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「2」から始める「スプラトゥーン」生活。イロハを学べる「ヒーローモード」とともにレッツプレイ!

7月21日 発売

価格:5,980円(税別)

CEROレーティング:A(全年齢対象)

プレイ人数:1人

 ガチで塗りあう時がきた。7月21日にNintendo Switch用アクションシューティング「スプラトゥーン2」が発売され、前作「スプラトゥーン」を遊びまくったイカたちは新天地であるハイカラスクエアに降り立った。

 筆者も前作をそこそこプレイしたイカのはしくれだが、ハイカラスクエアでまさに「初めて」ナワバリバトルに挑戦するイカたちもきっといることだろう。本稿はガチでイカ“なりたて”の入門者のため、そして初めてのナワバリバトルに揉まれてコテンパンの干物にされたイカたちのために「ヒーローモード」の魅力をお贈りしたい。もちろん前作からプレイしてきたイカたちにも「ヒーローモード」は嬉しい内容となっているので、ストーリーをなぞるだけでも楽しめる。

「ヒーローモード」は新規イカ向け教科書のようなモード

様々な面でサポートしてくれるホタルちゃん
使うブキをリクエストするブキチくん
クリア済みのステージに再挑戦すると画面上にタイムカウントが表示される

 「ヒーローモード」とは、我々イカたちと対立関係にあるタコ軍団「オクタリアン」をとっちめるため、前作のヒロインであるアイドルユニット「シオカラーズ」のちょっと訛りが入ってかわいい方の「ホタル」ちゃんと、ブキ屋のオーナーである「ブキチ」くんのサポートを受けながら攻略していく1人用モード。

 今作ではブキチくんが「データ収集のため」と言いつつ、ヒーロー用のブキをあれこれ貸してくれるのだ。ヒーローモードがイカ向け教科書と言いたい理由はここにある。

 初期状態で持っている「シューター」に加えて、「チャージャー」、「ローラー」などなど、ブキチくんはヒーローモードを進めていくうちに様々なブキを貸してくれる。オクタリアンたちはイカほど好戦的ではないため、それぞれのブキがどういった動きをするのか、なにが弱点なのかをオクタリアンを的にしつつゆっくりと、心ゆくまで学べるのだ。

復習で何度でもオイシイ

違うブキで改めてクリアした場合はそのブキのマークが点灯

 ブキチくんはステージに合わせて「リクエスト」という形でブキをチョイスしてくれるが、それをクリアした後はまた違うブキでステージを攻略しなおせる。これもまたブキを学ぶ一助になっている。

 たとえば遠距離を攻撃するのが得意な「チャージャー」をブキチくんが選んだステージがあったとしよう。そのステージは「チャージャー」用に調整されているため遠距離からオクタリアンたちと戦うステージ構成だったりするが、これを自分の使いたいブキではどう動くか?などと対策を考えて復習することでさらにブキに対する理解が深まる。

ステージ攻略は操作の練習にも

初めて使う操作はホタルちゃんが丁寧に教えてくれる

 ブキに対する理解はもちろん、イカとしての操作に慣れるのにもヒーローモードは重要だ。

 通常のステージ攻略にはイカとヒト状態を使い分けたり、時には正確で素早い照準をもとめられることもある。とくに第1ステージである「アシサキ前線基地」のボスである「タコツボベーカリー」などは基本操作のおさらい+応用といった操作が求められ、ここをどうクリアするかでイカした動きができるかが決まるといっても過言ではないだろう。

複雑な操作をスムーズに出来るようになれば一人前?

なにより悔しくない!

 そして、これがヒーローモード最大のメリットだ。通常のオクタリアンはイカのインクから逃げたり、避けるような動きをしながら攻撃してくる。これを巧みに避けたり、「スプラトゥーン2」特有のジャイロセンサーを駆使して追いかけ、的確に攻める力を鍛えられる。なにせ相手はただのタコなのだから、たとえ倒されたとしてもそこまで悔しくない。

 対してイカに負けたときの悔しさたるや筆舌に尽くしがたい。あのときああ動いていれば、ここに立っていれば、あと数瞬早かったら!そんな瞬間が何度あるだろうか。ヒーローモードはそんな悔しさをまったく感じさせず練習をさせてくれる、得られる経験値が非常に多いモードとなっている。さぁ、みんなヒーローモードで練習だ!イカを知り、ブキを知れば百戦危うからず。練習できるブキが多いからこそ、ヒーローモードはイカの世界への一歩を踏み出した方々におすすめしたい。

敗北だとか相討ちに遭ったときが特にモヤッとするのだ
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