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「ESO」、初のユーザー参加オフラインイベント「バトルグラウンド・ゼロ」開催

強力プレーヤー大暴れ、息の合った連携にウォーデンの真の力を見る!

5月20日開催

会場:ALIENWARE STORE AKIBA

 DMM Gamesは、Windows/Macintosh向けMMORPG「エルダー・スクロールズ・オンライン 日本語版(「ESO」)」のアップデートパッケージ「モロウウインド(Morrowind)」発売に先がけ、5月20日にユーザー向け体験会「バトルグラウンド・ゼロ」を、ALIENWARE STORE AKIBA開催した。

プロデューサーの松本卓也氏
特別ゲストとして、「モロウウィンド」でダークエルフのセリンを演じた声優の森なな子さんが登場
優勝チームは見事な戦い方と連携を見せてくれた

 当日はプロデューサーの松本卓也氏が登場しただけでなく、「ESO」運営担当者が出場者のサポートを行なった。「ESO」でこういったユーザー参加型のイベントを行なったのは今回が初めてとなる。松本氏をはじめとした運営スタッフは長い間こういったユーザー参加型イベントを行ないたいと思っていたが、これまでは難しかったという。今回は小規模なイベントであるが、できれば今後は他の地域でもイベントを行ないたいと語った。

 「モロウウインド」は、6月6日より発売されるが、今回「アーリーアクセス」が始まることが明らかになった。パッケージを予約したユーザーは発売に先がけ、来週より「モロウウインド」をプレイできるという。詳細は来週に改めて発表されるとのことだ。

 また、集まったユーザーの前に「エルダー・スクロールズ・オンライン:モロウウィンド 日本語版(初回限定コレクターズ版)」が公開された。重厚なパッケージ、数量限定生産フィギュア「ドワーフの巨人」、さらにブックレットなどを松本氏は力を込めて語った。「これじゃただの宣伝になっちゃうな、でもできが良くてうれしくて……」と照れたように言葉を付け加えた。実際ブックレットも豪華だし、特にフィギュアができが良く、本作の世界観にぴったりだと感じた。

 今回の「バトルグラウンド・ゼロ」は、「モロウウインド」で追加される新PvPコンテンツ「バトルグラウンド」のゲーム大会となる。4人で1チームで3つどもえの戦いが楽しめるコンテンツだが、今回は2人のプレーヤーでチームを組む2 vs 2 vs 2の戦いとして行なわれた。細かいルールなどは先日開催されたメディア向け先行体験会の記事を参照して欲しい。

 今回は特別ゲストとして、「モロウウィンド」でダークエルフのセリンを演じた声優の森なな子さんが登場した。セリンは重要な役割を果たすヒロインとなる。「彼女はお兄さん想いの女の人ですが、お兄さんがとんでもないことを始めてしまって……彼女はそれを止めようとします」と語った。森さんはカウントダウンや、賞品の授与などでファンと交流した。

 今回優勝したチームの戦い方は見事だった。普段でも「シロディール」で戦い慣れている人達とのこと。常に2人で行動し、メインの武器は両手剣。チャージして攻撃し敵を転ばせる技に長けており、しかも1人が攻撃した敵を確実にもう1人も攻撃するという息の合った連携を見せた。

 今回は全部のキャラがウォーデンだったのだが、スキルの把握もかなりすごく、敵と戦う場合は範囲回復のサークル内で戦い、敵が近づいてきたら範囲の氷攻撃という攻防一体のスキルを使い、さらに少しでも不利になると加速スキルで脱出と、有効なスキルをきちんと吟味し、使いこなしていた。ちなみに、ウォーデンのスキルと言えばクマ召喚だが、彼らにとっては「そのスキルでは勝てない」とのこと。回復スキルを有効に使って戦っていた。

 決勝はデスマッチだったが、2人はステージ中央に陣取り、追いかけてきた敵を集中的に倒していきポイントを稼ぎ、他チームが中央を警戒し始めると中央ステージから敵を探し、見かけたら追いかけていって奇襲すると、とどまることをしらない戦いを見せた。優勝チームの強さに森さんは思わず「怖い!」とコメント、プレーヤー達の戦いを楽しんで観戦していた。

 今回のイベントはあくまで小規模だが、ユーザーとスタッフがきちんと交流しているのはとても楽しそうだった。以前筆者はこういった小規模のイベントは数千人がプレイしているMMORPGでどれだけ効果があるのかな、と疑問を持ったこともあるが、実際のユーザーと意見を交わして考えを改めたことがある。

 会場に足を運んだり、こういったレポート記事を読むことで、ユーザーが運営側に親しみを持ち、プレーヤーとしてうれしくなり、タイトルと運営を応援したくなると言うのだ。あまり人が来ない地方イベントでも、たとえユーザー自身が参加できなくても「来てくれた」ということはユーザーにとってうれしいという。もちろん、運営側もユーザーが自分たちのタイトルを熱心にプレイしている姿を改めて見ることができるのは、大きな力になっている。オフラインイベントは例え小規模でも、そのときは来場者が少なくても、運営とユーザー両方に力を与えてくれるのである。

 松本氏は、「ESO」にはこれまで少人数で楽しめるコンテンツが少なく、オフラインイベントでどう盛り上げようか考えていたという。「バトルグラウンド」はすぐに盛り上げられる良いコンテンツであり、このゲーム大会を軸に、できれば他の地域でもイベントを行ってみたいと語った。MMORPGはこういった“手触り”が感じられるイベントも必要だと思う。応援したいところだ。

【バトルグラウンド・ゼロ】
「エルダー・スクロールズ・オンライン:モロウウィンド 日本語版(初回限定コレクターズ版)」の紹介も行なわれた
Bethesda SoftworksのエクゼクティブプロデューサーColin Mack氏のビデオレターも
森さんは3画面での試遊も楽しんだ
参加者はプレーヤーばかりでみな善戦していたが、優勝チームの凄さはさらに上をいっていた