになる。プレーヤーは道場の師範として弟子のスカウトから、道場破りの撃退まで行なわなければならない。

 道場の復興ができるか否かはプレーヤーの手にゆだねられているが、道場復興の報酬は「東急流剣術」。ぢぢいによれば「なんとなく急いで作った剣術」と言うことだが、詳しいところは謎に包まれている。

 師範になったプレーヤーによる道場の復興は、まずは弟子を増やしていくところから始まる。阿弥浜の住人を弟子にしていくわけだが、街中を歩いている人で、これぞと思う人がいたらその人と戦闘状態に突入し、戦闘時に峰打ちを使い降参させれば弟子への勧誘を行なうことができる。この時、必ず勧誘に成功するわけではなく、誘いを断り蹴りを入れて逃げ去っていく住人もいる。

 弟子はなみの男性である必要はない。女性も弟子にすることが可能となっている。そして、弟子が増えれば道場も活気づいていくし、街中で弟子に会えば挨拶してくれる。弟子は自動的に道場に通い始め、鍛錬を繰り返す。一方で、プレーヤーは師範であるため、弟子を破門にすることなどもできる。


【道場復興】
“ぢぢい”から道場の復興をお願いされるプレーヤー。道場主とは思えぬこのぢぢいの頼みだが、ここは快諾して道場の復興を目指したい道場復興の暁には、ぢぢいが考案した流派「東急流剣術」を貰い受けることができる。ぢぢいの説明を聞いていると、正当な流派なのか不安になってくるのだが、本当のところはどうなのだろうか?弟子が増えてくると道場も賑わってくる。どんどん増やしていきたい
弟子にしたい住人を街中で見つけたら、戦闘に入る。戦闘時に峰打ちを使い、相手を降参させることができれば弟子に勧誘することができる。ここで必ず弟子になってくれるわけではなく、中には誘いを断り一蹴り食らわして逃げ去っていく者もいる
街中には色々な住人がおり、どんどん弟子をスカウトしていくことができる。スクリーンショットにあるとおり、女性を弟子にとることもできる
外出先で弟子に出会えば挨拶をしてくれる一生懸命道場の復興を目指し頑張っているプレーヤーを尻目に、ぢぢいは人生を満喫している模様。授業料で儲けた金で外国産パイプを購入したようだ弟子をスカウトすることができる一方で、破門にすることもできる




■ 道場破り

弟子をとり、道場復興に心血を注いでいると、どこからともなく現われるのが道場破り。弟子が知らせに来たら、すぐに道場に戻ろう

 道場が盛んになれば、道場自体の評判も上がっていく。道場の評判はぢぢいに聞くと教えてくれる。一方で、弟子のいる道場にはどこからともなく道場破りが訪ねてくる。プレーヤーが留守にしていると弟子が道場破りと戦うが、もし万が一殺されると、道場の評判が下がることになる。道場破りが攻め込んできたら、弟子が知らせに来てくれるので、プレーヤーは一刻も早く道場に戻り、弟子と共に戦い、道場破りを撃退しなければならない。

 道場の評判が上がれば、より強い道場破りが挑戦してくる。しかし、デメリットばかりではなく、鍛冶屋の代金が割引になるなどのメリットもある。さらに、撃破した道場破りの流派を獲得することもある。道場の様子をこまめに見て目を光らせておくことで、恩恵を得ることもできるというわけだ。

 また、道場にはタンスがあり、持ちきれなくなった道具やお金を保管しておくこともできる。


【道場破り】
チンピラのような道場破りが来襲。道場の弟子と共に撃退しなければならない。もちろん、弟子も戦いに参加してくれる弟子が増えれば評判は増す。そうすると、より強い道場主が挑戦してくるだけでなく、鍛冶屋の代金が割り引かれるなどのお得な要素もある。評判はぢぢいに聞けば、答えてくれる
道場にはタンスが用意されており、持ちきれなくなった武器や道具、お金を保管できるぢぢいから貰い受けることができる「東急流剣術」。この流派は、道場破りと戦わなければ上達しない




■ 釣りを楽しめる

 「侍道4」では水辺があちこちにあるが、水のあるところでは釣りを楽しむことができる。釣りをするためにはえさが必要で、街中にある下州屋で購入することができる。えさの種類も豊富で、疑似餌(いわゆるルアーなど)からミミズやゴカイ、小魚といったものまで豊富に用意されている。

 海や川、鍾乳洞の中にまで釣り場は用意されており、その数はかなり豊富だという。釣り場とえさによっても釣れる魚が変わってくる。釣り方は、画面上に表示される○ボタン表示に合わせてタイミング良くボタンを押すし、アワセに成功すれば○ボタンを連打して釣り上げることになる。さらにアワセが完璧だった場合、一瞬で魚を釣り上げることも可能となっている。

 釣り上げた魚は、食べてステータスの回復を行なうこともできるほか、売ることでお金を儲けることもできる。さらにより大物を狙うために、釣った魚をえさにすることも可能となっている。

 また、釣れるのは何も魚だけではない。武器作成に使える部品が釣れることもある。


【釣りを楽しむことができる】
基本的に、水があるところであればどこでも釣りを楽しめる。スクリーンショットにあるとおり、海や川はもちろんのこと、鍾乳洞内でも釣りをすることができる。もちろん、釣り場によって釣れる魚は変わってくる。ニホンザリガニなんてのも釣れるようだ
魚の釣り方は、画面に“○”ボタンの表示が出たタイミングに合わせて上手く合わせることができれば“ヒット”。アワセに成功したら○ボタンを連打して釣り上げることになる。アワセが完璧であれば連打することなく一瞬で釣り上げることも可能
釣りたいもの、釣り場にあわせてえさを選ぶのは当然のこと。ゴカイやミミズから、小魚や疑似餌なんてのもある。ちなみに“もち”もあるが、「魚以外のものがくっつきやすい」といった気になる説明が書かれている
釣れるのは魚だけではない。武器作成に使える部品が釣れることもある

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(2011年 2月 25日)

[Reported by 船津稔]