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「2017CESAゲーム白書」発刊!

業界内外に向けたゲームに関する各種データを調査、集計して公開

7月24日 発売

価格:7,560円(税込)

 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、家庭用ゲーム産業の年次報告書「2017CESAゲーム白書(2017CESA Games White Paper)」を7月24日に発売した。価格は7,560円(税込)。

 本書はメーカー出荷量や3月に発刊した「2017CESA一般生活者調査報告書~日本ゲームユーザー&非ユーザー調査~」より一部データを抜粋して掲載。各ゲーム市場のビジネス構造や、ゲームソフトができるまで、ゲーム分野の広がりといったゲームビジネスに関する話題についても触れられている。

 収録されているデータの中には、国内、海外におけるゲーム市場の規模などが掲載されている。家庭用ゲームについてはハードウェアが1,267億円、パッケージソフトが1,880億円、合計で3,147億円であることがわかった。なお2015年時点では3,302億円となっている。海外市場については海外調査機関の協力のもと推計したところ、ハードウェアが1兆854億円、ソフトウェアが1兆4,940億円となっていた。

 さらにスマートフォンおよびタブレットのゲームアプリ市場規模を推計した結果、日本国内では1兆1,699億円となっていた。エリア別にはアジアが最大市場で、中国が世界1位、日本が2位となっている。

 また2016年に発売されたタイトルのうち100万本以上の出荷があったタイトルは全4タイトル(バージョン違いは複数で1タイトルとカウント)で、このうち最も多く出荷されたのはニンテンドー3DS用RPG「ポケットモンスター サン・ムーン」。2016年12月31日までに381万本を出荷している。

 同時に、「ゲーム音楽をオーケストラで聴きたい!~子供のころからの夢をコンサートにしたら分かったこと~」というテーマで各関係者より寄稿された記事を掲載。