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【ワンフェス2017夏】RCベルグの新作は、「レンタヒーロー」ほか、セガのメガドライブ人気作品を立体化!
「ナイトストライカー」の「インターグレイ」の開発も進行中
2017年7月31日 17:40
7月30日のワンダーフェスティバルのRCベルグのブースには、弊誌でも紹介した今秋発売予定の「1/48 Scale スターラスターG.A.I.A.」が先行販売されたほか、現在開発進行中の新製品が数多く出展されていた。
その中でも大きな存在感をアピールしていたのは、「VIDEO GAME HEROES」と名付けられた、メガドライブで発売された人気ゲームのキャラクターのガレージキットだ。「レンタヒーロー」、「ベアナックル」、「獣王記」の3タイトルから、キャラクターを3人ずつセレクトし、それらをセットにした単色成型のレジンキットとして開発が進められている。
同社はこれまで「1/12 スペースハリアー」を発売しているが、カラーレジン成型でやや高価になってしまったため、今回は造形のクオリティはそのままに、コストを下げたシンプルな単色成型でお得感のある3体セットとして発売する予定とのこと。発売日は秋~冬の予定で、価格は未定。スケールは共通の1/20で、シリーズ化も期待したいところである。
ブースにて先行販売された「1/48 Scale スターラスターG.A.I.A.」は、完成した実物をパーツ分割やカラーレジンによる色分けなどをアピールする形で展示していた。島田フミカネ氏によりリファインされた機体は、実物を見ると原作を知らなくてもグッと来るデザインで、同社のシャープな造形やパーツ抜きなどもその魅力を引き立てている。
パーツ数は143で、ガレージキットとしてはかなり多い。ベルグの関係者によると、実際にはもっと少なくしても造形自体は成立するそうだが、このキットはプラモデルのように「作る楽しみを優先させた」とのこと。もちろんそれを見越した分割線は見た目に気にならないような設計になっている。
G.A.I.A.本体のみならず、キットのスタンドになっているステーションも球状の部分とそれをつなぐブリッジの部分はそれぞれ別のパーツとして構成されている。ちなみにスタンドとなるパーツは取り外しが可能で、ステーション単体でも楽しめるようになっているそうだ。
ワンフェス当日は50個用意した先行販売分が早々に売り切れてしまったそうで、今回買えなかった人は正式発売の秋まで楽しみに待っていただければと思う。価格は12,960円(税込)。
昨年夏のワンフェスの同社ブースで披露されたタイトー「ナイトストライカー」の主人公機「インターグレイ」を立体化した「1/32 Scale INTER-GRAY Xsi」は、変形ギミックの設計やコストなどが見直され、1/24から1/32にスケールダウンして、改めて1から設計し直しになったという。
この立体化にあたり、柳瀬敬之氏がデザインをリファイン。ホバー/タイヤによる走行モードはもちろん、ロボット形態のフィギュアモードにも変形(一部差し替え式)を可能とした、ファンにとっては待望のキットとなる。発売は今年秋を予定していて、価格はまだ未定だ。