セッションの最後に「G-SYNC」の実現を後押したゲーム業界のキーマン達が登場した。EPIC Gamesのトップであるティム・スウィーニー氏、DICEの技術責任者ヨハン・アンデルソン氏、FPSの生みの親として知られるid Softwareのジョン・カーマック氏である。特に出不精と言われるスウィーニー氏と、カーマック氏というFPS界の重鎮両氏が一同に介するのは超レアケース。スウィーニー氏、アンデルソン氏は今世代のゲーム機までにクリエイター・ゲーマー双方を苦しめてきた“30fpsしばり”からの解放の喜びを力説。カーマック氏は現在取り組み中のVRデバイスについて、「G-SYNC」ライクな技術の応用が成されれば臨場感の確保と向上に絶大な効能があることを示唆し、その技術的重要性を強調した。