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CESA、「2019CESA一般生活者調査報告書」発刊

「CESAゲーム白書」の基礎データとなる「一般消費者のゲーム利用・ライフスタイル」の調査結果

3月25日 発売

価格:6,480円(税込)

 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は、一般消費者を対象とした2018年のゲーム利用などに関する調査結果をまとめた報告書「2019CESA一般生活者調査報告書~日本ゲームユーザー&非ユーザー調査~」を発刊し、3月25日より全国の政府刊行物取扱書店などで販売を開始した。A4判・本文232ページで、価格は6,480円(税込)。

 「2019CESA一般生活者調査報告書~日本ゲームユーザー&非ユーザー調査~」には、「CESAゲーム白書」の基礎データとなる「一般消費者のゲーム利用・ライフスタイル」に関する調査結果が掲載されている。調査は、日本全国に在住する3~79才の一般生活者を対象に実施。この調査結果をもとに全人口へ拡大推計した数値がまとめられている(有効回収数は2,948サンプル)。一部内容について紹介する。

「2019CESA一般生活者調査報告書~日本ゲームユーザー&非ユーザー調査~」一部内容を紹介

一般生活者の家庭用ゲーム機所有者は4,928万人

 調査報告書では、自宅に家庭用ゲーム機を所有している、ゲームマーケットの顧客となり得る人たちを「家庭用ゲーム機所有者」、家庭用ゲーム機をプレイすることがある人たちを「家庭用ゲームアクティブユーザー」、家庭用ゲームを継続的にプレイしている人たちを「家庭用ゲーム継続プレイヤー」と定義し分類。結果は、「家庭用ゲーム機所有者」が4,928万人、「家庭用ゲームアクティブユーザー」が3,045万人、「家庭用ゲーム継続プレイヤー」は1,815万人だった。

ハードウェア別継続プレーヤー1位はスマホ

 ゲーム全体(家庭用ゲーム、PC用ゲーム、スマートフォン/タブレット用ゲーム、携帯電話用ゲーム、アーケードゲーム)のいずれかを継続してプレイしているユーザーは4,735万人。この5つのハードウェア別に継続プレーヤーを比較したところ、「スマートフォン/タブレット用ゲーム」継続プレーヤーが最も多い3,382万人と推計された。

自宅にある家庭用ゲーム機の保有率1位は3DS

 自宅にある家庭用ゲーム機の保有率に関しては、1位は「ニンテンドー3DS」で、26.3%(2017年は27.4%)、続く2位は「Wii」で、22.1%(2017年は22.3%)だった。さらに、回答者自身がプレイするゲーム機種のプレイ率1位は「ニンテンドー3DS」で、12.8%(2017年は14.8%)、2位には10.3%(2017年は5.3%)で「Nintendo Switch」が登場している。

クラシック系ゲーム機の認知度と購入率

 クラシック系ゲーム機(過去に発売されていた家庭用ゲーム機を小型化し、数十本のソフトを内蔵して再発売されたもの)に関する一般生活者全体の認知度は35.6%。このうち「実際に購入したことがある」という人は5.0%という結果だった。