フロム・ソフトウェア、PSP「ARMORED CORE SILENT LINE Portable」
PS2版や前作からの新要素を公開
株式会社フロム・ソフトウェアは、PSP用戦闘メカアクション「ARMORED CORE SILENT LINE Portable(アーマード・コア サイレントライン ポータブル)」の新情報を公開した。
PSP「ARMORED CORE SILENT LINE Portable」は、プレイステーション 2用戦闘メカアクション「ARMORED CORE 3 SILENT LINE(アーマード・コア3 サイレントライン)」をベースに、PSP用としてリメイクした作品。アドホック通信による4人対戦や新パーツ、新機体など、多数の新要素が追加されている。
■ PSP「ARMORED CORE 3 Portable」からの進化
7月30日に発売されたPSP「ARMORED CORE 3 Portable(AC3 Portable)」の続編となる本作では、システム面でさまざまな進化を果たしている。
「AC」シリーズの魅力の1つである、多彩なパーツを組み合わせて自分だけのオリジナル機体をくみ上げる「アセンブリ」では、登場するパーツ数が前作の2倍近くとなる450種類に増加。パーツはミッションで得た報酬を元手にショップで購入するほか、戦闘勝利時の特別報酬として獲得したり、マップ上で拾うこともできる。
自身のプレイスタイルに合わせて、さまざまな性能のパーツを選択。部位ごとに異なるパーツを選べるため、組み合わせパターンは膨大 | ||
カラーリングやエンブレムを施し、見た目もより個性的にカスタマイズできる |
また、AIシステムによって自動で思い通りの戦いを実現するAI機体の育成や、武器の耐久値がなくなると壊れてしまう武器破壊システムといった要素も今作から導入されている。
自分のプレイスタイルをAIに覚え込ませる。育成したAI機体は僚機として共に出撃したり、アドホック通信で対戦させることもできる | 武器の耐久度がなくなると破壊となり使用不可になる。対戦ではON/OFFの設定が可能 |
このほか、一部データをメモリースティックにインストールしてロード時間を短縮する「データインストールシステム」や、「AC3 Portable」からのセーブデータ引き継ぎ機能も搭載されている。
データインストール画面 | セーブデータ引き継ぎ画面 |
■ PS2版からもパワーアップ
PSP「AC3 Portable」と同じく、最大4人によるアドホック通信対戦機能を搭載。1対1やチーム戦、バトルロイヤルなど、さまざまな戦い方やルールで対戦できる。
ほかにも、過去の「AC」シリーズの人気パーツが、復刻パーツとして登場。「AC3 Portable」で復刻されたパーツもそのまま収録されている。また、PS2版にはない新しいACも追加され、その機体が装備する新しいパーツも新規パーツとして収録される。
プレーヤーはさまざまな勢力から依頼を受け、その任務をクリアしていくことでストーリーが進行する。ミッションを成功させると活動範囲が広がり、やがて世界情勢を左右するような任務も請け負えるようになる。ミッションの内容に合わせて機体を構築し、戦略を考えることが攻略のポイントとなる |
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※画面は開発中のものです。
(2009年 9月 3日)