スパイク、PS3「侍道4」
他のプレーヤーが辻斬りにやってくる!
今回まず紹介するのは鍛冶屋の利用について |
株式会社スパイクは、プレイステーション 3用アクション・アドベンチャー「侍道4」の新情報を公開した。同作の発売は3月3日を予定しており、価格は7,770円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。
遂に来週発売と迫ってきた本作では、開国を迎えてから3年後のとある港町が舞台となる。華やかな異国文化に彩られる街並みを背景に「幕府」、「攘夷」、「外国」の3つの勢力の争いにプレーヤーは身を投じることになる。 今回公開されたのは、鍛冶屋、他プレーヤーキャラクターが登場する「いま、斬りにゆきます」システムなど。
「侍道4」では、プレーヤーは戦闘後に倒した相手から武器を入手することができる。刀以外にも槍など様々な武器が用意されているが、鍛冶屋において、これら武器を強化することや、オリジナルの武器を作ることができる。また、武器を作るために必要な鉄地金を抽出したり、武器を手入れするための道具や部品を購入することなどもできる。
「侍道4」では数多くの武器が登場する。これらの武器を鑑定してくれたり鋳直してくれたりしてくれるのが鍛冶屋 | 武器のメンテナンスも必要だが、メンテナンス用の道具を購入することもできる |
鍛冶屋では武器を鍛えるために「鑑定」、「精錬」、「鋳直す」、「抽出」を行なってくれる |
武器には能力が設定されているが、項目としては以下の5つが用意されている。
・攻撃力:技を当てた時のダメージに影響する値。攻撃力は鍛冶屋で上げることが可能。
・耐久度:武器は、戦闘中に攻撃を当てたり、ガードすると徐々にこの耐久度が減少していく。耐久度がゼロになった時点で、武器は折れてしまう。耐久度はアイテムの「砥石」や鍛冶屋で回復させることが可能。
・殺害数:その武器での通算殺害数。
・質:質の数値だけ鍛冶屋で「精錬」することができる
・魅力:魅力が付いた武器は様々な効果を発揮してくれる
鍛冶屋では、これらの数値を上昇させることが可能となっている。
オリジナルの武器を作り上げることもできる |
武器は、「刀」、「鍔」、「柄」の3つの部品に分れており、これらを組み合わせることでオリジナルの武器を作り上げることもできる。部品は購入したり拾ったり、入手した武器を分解することで手に入れることも可能。
これらの部品を鍛冶屋に持って行き組み合わせてもらうと、オリジナルの武器の完成となる。攻撃力を重視して作るか、見栄えだけで組み合わせていくか、全てはプレーヤー次第となっている。作り上げた武器には名前をつけることもでき、正真正銘自分だけの武器として愛着を持って使うことができるだろう。
武器の部品には「魅力」がついたものがあり、武器を組み立てる時に「魅力」が縦か斜めに揃うと、「魅力」が付いた武器に仕上げることができる。例えば、命がゼロになった時に耐えて少量回復する「天運」や、夜の時間帯だけ攻撃力が増すという「暗刀」、一定確率でつかみ投げ技を無効化する「投抜」、倒した相手が落とすお金の量が増える「銭呼」などがある。
■ 「いま、斬りにゆきます」システム
「侍道4」では設定で「世界に繋がる」という項目があるが、これを“有り”の状態にしておくと、プレーヤーが作成した主人公データが自動的にアップロードされ、他のプレーヤーのところに送られる。逆に他のプレーヤーが作成したキャラクターのデータがダウンロードされ、このキャラクターがゲーム中に辻斬りとして登場する。
辻斬りは夜の町に登場し、もちろんプレーヤーと戦うこととなる。この辻斬りを倒すと、その侍が使っていた刀を入手することができる。前述の通り、そのキャラクターがオリジナルの刀を使用している可能性もあり、その場合はその貴重な刀が自分のものになる。
辻斬りがとてつもなく強いプレーヤーが育て上げたキャラクターである可能性もあり、無理に戦わずに逃げることも可能。これもプレーヤー次第ということになる。ただ、辻斬りに敗北しても再度その侍を呼び出すこともでき、復讐することも可能となっている。
「オンライン辻斬りモード」を有効にすると、他の世界の侍が登場する。名前や自己紹介文を確認することも可能。他の世界の辻斬りは、他のプレーヤーが操作しているわけではなく、主人公のデータがサーバーに自動的にアップされ、それがどこか他のプレーヤーの世界に登場すると言うこと。辻斬りとの戦いに勝利すると、使用していた刀を獲得できる |
■ キャラクター紹介
● 堂島軍二(ドウジマ グンジ)
堂島軍二 |
プレイステーション 2用「侍」に登場した堂島の若き日の姿。シリーズでは鍛冶屋の主人として登場してきたが、本作では鍛冶屋ではなく、幕府や攘夷派に雇われる殺し屋を営んでいる。
その日暮らしの生活をしており、墓地で寝泊まりする一匹狼。無口で寡黙。しかし怒ると火がついたように手が付けられなくなる。体がデカい怪力の毛むくじゃら。鍛冶屋としての素質を生まれながらにして持っているが、本作で彼はどのような展開からプレーヤーと関係を紡いでいくのだろうか?
鍛冶屋からいきなり「店をたたむ」と告げられるプレーヤーキャラクター。武器を鍛えてくれる鍛冶屋が無くなると困ってしまう。鍛冶屋に詳しく話を聞くと、「堂島軍二という男を捜してくれ」と頼まれる | 堂島は殺し屋としてその日暮らしの生活を送っている浪人だった | 「俺は鍛冶屋などやらんぞ」と、ある墓の前から動かない堂島。どんな理由があるのだろうか? |
結果的に堂島と戦うことになるプレーヤーキャラクター。大きな体だが、身軽に動き回る。さらに怪力の持ち主である堂島は、かなりの難敵として登場する |
(C)Spike Co., Ltd. Developed by ACQUIRE Corp. All Rights Reserved.
(2011年 2月 22日)