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【PlayStation E3 Showcase】「DETROIT BECOME HUMAN」、人間に反旗を翻すマーカスが公開

「ゲームでしか書けない物語を!」、Quantic Dreamの最新作

6月12日 開催(米現地時間)

会場:Shrine Auditorium

 「DETROIT BECOME HUMAN」は筆者が強く発売を心待ちにしているタイトルである。本作は、「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」や「BEYOND: Two Souls」を手がけたQuantic Dreamの最新作だ。“心の葛藤”をキャラクターの表情や仕草で非常に丁寧に描写する手法と、ストーリーテリングに定評のあるメーカーであり、「DETROIT」も非常に気になる作品だ。

マーカスを助ける女性、彼女はアンドロイド?
人類に反旗を翻すマーカス
提示される選択肢、その未来は大きく変わる

 本作は“アンドロイド”が存在する世界だ。人間のように動き、生活し、そして人間に奉仕する、彼らは何なのか、人間にとって都合の良い存在か、それとも独立した新しい“生命体”なのだろうか? SFで繰り返し描かれ、現在はコンピューターの発展やAIへの注目で、注目されるテーマである。

 これまで「DETROIT」では、脱走した「カーラ」や犯罪交渉人「コナー」といったアンドロイドを提示してきた。そして今回のマーカスはより直接的に、「人間への反逆」を決意し、他のアンドロイドを扇動する存在だ。

 今回のトレーラーもストーリーを説明しながら本作の特徴的なシステムを紹介している。「DETROIT」は様々な選択肢が提示され、多くは悲劇的な結末を迎えてしまう。その中からいくつか、その後に大きな影響を与える選択肢が用意されている。様々なキャラクターが提示され、終わり方、進み方もはっきりしてきたとき、物語がどうなるか、とても興味が惹かれるところだ。

 そして気になるところと言えばマーカスと相棒の女性にはアンドロイドのわかりやすい特徴であるこめかみあたりの青いランプが見えないのだ。これは一体どういうことなのだろうか? 早くプレイしてみたい、本当に発売が楽しみなゲームである。

【Days Gone】
冬の街、商品として売られるアンドロイド。女性は明らかにこの現状に憤っている
選択肢により様々な行動が
マーカスの扇動に顔を上げるアンドロイド達
彼らの過激な行動が決定的な対立を生む。アンドロイド達の未来は?