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【PlayStation E3 Showcase】「DETROIT BECOME HUMAN」、人間に反旗を翻すマーカスが公開
「ゲームでしか書けない物語を!」、Quantic Dreamの最新作
2017年6月13日 18:22
「DETROIT BECOME HUMAN」は筆者が強く発売を心待ちにしているタイトルである。本作は、「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」や「BEYOND: Two Souls」を手がけたQuantic Dreamの最新作だ。“心の葛藤”をキャラクターの表情や仕草で非常に丁寧に描写する手法と、ストーリーテリングに定評のあるメーカーであり、「DETROIT」も非常に気になる作品だ。
本作は“アンドロイド”が存在する世界だ。人間のように動き、生活し、そして人間に奉仕する、彼らは何なのか、人間にとって都合の良い存在か、それとも独立した新しい“生命体”なのだろうか? SFで繰り返し描かれ、現在はコンピューターの発展やAIへの注目で、注目されるテーマである。
これまで「DETROIT」では、脱走した「カーラ」や犯罪交渉人「コナー」といったアンドロイドを提示してきた。そして今回のマーカスはより直接的に、「人間への反逆」を決意し、他のアンドロイドを扇動する存在だ。
今回のトレーラーもストーリーを説明しながら本作の特徴的なシステムを紹介している。「DETROIT」は様々な選択肢が提示され、多くは悲劇的な結末を迎えてしまう。その中からいくつか、その後に大きな影響を与える選択肢が用意されている。様々なキャラクターが提示され、終わり方、進み方もはっきりしてきたとき、物語がどうなるか、とても興味が惹かれるところだ。
そして気になるところと言えばマーカスと相棒の女性にはアンドロイドのわかりやすい特徴であるこめかみあたりの青いランプが見えないのだ。これは一体どういうことなのだろうか? 早くプレイしてみたい、本当に発売が楽しみなゲームである。