スパイク、PS3「侍道4」CMキャラクターはJOYさん
「テーマ『カッコイイけど面白い』にピッタリ」と言われ変顔を披露
パッケージ写真 |
株式会社スパイクは、プレイステーション 3用アクション・アドベンチャー「侍道4」のCM発表会を開催した。CMに登場するのは、モデルで、タレントとしても数多くのテレビ番組に出演しているJOYさん。
「侍道4」は、日本に黒船が来航し開国を迎えてから3年後のとある港町が舞台となる。華やかな異国文化に彩られた街並みを背景に、拮抗し合う「幕府」、「攘夷」、「外国」の3つの勢力が登場。プレーヤーは自由度の高い設定の中、様々な勢力と関わり合うことでストーリーは千変万化を見せ、プレーヤー自身が物語を紡いでいくこととなる。3月3日発売予定で価格は7,770円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。
発表会には同作のプロデューサーを務める寺澤善徳氏が登壇。シリーズ4作目について寺澤氏は「『侍道』シリーズは自由度が高いが、それ故に敷居も高いところがあったが、今作ではチュートリアルの充実、わかりやすいメニューなど、今作からプレイしてもわかりやすいよう開発した」と、より多くの人にプレイして欲しいとアピール。自由度が高いとゲームの世界で何をしたらよいかわからなくなり、右往左往することもあるが、今作ではゲーム側から“(次に)何をやればいい”のかを提示するようにして、「なんでもできる一方で、変なストレスを感じない工夫」を施したという。
ここでゲームの中から2つのシステムが紹介された。1つは街中を行く女性のナンパに成功すると、「今夜来て」と声を掛けられ、その夜、夜這いすることができる「今夜、お待ちしております」システム。屋敷に侵入し彼女のところまで行くためには、住人などの障害も用意されており、この場面はステルスアクションでゲームが進行し、邪魔者をやり過ごしたり倒したりして女性の元に辿り着くことができればご褒美もあるという。ちなみナンパはなかなか成功しないのだとか。とは言え、街中にはたくさんの女性がおり、おばあさんまでナンパすることが可能なのだという。
もう1つはすでに弊誌でもお伝えした「地獄の沙汰も俺次第」システム。街中で悪行を働いていると役人が追ってくる。これを倒せばいいが、捕まってしまえば奉行所に連れていかれる。ここには「拷問三姉妹」が控えており、水攻めなどのえぐい拷問でプレーヤーキャラを責め立てる。現在は水攻めしか公開されていないが、今後、残りの拷問も公開していくとしている。
寺澤プロデューサーによれば、「侍道」シリーズの制作はいつも難航するのだという。それは自由度が高いことから、プレーヤーの行動が複雑に絡み合ったストーリーにどのような影響を及ぼすのか、まとめるのに苦労するためだという。寺澤プロデューサーは「今回も開発したアクワイアが頑張ってくれた」と称えた。
【プロモーションムービー】 |
---|
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
「侍道4」では黒船が来航し、開国後数年が経った港町が舞台となっている。外国の文化も入り込み、全体的に豪華絢爛な雰囲気が漂っている |
同作のCMに出演するのはモデルでありタレントとしても人気の高いJOYさん。JOYさんは今回初めてのCM出演と言うことで、「本当に嬉しかった。CMに出たいなぁと事務所でも話していましたが、オファーがなくて。出演が決まったときはジャンプしちゃいました」ということで、かなりの喜びようだったようだ。
寺澤プロデューサーによれば、「『侍道4』のテーマは『カッコイイけど面白い』というもので、これを体現しているのはJOYさんしかいない」ということで起用となった。会見の場で初公開となったCMを見たJOYさんは「大丈夫ですか? 恥ずかしいですね」と開口一番きりだし、「撮影中は緊張していたのですか?」の問いには「人にはわからないかもしれませんが、自分にはちょっとした表情とか緊張していたのがわかる。これまでテレビ番組などに出演していた時は自分のことをしゃべっていただけですが、今回は演技じゃないですか。演技が硬くなっているし、ちょっとした変顔をやってますが、ぎこちないです」と緊張感あふれる撮影となったようだ。ただ、その現場には昔のモデル仲間が偶然参加していたということで、懐かしさのあまりしゃべっているうちに緊張もほぐれて、いつもの感覚で撮影に挑めたという。
苦労した点と言えば、撮影の時に初めて着物を着たということで、勝手がわからず座ってお弁当を食べようとしたところ、着付けをしたスタイリストさんに怒られてしまったのだとか。というのも着物はすぐに皺が付いてしまうため、簡単に座ることができない。結局、お弁当は立って食べることになってしまったという。しかしこういったことも含めていい勉強になったと言い、「濃い1日で、思い出となった」と振り返った。
JOYさんは、発表会で紹介された「今夜、お待ちしております」システムと「地獄の沙汰も俺次第」システムについても触れ、「『拷問』は先ほど受けました。イイですね。M気質なので、興奮しますね(笑)」だとか。「今夜、お待ちしております」システムは残念ながら試すことができなかったということだが、「夜這いとか斬新ですよね」と気に入っていたようだ。
最後に「『侍道4』には面白いシステムもたくさん用意されているので、楽しみにしていてください。そしてCMもぜひ見て、注目してください」とアピールして発表会を締めくくった。
プロデューサーの寺澤善徳氏。ゲームの概要から「今夜、お待ちしております」システムや「地獄の沙汰も俺次第」システムといった「侍道4」ならではの新システムまで解説した | なぜ、JOYさんをCMタレントとして起用したのか問われた寺澤プロデューサーは「『侍道4』のテーマは『カッコイイけど面白い』で、このテーマを体現しているのは、JOYさんしかいない」と答えた |
そしてJOYさんといえば“変顔”。ノリノリで変顔を決めていた。あまりにバリエーションが多いので、そのサービス精神に応え、弊誌でも変顔写真を3点ほど掲載させていただきます! |
(C)Spike Co., Ltd. Developed by ACQUIRE Corp. All Rights Reserved.
(2011年 2月 9日)