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セガ・インタラクティブ、AM2研の入魂の新作RPG「SOUL REVERSE ZERO」を発表!
2016年10月21日 11:00
セガ・インタラクティブは、2016年11月下旬配信予定のスマートフォン用RPG「SOUL REVERSE ZERO」を発表した。推奨環境は、Android 4.4以降、iPhone 6/iOS8以降。必要環境は、Android 4.2以上、iPhone 5S/iOS8以降。基本無料のアイテムアイテム課金制。
「SOUL REVERSE ZERO」は、グラフィックスやシステムを洗練させた次世代のソーシャルネットワーキングサービス時代のRPGだ。開発はなんとAM2研が担当。その出来映えに期待せざるを得ないタイトルだ。
ここでは本作のゲームシステムを紹介しつつ、プレス向けに開催された試遊会にて本作を遊んでみたプレイ感をお伝えしていこう。
基本的なゲームの流れ
同作は、レリクスから召喚される別世界の「英雄」たちとパーティーを編成し、グラニディアに災いをもたらす者たちと戦うRPG。仲間になる英雄は、歴史や神話に登場する名のある人物や神々で、様々な能力を駆使して主人公たちの戦いを助けてくれる。属性や配置効果、英雄たちが身につけるアビリティやソウルアーツの性能を考慮し、最適なパーティーを編成することがまずは大きな目的となる。
また、レリクスの浄化はもちろん、荒廃した世界を修復したり、英雄たちそれぞれのエピソードを体験すれば、主人公や英雄たちはどんどん強くなっていく。そして、共に旅するルーチェとの交流イベントも登場するかも?
まだ見ぬ仲間を求め旅をし、パーティーを強化して、グラニディアに平和を取り戻していく。
最大3人による共闘プレイが可能!
ソーシャルを重要視するRPGにはなくてはらならない要素となったマルチプレイでのプレーヤー同士の共闘は、もちろん本作にも実装されている。手持ちの英雄から2キャラを選び、最大3人のプレーヤー(合計6キャラ)による共闘プレイを楽しめる。
共闘を呼び掛ける際に、プレーヤーは「アタッカー、ディフェンダー、ヒーラー」と、それぞれ担当する役割を決めることができる。自分の役割に見合うキャラクターを編成することが、強力なボス敵に勝利する大きなカギになるだろう。
登場キャラクター
・主人公(デフォルト名:アレン 自由に変更可能)
CV:西山宏太朗
「ロード・オブ・ソウル」と呼ばれる、英霊を統べる力を持つ少年。マールコットを襲撃した者どもを撃退した際に、偶然、その力に目覚めた。レリクスを守る巫女・ルーチェと共に戦う。
・ルーチェ
CV:山下七海
代々マールコットのレリクスを守ってきた巫女。現代に生きる巫女の中でも最も初代巫女の血が濃く、他の巫女では扱えない「失われた力」を発現させることも。
・メルメル
CV:高橋李依
人間たちの町・マールコットに生きる、ただひとりの「チッタチッタ族」。主人公とルーチェに同伴し、旅のナビゲートに、戦いのサポートにと活躍する。
いち早く「SOUL REVERSE ZERO」をプレイしてみた
会場に用意された実機にて、一通りプレーさせていただいた。
最初に行なったのは、仲間の英霊を増やすためのガチャ。ガチャを行なうには「英霊石」という専用のアイテムが必要だが、課金して手に入れることはもちろん、ゲーム中のクエストやキャラクター毎のエピソードをクリアすることでもゲットできる。
仲間にした英霊は、自由にパーティー編成に加えることが可能。英霊は、キャラクター毎にアビリティやアクション、「ソウルアーツ」と呼ばれる強力な必殺技と、戦闘中に繰り出せる様々な技を身につける。攻撃が得意なキャラクター、回復ができるキャラクターと、それぞれが得意とする能力を見極めて編成していく。
また、キャラクターの左下に見えるのは、「ソル(赤)」、「テラ(緑)」、「ルナ(青)」という3つの属性。敵の弱点属性をつけば戦闘が有利になるので、バランスを考えて編成したいところだ。
英霊のエピソードはキャラクエストとして楽しむことができる。グラニディアに召喚された英霊の様々なエピソードと、そこに挟まれるバトルシーン。キャラクターの魅力を引き立てるこれらのイベントはフルボイスで描かれ、クリアすることでキャラクターを強化するアイテムを手に入れることも可能。本作の世界観を楽しみつつ仲間の強化も行なえる、魅力的なシステムだ。
同作のメインは戦闘だけではなく、施設の復興などを行なえる。これらのイベントをこなすことは、能力のアップや新たなシステムの解放にも繋がるのだ。
バトルシーンでは、基本的には編成したキャラクターがオートで戦ってくれる。各キャラクターのアイコンをタッチすることでキャラクターの固有アクションを発動、キャラクターアイコンの上部にある青い石のようなアイコンが溜まるとアイコンを上方向にスライドすれば強力な必殺技「ソウルアーツ」を発動できる。アクションを連続で発動していけば「チェイン」となり、敵に与えるダメージも大きくなっていくが、連発はできないので発動タイミングを見極めたい。
戦闘中の操作はシンプルかつ快適で、次々と現われるモンスターの群れを、英雄が派手なアクションで打倒していく様子は、見ているだけでも爽快だ。
マルチプレイはシングルプレイとは違い、1プレーヤーにつき2人の英霊しか選べない。共闘メンバーを募る際には、アタッカー、ディフェンダー、ヒーラーと、プレーヤーの役割を選ぶことができるので、手持ちの英霊の能力を考慮して最適なパーティーを編成したい。
共闘戦のボスキャラクターは非常にタフ。ただ攻撃するだけでは到底倒すことはできない。ボス戦では、画面右側に「ミッション」が表示されることがある。「ミッション」に成功すればボスにスキができ、アクションやソウルアーツを温存していれば、一気に大ダメージを与えるチャンスとなる。
このように、「SOUL REVERSE ZERO」はただキャラを集めるだけのゲームとは明らかに一線を画しており、バトルをはじめとした様々な要素やイベントを盛り込んだ意欲作。1時間ほどの試遊だったが、本作の世界観や遊びやすさに没入することができた。
事前登録キャンペーンも実施予定!
試遊会の終盤、「本作のリリースを皮切りに『SOUL REVERSE』はシリーズとしての幅広い展開を構想している」と語った平井プロデューサー。練りこまれた世界設定に加え、多くのキャラクターが登場する作品であるだけに、リリース後も大きな展開が期待できる。
本作は配信開始前に事前登録を行なうことで、「SR英霊『エウロペ』」を手に入れることができる。また、事前登録者が増えれば増えるほど、配信開始時の特典も追加されるキャンペーンが予定されている。
壮大な世界を存分に味わうためにも、まずは「SOUL REVERSE ZERO」をスタートする準備をしっかり整えて配信開始を待つといいだろう。
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